2016年5月20日号 3140号

280円(税込)

定価 280円(税込)

▼特集▼
井上達夫・渡辺靖対談<トランプ米大統領に!?>
リンカーン時代からアメリカ建国時まで遡って考えなければ見えてこないこと

★アメリカで現在、トランプ旋風が吹き荒れている――。米大統領選共和党の候補者指名獲得を確実にしているドナルド・トランプ氏、その人気の源はどこにあるのか。果たして「トランプ大統領」誕生の可能性はあるのか。「ボストン・グローブ」紙では四月十日、トランプ大統領実現後を想定した架空の1面を掲載し、「強制送還開始(DEPORTATIONSTOBEGIN)」の見出しをつけて報じた(2面参照)。そうなった時、日本にはどのような影響が及ぶのか。東京大学教授・井上達夫氏と、慶應義塾大学SFC教授・渡辺靖氏に対談をしてもらった。

<主なコンテンツ>
1:「自由」という意味
2:反知性主義
3:貧困層の怒り
4:社会保障と税制の一体改革
5:日米安保の将来図
6:オバマの広島訪問

★いのうえ・たつお氏は東京大学教授・法哲学専攻。著書に「法という企て」など。一九五四年生。
  

★わたなべ・やすし氏は慶應義塾大学SFC教授・文化人類学専攻。著書に「沈まぬアメリカ」など。一九六七年生。
      

▼今週の読物▼
■1面
◆連載=写真家の記憶の抽斗<97>/北井一夫(きたい・かずお氏=写真家)
<冬の道>2013年 シリーズ「道」

■3面
◆連載=日常の向こう側 ぼくの内側<241回>/横尾忠則(よこお・ただのり氏=美術家)
◎張りぼての月、パンツ一丁のピカソ、蜷川さん訃報 甘くないショートケーキ

◆連載=漢字点心<第181回>/円満字 二郎(えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)
◎「哭」

◆連載=現代短歌むしめがね<第38回>コンピュータ編/山田 航(やまだ・わたる氏=歌人)
◎仮想旅人われはおもはずキリマンジャロの山頂に豹の死体を探す/小池光『山鳩集』(2010)

◆連載=あの人に会いたい「ファッションスタイリスト・石田純子(上)」/江原礼子(えはら・れいこ氏=フリー編集者・ライター)
★“大人のおしゃれ本”が活況を呈している。40代、50代、60代以上の、おしゃれをすること、装うことに関心のある女性たちが増えていて、さらに雑誌よりも書籍に人気が集まっている。  中でも今回お会いした石田純子さんは、独特のセオリーをベースに、「大人のおしゃれ指南本」をこれまでに15冊出版。明確でわかりやすい内容で大ヒットを続けている。  そんな石田さんに、40年に及ぶ仕事人生の醍醐味、そしてこれからのことを話していただきに、ワクワクしながら代々木公園近くの事務所にお邪魔した。

◆連載=読写!一枚の写真から/岩尾光代(いわお・みつよ氏=ジャーナリスト)
◎大正7年当世学生事情

■5面
◆新刊=
◎編著:多比羅 眞理子『ギャスケル中・短編小事典』(開文社出版)
ギャスケル中・短編小事典

■7面
◆連載=ともかくスケッチ/長友啓典(ながとも・けいすけ氏=アートディレクター)
◎日比野克彦くんのこと

◆連載=元気に、出版。出版、元気に。=「日本僑報社」(下)森彰英(もり・あきひで氏=フリーライター)

◆受賞=
◎第59回群像新人文学賞
◎第59回群像新人評論賞 贈呈式開催
◎第71回小学館文庫小説賞 贈呈式開催

◆出版メモ=
◎著:木村 直司『イザールアテンの心象風景』(南窓社)


◎著:上智大学外国語学部ポルトガル語学科『ポルトガル語圏世界への50のとびら』(上智大学出版)


■8面
「宇宙戦艦ヤマト」とその生みの親、西崎義展について語り合う会レポート

★三月二六日、東京・神楽坂の日本出版クラブ会館で、「『宇宙戦艦ヤマト』とその生みの親、西崎義展について語り合う会」が開かれた。登壇者は『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』(講談社)を昨年上梓して話題を呼んだ、牧村康正氏と山田哲久氏のおふたりに加えて、脚本家の會川昇氏。二時間にわたって行なわれた討論の模様をレポートする。

<主なコンテンツ>
1:成功からどん底を経て復活へ
2:一生アニメファン
3:命を懸けてものを作る
4:もしも『ヤマト』がなければ

★まきむら・やすまさ氏は立教大学卒業後、竹書房入社。漫画誌、実話誌、書籍編集、映画制作などを担当する。同社代表取締役社長を経て、現在フリー・ジャーナリスト。
★やまだ・てつひさ氏は日本大学卒業後、一九七二年、東映生田スタジオに助監督として入社。七七年にオフィス・アカデミーに移る。九五年に独立し、アストロビジョン設立。
★あいかわ・しょう氏は脚本家。主な作品に「鋼の錬金術師」「轟轟戦隊ボウケンジャー」「仮面ライダーウィザード」「牙―紅蓮の月」など。

▼今週の書評▼
■4面
◆近藤真紀子監修/大島青松園編『大島青松園で生きたハンセン病回復者の人生の誇り』(風間書房)
評:宇内一文(うない・かずふみ氏=常葉大学講師・教育学・社会臨床論専攻)


◆李里花著『「国がない」ディアスポラの歴史』(かんよう出版)
評:外村大(とのむら・まさる氏=東京大学教授・歴史学専攻)


◆神山伸弘著『ヘーゲル国家学』(法政大学出版局)
評:面一也(おもて・かずや氏=早稲田大学非常勤講師・政治思想専攻)


◆工藤律子著『ルポ 雇用なしで生きる』(岩波書店)
評:伊高浩昭(いだか・ひろあき氏=ジャーナリスト)


■5面
◆リービ英雄著『模範郷』(集英社)
評:勝又浩(かつまた・ひろし氏=文芸評論家)


◆藤沢周著『武蔵無常』(河出書房新社)
評:森川雅美(もりかわ・まさみ氏=詩人)


◆ディーノ・ブッツァーティ著『絵物語』(東宣出版)
評:野村喜和夫(のむら・きわお氏=詩人)


◆藤谷聖和著『フィッツジェラルドと短編小説』(彩流社)
評:上西哲雄(うえにし・てつお氏=東京工業大学教授・アメリカ文学専攻)


■6面
◆森村泰昌著『自画像の告白』(筑摩書房)
評:中川素子(なかがわ・もとこ氏=文教大学名誉教授)


◆山本英史著『北京餐庁情報』(研文出版)
評:泉京鹿(いずみ・きょうか氏=翻訳家)
北京餐庁情報―北京を食べて三十四年

◆竹宮惠子著『少年の名はジルベール』(小学館)
評:ヤマダトモコ(やまだ・ともこ氏=マンガ評論家)


◆増田幸弘著『岐阜を歩く』(彩流社)
評:アライ=ヒロユキ(あらい・ひろゆき氏=美術・文化社会批評)


◆小野一光著『震災風俗嬢』(太田出版)
評:昼間たかし(ひるま・たかし氏=ルポライター)

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