2016年9月2日号 3155号

280円(税込)

定価 280円(税込)

▼特集▼
宇野邦一・堀千晶対談<二十歳のドゥルーズに出会い直す>
『ドゥルーズ 書簡とその他のテクスト』(河出書房新社)刊行を機に

★『差異と反復』『意味の論理学』『千のプラトー』『アンチ・オイディプス』等の著作で知られる、二〇世紀のフランスを代表する哲学者ジル・ドゥルーズが亡くなってから、昨年で二〇年が経った。そのドゥルーズが、ガタリ、フーコー、クロソウスキーらに宛てた書簡や、ヒューム講義、『アンチ・オイディプス』に関する対話、未刊行テクスト、生前は刊行を禁じられた初期論考、これらをまとめて収録した論集『ドゥルーズ 書簡とその他のテクスト』(河出書房新社)が上梓された。刊行を機に、訳者である宇野邦一、堀千晶の両氏に対談をしてもらった。


<主なコンテンツ>
1:「お蔵入り」だったテクスト
2:手紙が持つ生々しさ
3:サルトルの影響
4:出発点としてのヒューム
5:「野性的な」思考法
6:ドゥルーズ=ガタリの政治学

★うの・くにいち氏は立教大学名誉教授・フランス哲学専攻。著書に「ドゥルーズ 群れと結晶」など。訳書に、ドゥルーズ「フランシス・ベーコン 感覚の論理学」など。一九四八年生。
     
★ほり・ちあき氏は早稲田大学助教・フランス哲学専攻。著書に「ドゥルーズ キーワード」(共著)など。訳書に、ラプジャード「ドゥルーズ 常軌を逸脱する運動」など。一九八一年生。


《今週の読物》
■1面=誰も見ていないから<第12回>/伊原信次(いはら・しんじ氏=画家)
◎<Tokyo>

■3面
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側<256>/横尾忠則(よこお・ただのり氏=美術家)
◎我が心臓に感謝!家族は常にサスペンス

◇連載=現代短歌むしめがね<52>犯罪編/山田航(やまだ・わたる氏=歌人)
◎殺すぞ!  と云へばどうぞとほゝゑみぬ  其時フツと殺す気になりぬ / 夢野久作『猟奇歌』 

◇連載=漢字点心<196>/円満字二郎(えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)
◎「茶」

◇連載=ニューエイジ登場
何故、今、浅草オペラなのか?/小針侑起
著:小針侑起『あゝ浅草オペラ: 写真でたどる魅惑の「インチキ」歌劇』(えにし書房)

★こばり・ゆうき氏は浅草オペラ研究家。幼少期よりSPレコードを中心とした流行歌史の研究、女優に重点を置いた映画史の研究、浅草オペラの研究を進める傍ら、東京タレントクラブ会長であった故・大内良明に師事。執筆活動、トークショー出演の他、NHKや宝塚歌劇などの時代考証なども行う。一九八七年生。

◇連載=文芸同人誌評/白川正芳(しらかわ・まさよし氏=文芸評論家)
◎自作の中気に入った友の詩を紹介(犬童架津代「日光行き その二」)
◎記憶が一つの記録になる(逢坂みずき「わたしの原風景」)

◇PictureBook&GuideBook
◎著:藤倉 克則『深海の生物』(ポプラ社)


■4面
◇連載=論調<9月>/大野光明(おおの・みつあき氏=日本学術振興会特別研究員PD・歴史社会学・社会運動論専攻)
◎代表されない者たちへの想像力 参議院選挙、リオ五輪、イギリス国民投票

■5面
◇連載=文芸<9月>/友田健太郎(ともだ・けんたろう氏=文芸評論家)
◎絶筆にふさわしい出来だった津島佑子の『狩りの時代』

■6面
◇新刊=著:亀山 早苗『人はなぜ不倫をするのか』(SBクリエイティブ)


■7面
◇出版メモ
カラー版 世界の本屋さん図鑑―45カ国・50書店の横顔見て歩き  

◇連載=田原総一郎の取材ノート/田原総一郎(たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)
◎女性天皇、そして女系天皇論

■8面
◇芥川賞について話をしよう第10弾(小谷野敦・小澤英実)
★「芥川賞について話をしよう」第10弾をお送りする。前回に引き続いて、作家の小谷野敦氏と、東京学芸大学准教授の小澤英実氏に対談をしてもらった。第154回芥川賞受賞作は、村田沙耶香「コンビニ人間」。他の候補作は、今村夏子「あひる」、高橋弘希「短冊流し」、チェ・シル「ジニのパズル」、山崎ナオコーラ「美しい距離」だった。

<主なコンテンツ>
1:候補作のレベルが高い
2:二作同時受賞も?
3:「コンビニ人間」は偏差値72
4:悔やまれる今村夏子

《今週の書評》
■4面〈学術・思想〉
▽二クラス・ルーマン著「社会の宗教」(法政大学出版局)
評:小山裕(こやま・ゆたか氏=東洋大学准教授・社会システム論専攻)


▽ニコラス・ランド+マリア・トローク著「フロイトの矛盾」(書肆心水)
評:古橋忠晃(ふるはし・ただあき氏=名古屋大学大学院医学系研究科精神健康医学・学生相談総合センター准教授)


■5面〈文学・芸術〉
▽崔実著「ジニのパズル」(講談社)
評:文月悠光(ふづき・ゆみ氏=詩人)


▽せなけいこ著「ねないこはわたし」(文藝春秋)
評:川辺陽子(かわべ・あきこ氏=銀座 教文館ナルニア国店長)


■6面〈読物・文化〉
▽石内都著「写真関係」(筑摩書房)

▽「フリーダ 愛と痛み」(岩波書店)

評:楠本亜紀(くすもと・あき氏=写真評論家)

▽小正路淑泰編著「堺利彦」(論創社)
評:竹内栄美子(たけうち・えみこ氏=明治大学教授・日本近代文学専攻)


▽山村博美著「化粧の日本史」(吉川弘文館)
評:山本芳美(やまもと・よしみ氏=都留文科大学教授・イレズミ研究)


▽モリー・グプティル・マニング著「戦地の図書館」(東京創元社)
評:高瀬毅(たかせ・つよし氏=ノンフィクション作家)


◆次号<9月9日号>予告
 石井光太・歌代幸子=対談『「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち』刊行を機に。
(8頁・定価280円)





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