2017年7月14日号 3198号

280円(税込)

定価 280円(税込)

《特集》
対談=小野俊太郎×菅実花(1、2面)/オリエント工業インタビュー(3面)
〈ラブドール考〉道具が道具でなくなるとき
『愛人形 LoveDollの軌跡〜オリエント工業40周年記念書籍〜』刊行を機に


 篠山紀信氏の撮り下し写真集 『LOVE DOLL×SHINOYAMA KISHIN』(小学館)、『人造乙女美術館Jewel』(筑摩書房)、『愛人形 LoveDollの軌跡』(マイクロマガジン社)の三冊が続けて刊行された。また六月頭まで東京・渋谷のアツコバルーで開催されたオリエント工業40周年記念展「今と昔の愛人形」は、一時入場制限もあるほどの盛況。その精巧で美しい造形は、実用品の域を越え、芸術に達している。改めてラブドールとは何なのか、1・2面では文芸評論家の小野俊太郎氏と美術家の菅実花氏に対談を、3面ではラブドール界を牽引し続けるオリエント工業へのインタビューを合わせて掲載する。 

《今週の読売》
■3面
◇連載=現代短歌むしめがね 94回(山田航)
◎階段を降りつつ急に立ち止り振り向く掏摸に眼あはすな/御供平佶『車站』(1982)

◇連載=あの人に会いたい「日本ヴォーグ社代表取締役社長・鷂与昭(上)」(江原礼子)

■6面
◇連載=「映画/映画作家/映画批評」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)15回(聞き手=久保宏樹)

■7面
▽西堂行人著『蜷川幸雄×松本雄吉』(作品社)出版記念トークレポート
語り手=西堂行人・聴き手=奥山緑

■8面
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 299回(横尾忠則)
◎クール(狂う?)ジャパンのポスター、ご指名なり

◇連載=漢字点心 238回(円満字二郎)
◎「釂」

◇連載=読写!一枚の写真から 54回(岩尾光代)
◎異邦に住む古き友を訪ねて


《今週の書評》
■4面〈学術・思想〉
▽サスキア・サッセン著「グローバル資本主義と〈放逐〉の論理」(明石書店)
評:稲葉奈々子(いなば・ななこ=上智大学教授・グローバル社会学)

▽島貫智行著「派遣労働という働き方」(有斐閣)
評:水野有香(みずの・ゆか=名古屋経済大学准教授・労働経済学)

▽ダニ=ロベール・デュフール著「最後の人間からの手紙」(書肆心水)
評:松本潤一郎(まつもと・じゅんいちろう=就実大学教員・フランス文学・思想)
 
■5面〈文学・芸術〉
▽ハナ・ウェブスター・フォスター著「コケット」(松柏社)
評:内堀奈保子(うちぼり・なおこ=日本大学助教・アメリカ文学)

▽ロマン・ガリ著「夜明けの約束」(共和国)
評:野崎 歓(のざき・かん=東京大学教授・フランス文学)

▽篠崎美生子著「弱い「内面」の陥穽」(翰林書房)
評:関口安義(せきぐち・やすよし=文芸評論家・都留文科大学名誉教授)

▽ローズ・トレメイン著「音楽と沈黙 機Ν供廖聞饅餞行会)
評:美月レンカ(みづき・れんか=作家、音楽家)
 
■6面〈読物・文化〉
▽永江朗監修「日本の時代をつくった本」(WAVE出版)
評:長谷川一(はせがわ・はじめ=明治学院大学教授・ミシガン大学客員研究員、メディア論、メディア思想、文化社会学)

▽友兼清治編著「遠山啓」(太郎次郎社エディタス)
評:荒木優太(あらき・ゆうた=文学研究者)

▽木谷美咲著「官能植物」(NHK出版)
評:相馬俊樹(そうま・としき=文筆家)

▽國森康弘写真・文「いのちつぐ「みとりびと」第3集」(農山漁村文化協会)
評:井上理津子(いのうえ・りつこ=ライター)

<書評キャンパス 大学生がススメる本>
▽森浩美著「終の日まで」(双葉社)
評:田中祐之介(たなか・ゆうのすけ=城西大学薬学部薬学科5年)


◆次号<7月21日号>予告
2017年上半期の収穫から〈44人へのアンケート〉
(10頁・特価300円)

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