2016年8月5日号 3151号

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▼特集▼
対談=吉増剛造・林浩平<吉増剛造/"秘密の手紙">
『怪物君』をはじめとする最新著作をめぐる対話
★現在、東京・竹橋の東京国立近代美術館で吉増剛造氏の展覧会〈声ノマ 全身詩人、吉増剛造展〉が開催されている(8月7日まで)。この展覧会と前後して、吉増氏の著作が、自伝を皮切りに、東日本大震災を契機に書き始められた長篇詩『怪物君』など、多くの著作が刊行されている。またこの先も、思潮社からは全詩集の刊行、アメリカでも吉増氏の英訳詩集の刊行が予定されているなど、今年はまさに吉増剛造イヤーと表現してもいいほどの一年となっている。そこで今回、『我が詩的自伝』で聞き手でもある詩人の林浩平氏にお願いし、続々と出版される著作のそれぞれが示しているものについて吉増氏と対話していただいた。



<主なコンテンツ>
1:仮の裸生の状態が誕生 「秘密の絵葉書」/永遠の草稿状態の詩
2:「怪物君」が燃やされて入口が出来た
3:初めから書き手に居座っている「手紙性」
4:わくわくする「冊子の並び方」と「書物の姿」
5:「制度外制度」をその都度つくる

★よします・ごうぞう氏は詩人。慶應大卒。詩集に「出発」「黄金詩篇」「熱風 a thousand steps」「オシリス、石ノ神」「「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」」「表紙 omote−gami」「裸のメモ」、著書に「ブラジル日記」「盲いた黄金の庭」「木浦通信」(共著)など。一九三九年生。
     

★はやし・こうへい氏は詩人、恵泉女学園大学特任教授。早大大学院修了。詩集に「天使」「光の揺れる庭で」「心のどこにもうたが消えたときの哀歌」「裸形の言ノ葉 吉増剛造を読む」「折口信夫 霊性の思索者」「ブリティッシュ・ロック」など。一九五四年生。
   


《今週の読物》
■1面=誰も見ていないから<第8回>/伊原信次(いはら・しんじ氏=画家)
◎<愛は君>
「猫男子」

■3面
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側<252>/横尾忠則(よこお・ただのり氏=美術家)
◎エーッと、あのその、何だっけ(笑)。エンジョイ労活!

◇連載=現代短歌むしめがね<48>コンピュータ編/山田航(やまだ・わたる氏=歌人)
◎仕様管理者が仕様統括者が仕様承認者が日ごとに替わる サイレンが鳴る/堀合昇平『提案前夜』(2013)

◇連載=漢字点心<192>/円満字二郎(えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)
◎「知」

▽編者から読者へ
◎著:高槻成紀『動物のくらし』(玉川大学出版部)


◇フォト&アート
◎著:有元 利夫『僕には歌があるはずだ 有元利夫 The Works of Toshio Arimoto I'm Sure to Have Songs』(青幻舎)


◇連載=文芸同人誌評/白川正芳(しらかわ・まさよし氏=文芸評論家)
◎詩と文章がうまく溶け合う(犬童架津代「日光行き」)
◎特集「夏目漱石没後百年」(「星灯」3号、小森陽一、北村隆志ほか)

■4面
▽連載=論潮<8月>/大野光明(おおの・みつあき氏=日本学術振興会特別研究員PD・歴史社会学・社会運動論専攻)
◎メディアにみる日本の現在 報道の「ポルノ化」とバッシング社会

◎スポットライト=
著:頴原 澄子『原爆ドーム: 物産陳列館から広島平和記念碑へ』(吉川弘文館)


■5面
▽連載=文芸<8月>/友田健太郎(ともだ・けんたろう氏=文芸評論)
◎ドキュメンタリストの目 時代の証言者の資質がある高橋弘希

■7面
『薔薇刑』制作秘話・[21世紀版]刊行記念
細江英公×浅葉克己×松本徹トークイベント載録/細江英公インタビュー


<『薔薇刑』イベントレポート>
◎冒険、新しい覚悟
◎漆のような黒を極める 「グラセット」印刷の開発

★ほそえ・えいこう氏=写真家、清里フォトアートミュージアム館長、東京工芸大学名誉教授、日本写真家協会名誉会員。一九六九年『鎌鼬』で芸術選奨文部大臣賞受賞。他受賞受章多数。一九三三年生。
★あさば・かつみ氏=アートディレクター。一九七五年浅葉克己デザイン室設立。広告界の歴史に残る数々の名作CMやポスターを制作。『薔薇刑』の造本構成でADCアワード2016原弘賞受賞。受章多数。一九四〇年生。
★まつもと・とおる氏=山中湖文学の森「三島由紀夫文学館」館長、文芸評論家。最新刊『三島由紀夫の生と死』他、著作多数。一九三三年生。

<細江英公インタビュー>
◎写真家の誠実
◎撮影は、瞬間的な、写真家と被写体の対峙

■8面
▽追悼・永六輔氏/矢崎泰久(やざき・やすひさ氏=『話の特集』元編集長)

◎受賞=第155回 芥川賞・直木賞 受賞作発表
 

◇田原総一朗の取材ノート/田原総一朗(たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)
◎女性として最初の都知事

《今週の書評》
■4面〈学術・思想〉
▽ファビエンヌ・ブルジェール著「ケアの社会」(風間書房)
評:岡野八代(おかの・やよ氏=同志社大学教授・政治思想史・政治理論専攻)


▽植田今日子著「存続の岐路に立つむら」(昭和堂)
評:好井裕明(よしい・ひろあき氏=日本大学教授・社会学・エスノメソドロジー専攻)


■5面〈文学・芸術〉
▽巽孝之著「盗まれた廃墟」(彩流社)
評:下河辺美知子(しもこうべ・みちこ氏=成蹊大学教授、アメリカ文学・文化、精神分析批評専攻)


▽カルロス・フエンテス著「テラ・ノストラ」(水声社)
評:柳原孝敦)(やなぎはら・たかあつ氏=東京大学大学院准教授・スペイン文学・文化論専攻)
テラ・ノストラ (フィクションの楽しみ)

■6面〈読物・文化〉
▽女政のえん編「首長たちの挑戦」(世織書房)
評:小玉美意子(こだま・みいこ氏=武蔵大学名誉教授・テレビジャーナリズム専攻)


▽平田栄一朗著「在と不在のパラドックス」(三元社)
評:高橋宏幸(たかはし・ひろゆき氏=演劇評論家)


▽イェンス・ハルダー著「アルファ」(国書刊行会)
評:緑慎也(みどり・しんや氏=サイエンスライター)


▽本橋成一写真集「在り処」(IZU PHOTO MUSEUM)
評:熊谷博子(くまがい・ひろこ氏=映像ジャーナリスト)


▽篠原有司男著「げんこつで世界を変えろ!」(サンポスト)
評:成相肇(なりあい・はじめ氏=東京ステーションギャラリー学芸員)


◆次号<8月12日号>予告
瀬々敬久・青山真治・土田環=鼎談
<小川プロダクション全作品初DVD化の奇跡>
(8頁・定価280円)

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