2017年4月21日号 3186号

280円(税込)

定価 280円(税込)

《特集》
対談=鹿島茂×森まゆみ<神田神保町を世界遺産に>
鹿島茂著『神田神保町書肆街考』(筑摩書房)刊行を機に


 筑摩書房より鹿島茂著『神田神保町書肆街考―世界遺産的“本の街”の誕生から現在まで』が刊行された。本書は東京都千代田区神田神保町の変遷を歴史探偵・鹿島茂氏が多彩な書物を縦横に繙きながら詳らかにしてゆく。本書の刊行を機に街歩きなどの著書も多い作家の森まゆみ氏と対談をお願いした。対談で語られたことは本書についてのほんの一部。本の街以外にも様々な顔を持つ神保町の全貌を知るにはぜひ本書を手にとってほしい。そもそも神保町という町名の由来、江戸時代に旗本・神保長治が神田小川町に屋敷を構えたことに端を発しているとか。世界的にも稀有な本の街の過去、現在、そして未来とは――。 


《今週の読物》
■3面
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 287回(横尾忠則)
◎絵の極意は「無」、わが家のような寂庵、猫は正直

◇連載=読写!一枚の写真から 51回(岩尾光代)
◎文部省推薦のレコードコンサート

◇連載=現代短歌むしめがね 82回(山田航)
◎容疑者にかぶされているブルゾンの色違いならたぶん、持ってる/鈴木美紀子『風のアンダースタディ』(2017)

◇連載=漢字点心 226回(円満字二郎)
◎「酡」

◇連載=あの人に会いたい「料理研究家・田中伶子(上)」(江原礼子)

■6面
◇連載=「映画/映画作家/映画批評」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)3回
(聞き手=久保宏樹)

■7面
▽「小学8年生」編集長・齋藤慎氏に聞く
▽著者から読者へ=「あわてんぼうウサギ」(中川素子)

■8面
▽受賞=平成29年度 吉川英治賞
▽受賞=第3回「君に贈る本大賞」第1位は『夢をかなえるゾウ』


《今週の書評》
■4面〈学術・思想〉
▽クリストファー・クラーク著「夢遊病者たち1・2」(みすず書房)
評:網谷龍介(あみや・りょうすけ氏=津田塾大学教授・政治学・ヨーロッパ政治史)

▽アルベルト・トスカーナ著「コミュニズムの争異」(航思社)
評:松本潤一郎(まつもと・じゅんいちろう氏=就実大学教員・フランス思想)

▽三上義夫著・佐々木力総編集「三上義夫著作集1・2」(日本評論社)
評:森本光生(もりもと・みつお氏=四日市大学関孝和数学研究所)
 
■5面〈文学・芸術〉
▽アントワーヌ・コンパニョン他著「プルーストと過ごす夏」(光文社)
評:芳川泰久(よしかわ・やすひさ氏=フランス文学者)

▽大井浩二著「内と外からのアメリカ」(英宝社)
評:城戸光世(きど・みつよ氏=広島大学准教授・19世紀アメリカ文学)

▽金哲著「植民地の腹話術師たち」(平凡社)
評:佐野正人(さの・まさと氏=東北大学准教授・日韓比較文学)

▽タンクレード・ヴォワチュリエ著「貧困の発明」(早川書房)
評:栗原裕一郎(くりはら・ゆういちろう氏=批評家)
 
■6面〈読物・文化〉
▽M・E・トーマス著「ソシオパスの告白」(金剛出版)
評:小俣和一郎(おまた・わいちろう氏=精神科医・精神医学史家)

▽バリー・M・カッツ著「世界を変える「デザイン」の誕生」(CCCメディアハウス)
評:暮沢剛巳(くれさわ・たけみ氏=東京工科大学教授・デザイン論・デザイン史)

▽金村修・タカザワケンジ著「挑発する写真史」(平凡社)
評:白山眞理(しらやま・まり氏=一般財団法人日本カメラ財団調査研究部長)

▽反原発運動全国連絡会編「地方自治のあり方と原子力」(七つ森書館)
評:市川紀行(いちかわ・のりゆき氏=元茨城県美浦村長・地域劇団主宰・詩人)

▽胡鞍鋼著「Super China」(富士山出版社:発行、日本僑報社:発売)
評:朝 浩之(あさ・ひろゆき氏=編集者)

<書評キャンパス 大学生がススメる本>
▽小山靖史著「緒方貞子 戦争が終わらないこの世界で」(NHK出版)
評:植田瑞美(城西大学)
 
■7面〈学術・思想〉
▽伊丹敬之著「経済を見る眼」(東洋経済新報社)
評:塚本恭章(つかもと・やすあき氏=愛知大学専任教員・経済学博士・社会経済学)


◆次号<4月28日号>予告
東浩紀氏インタビュー
『ゲンロン0 観光客の哲学』刊行を機に(聞き手・坂上秋成)
(8頁・定価280円)

PICK UP ITEMピックアップ商品

もっと見る

最近チェックした商品

最近チェックした商品はまだありません。