2017年3月24日号 3182号

280円(税込)

定価 280円(税込)

《特集》
<鈴木清順追悼>蓮實重彥氏に聞く(聞き手=伊藤洋司)

『けんかえれじい』『東京流れ者』『ツィゴイネルワイゼン』といった作品で知られる、鈴木清順監督が、二月十三日に亡くなった。六〇年代から七○年代にかけては、ほぼ十年間、映画を撮ることから遠ざかるを得なかったものの、一九七七年の『悲愁物語』でカムバックを果たし、作品ごとに野心的な映画作りに取り組んだ。「清順映画」の魅力とはどこにあったのか。生前には親交も深かった映画評論家の蓮實重彥氏にお話しをうかがった。聞き手は本紙映画時評を担当する中央大学教授・伊藤洋司氏にお願いした。

《今週の読物》
■3面
▽監修者から読者へ=原丈人日本語版監修「夢を追いかける起業家たち」
◎若者たちよ、創業者のような不屈の精神でやりたいことにチャレンジしよう

◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 283回(横尾忠則)
◎何かによって無意識が洗脳されて、時には個を超える。

◇連載=現代短歌むしめがね 78回(山田航)
◎編み棒に謎をほぐしてほほえめば好物は砒素よりもシェリイ酒/藤原龍一郎「アガサ・クリスティー×短歌」(2017)

◇連載=漢字点心 222回(円満字二郎)
◎「壇」

◇連載=夜郎戯暦<3月>(安倍夜郎)
◎3月18日

◇連載=あの人に会いたい「きもの田中屋店主・田中博史」(下)(江原礼子)

■7面
▽絓秀実・鵜飼哲「共和制という問いの不在」

■8面
▽受賞=第15回『このミステリーがすごい!』大賞
▽受賞=第10回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody大賞


《今週の書評》
■4面〈学術・思想〉
▽柿原泰・加藤茂生・川田勝編「村上陽一郎の科学論」(新曜社) 
評:廣野喜幸(ひろの・よしゆき氏=東京大学大学院教授・科学史・科学哲学)

▽仲正昌樹著「ハンナ・アーレント「革命について」入門講義」(作品社)
評:齋藤元紀(さいとう・もとき氏=高千穂大学教授・哲学)

▽松本俊太著「アメリカ大統領は分極化した議会で何ができるか」(ミネルヴァ書房)
評:西川 賢(にしかわ・まさる氏=津田塾大学教授・政治学)

▽イサーク・イリイチ・ルービン著「マルクス貨幣論概説」(法政大学出版局)
評:沖 公祐(おき・こうすけ氏=香川大学教授・経済理論)
 
■5面〈文学・芸術〉
▽多胡吉郎著「生命の詩人・尹東柱」(影書房)
評:細見和之(ほそみ・かずゆき氏=京都大学教授・ドイツ思想・比較文学)

▽海老澤豊著「葦笛の詩神」(国文社)
評:太田雅孝(おおた・まさたか氏=大東文化大学教授・英米詩)

▽高良留美子著「女性・戦争・アジア」(土曜美術出版販売)
評:佐川亜紀(さがわ・あき氏=詩人)

▽蘆庵文庫研究会編「小沢蘆庵自筆 六帖詠藻」(和泉書院)
評:一戸 渉(いちのへ・わたる氏=慶應義塾大学斯道文庫准教授・日本近世文学・日本近世学芸史)
 
■6面〈読物・文化〉
▽国谷裕子著「キャスターという仕事」(岩波書店)
評:永田浩三(ながた・こうぞう氏=ジャーナリスト・武蔵大学教授)

▽デイヴィッド・ホックニー/マーティン・ゲイフォード著「絵画の歴史」(青幻舎)
評:中ザワヒデキ(なかざわ・ひでき氏=美術家)

▽樋口尚文著「実相寺昭雄才気の伽藍」(アルファベータブックス)
評:高鳥 都(たかとり・みやこ氏=ライター)

▽町口哲生著「教養としての10年代アニメ」(ポプラ社) 
評:渡邉大輔(わたなべ・だいすけ氏=批評家)


◆次号<3月31日号>予告
村上春樹『騎士団長殺し』を読む
鴻巣友季子×中島京子
(8頁・定価280円)

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