2017年3月31日号 3183号

280円(税込)

定価 280円(税込)

《特集》
対談=鴻巣友季子×中島京子 恩寵のひとつのかたちとして
村上春樹『騎士団長殺し』(新潮社)を読む


二月二十四日零時、村上春樹氏の新作『騎士団長殺し』第一部・第二部刊行。二巻総発行部数一三〇万部。「随所でスペックが上がったハルキ・ムラカミという車の最新モデルを手にしているような気になる。(小野正嗣・朝日)」「全体の主題は「再生」。村上が村上でなくなろうとしている。(加藤典洋・日経)」ほか書評も各紙に勢ぞろいした。本紙では、翻訳家・文芸批評家の鴻巣友季子氏と作家の中島京子氏に、熱く鋭く切り込んでいただいた。多様に多角的に、村上作品世界をお楽しみください。


《今週の読物》
■2面
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 284回(横尾忠則)
◎タマの絵をアトリエの外で酒井さんの美術批評を夢で

◇連載=現代短歌むしめがね 79回(山田航)
◎父を撃ち母を撃ち子を妻を撃ちなほ撃ちつづく泣き喚びつつ/大塚寅彦「空とぶ女友達」(1989)

◇連載=漢字点心 223回(円満字二郎)
◎「駘」

■3〜5面
<優良辞典・事典案内>
エッセイ「漢和・古語辞典を使いこなして日本語の真髄を学ぶ」
安田尚道・円満字二郎

■8面
▽受賞=第47回高見順賞

◇コラム=田原総一朗の取材ノート(田原総一朗)
◎籠池氏証人喚問


《今週の書評》
■2面〈読物・文化〉
▽上間陽子著「裸足で逃げる」(太田出版)
評:廣末 登(ひろすえ・のぼる氏=犯罪学作家、久留米大学非常勤講師)

▽牧野冬生著「建築人類学」(春風社)
評:内田青蔵(うちだ・せいぞう氏=建築史家・神奈川大学教授)

▽山本哲士著「吉本隆明と『共同幻想論』」(晶文社)
評:木畑壽信(きばた・としのぶ氏=理論社会学)

▽ジェニファー・レイザー著「バーニングマン」(玄光社) 
評:影山裕樹(かげやま・ゆうき氏=編集者)
 
■6面〈学術・思想〉
▽マッシモ・カッチャーリ著「抑止する力」(月曜社) 
評:中村勝己)(なかむら・かつみ氏=中央大学兼任講師・イタリア政治思想史)

▽塩原良和・稲津秀樹編著「社会的分断を越境する」(青弓社) 
評:好井裕明(よしい・ひろあき氏=日本大学教授・社会学・エスノメソドロジー)

▽守屋治代著「「看護人間学」を拓く」(看護の科学社)
評:村上靖彦(むらかみ・やすひこ氏=大阪大学教授・哲学)
 
■7面〈文学・芸術〉
▽タナハシ・コーツ著「世界と僕のあいだに」(慶應義塾大学出版会)
評:長岡真吾(ながおか・しんご氏=島根大学教授(4月より福岡女子大学教授)・アメリカ文学)

▽西村賢太著「芝公園六角堂跡」(文藝春秋)
評:勝又 浩(かつまた・ひろし氏=文芸評論家)

▽吉村宏一ほか編訳「D・H・ロレンス書簡集次廖幣焦霄辧
評:立石弘道(たていし・ひろみち氏=日本大学大学院講師・現代英国文学/比較文化・文学)

▽カルミネ・アバーテ著「ふたつの海のあいだで」(新潮社)
評:栗原俊秀(くりはら・としひで氏=翻訳家)



◆次号<4月7日号>予告
対談=伊藤比呂美・栩木伸明
『切腹考』刊行を機に
(8頁・定価280円)

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