2016年10月14日号 3160号

280円(税込)

定価 280円(税込)

購入数
▼特集▼
セバスチャン・ルシュヴァリエ講演載録≪日本資本主義の大転換≫
単独インタビュー<アベノミクスの失敗と日本の変化>


★フランス社会科学高等研究院教授セバスチャン・ルシュヴァリエ氏が、九月二十日、東京文京区の東京大学本郷キャンパスで講演会「日本資本主義の大転換」を開いた(社会科学高等研究院日仏財団主催/岩波書店・東京大学協力/日本経済新聞社後援)。モデレーターは実哲也氏(日本経済新聞社)が務め、コメンテータとしては樋口美雄(慶應義塾大学教授)と吉川洋(立正大学教授)の二氏が参加した。ルシュヴァリエ氏の講演を載録させてもらった。また同氏に「アベノミクスの失敗と日本の変化」についてお話をうかがった。

<主なコンテンツ>
1:日本に関する神話
2:「古典的」日本資本主義
3:新自由主義の萌芽
4:不平等について

★セバスチャン・ルシュヴァリエ氏=フランス・パリにある社会科学高等研究院教授・経済学専攻。日仏財団理事長。東京大学、一橋大学、京都大学などで客員研究員を歴任。翻訳書に「日本資本主義の大転換」。主要論文として“Wage and Productivity Differentials in Japan:The Role of Labor Market Mechanisms”など。一九七三年生。


《今週の読物》
■3面
▽映画時評<10月>/伊藤洋司(いとう・ようじ氏=中央大学教授・フランス文学専攻)
権力と美術についての見事な考察 そして大胆な視線の虚構の交錯
アレクサンドル・ソクーロフ「フランコフォニア」

◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側<261>/横尾忠則(よこお・ただのり氏=美術家)
◎24時間全てを顕在化するのが、長寿時間

◇連載=現代短歌むしめがね<57>犯罪編/山田航(やまだ・わたる氏=歌人)
◎LSD効いてきたらしいじわじわと床から壁にのびてゆく影 / 加藤治郎『サニー・サイド・アップ』(1987)

◇連載=漢字点心<201>/円満字二郎(えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)
◎「札」

◇連載=本の国へようこそ(第76回)テーマ:詳密絵本
★絵本は少ないページ数の中にゆたかなゆたかな奥行きを抱えています。今回は中でも、頁の隅々までぎっしり詳細に描きこまれ、なおかつ美しい絵本をお届けします。想像を幾通りにも膨らませ、まばたきするのを忘れるほど頁の隅までご堪能いただけると思います。
   

■7面
▽越川芳明・豊由美対談抄録「ようこそ、映画館へ」ロバート・クーヴァー著


黒沢清監督「ダゲレオタイプの女」記者会見レポート
★2015年、カンヌ国際映画祭「ある視点部門」において、『岸辺の旅』で監督賞を受賞した、黒沢清監督の最新作『ダゲレオタイプの女』が、10月15日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカ
リテほか全国ロードショー公開される。

■8面
▽田中弥生さんを悼む/友田健太郎(ともだ・けんたろう氏=文芸評論家)

◇連載=ともかくスケッチ/長友啓典(ながとも・けいすけ氏=アート・ディレクター)

◇集中連載5=吉見俊哉・室井尚『文系学部解体』VS『「文系学部廃止」の衝撃』

◇出版メモ=「女性の日記から学ぶ会 二十年の歩み 平成8年〜28年」/女性の日記から学ぶ会


《今週の書評》
■4面〈学術・思想〉
▽辺見庸著「永遠の不服従のために」(鉄筆)
評:大野光明(おおの・みつあき氏=日本学術振興会特別研究員PD・歴史社会学・社会運動論専攻)


▽ミシェル・ヴィノック著「ミッテラン」(吉田書店)
評:川嶋周一(かわしま・しゅういち氏=明治大学准教授授・ヨーロッパ国際関係史専攻)


▽ミリネ編/皇甫康子責任編集「家族写真をめぐる私たちの歴史」(御茶の水書房)
評:田仲康博(たなか・やすひろ氏=国際基督教大学教授・社会学専攻)


▽天野郁夫著「新制大学の誕生」上・下(名古屋大学出版会)
評:井上美香子(いのうえ・みかこ氏=九州大学百年史編集室助教・日本教育史専攻)
 

■5面〈文学・芸術〉
▽日本社会文学会編「社会文学の三〇年」(菁柿堂)
評:尾西康充(おにし・やすみつ氏=三重大学教授・日本近代文学研究)


▽斎藤義重著「無十」(水声社)
評:土屋誠一(つちや・せいいち氏=美術批評家・沖縄県立芸術大学准教授)
無十

▽ロバート・クーヴァー著「ようこそ、映画館へ」(作品社)
評:波戸岡景太(はとおか・けいた氏=明治大学准教授・米文学専攻)


■6面〈読物・文化〉
▽嶋田珠巳著「英語という選択」(岩波書店)
評:栩木伸明(とちぎ・のぶあき氏=アイルランド文学者・早稲田大学教授)


▽木村元彦著「徳は孤ならず」(集英社)
評:有元健(ありもと・たけし氏=国際基督教大学准教授・メディア・コミュニケーション、文化メジャー専攻)


▽野本寛一著「季節の民俗誌」(玉川大学出版部)
評:土田拓(つちだ・たく氏=信州大学助教)


▽宮北惠子・平林美都子著「イギリス・ヘリテッジ 文化を歩く」(彩流社)
評:石原孝哉(いしはら・こうさい氏=駒澤大学名誉教授・英米文学専攻)


▽岡本健・遠藤英樹編「メディア・コンテンツ論」(ナカニシヤ出版)
評:松井広(まつい・ひろし氏=愛知淑徳大学講師・文化社会学・メディア論)



◆次号<10月21日号>予告
松本哉×栗原康トークイベント載録
『世界マヌケ反乱の手引書』(筑摩書房)刊行を機に
(8頁・定価280円)

PICK UP ITEMピックアップ商品

もっと見る

最近チェックした商品

最近チェックした商品はまだありません。