2017年7月21日号 3199号

300円(税込)

定価 300円(税込)

《特集》
44人へのアンケート(1・4〜6面)
2017年上半期の収穫から


 戦後七二年、東日本大震災から六年目の夏がやってきます。毎夏恒例のアンケート特集「二〇一七年上半期の収穫から」では、今回もさまざまな分野の研究者、評論家、作家、書店員の方などに、昨年末から今年の上半期に出版された書籍から印象に残った三冊をあげていただきました。刻々と変わる変化の瞬間を理解する為にも、読書の幅を広げるためにも、もちろん純粋な楽しみのための読書にも、読者に最良の一冊が見つかれば幸いです。

【上半期の収穫 執筆者一覧】
阿部公彦(英米文学)/飯島吉晴(民俗学)/五十嵐太郎(建築史)/石原千秋(日本近代文学)/岩本真一(衣服産業史)/植村八潮(出版学)/臼杵陽(中東地域研究)/小川さやか(文化人類学)/片岡大右(フランス文学・社会思想史)/鎌田東二(宗教学)/木村玲欧(防災・減災学)/木本好信(日本古代史)/倉本さおり(ライター)/郷原佳以(フランス文学)/河本真理(西洋美術史)/齋藤純一(政治理論)/佐々木力(科学史・科学哲学)/渋谷謙次郎(ロシア法)/砂川秀樹(文化人類学)/関智英(中国近現代史)/中筋直哉(社会学)/立川孝一(フランス史)/巽孝之(アメリカ文学)/田中智彦(哲学・政治思想)/辻山良雄(Title)/戸田清(環境社会学)/長野順子(美学)/長山靖生(文芸評論)/成田龍一(日本近現代史)/長谷川一(メディア論)/秦美香子(漫画研究)/原田直子(信愛書店en=gawa)/廣木一人(日本中世文学)/府川源一郎(国語教育)/藤塚巨人(くまざわ書店的場店)/北條一浩(ライター)/細見和之(ドイツ思想)/堀川貴司(日本漢文学・書誌学)/堀部篤史(誠光社)/町口哲生(評論)/森反章夫(社会学)/森村進(法哲学)/山田健太(言語法研究)/与那原恵(ノンフィクション作家)


《今週の読売》
■2面
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 300回(横尾忠則)
◎ふいに「ZAIDANHOJIN!!」 頭とお尻と、不眠の空洞

◇連載=現代短歌むしめがね 95回(山田航)
◎ゴミ袋から肉がはみ出ているけれどぼくの望みは駅に着くこと/永井祐『日本の中でたのしく暮らす』(2012)

◇連載=漢字点心 239回(円満字二郎)
◎「咳」

◇連載=夜郎戯暦<七月>(安倍夜郎)
◎7月31日
2016年、小池百合子が東京都知事選に圧勝。初の女性都知事となる。選挙期間中、石原慎太郎元都知事が「厚化粧の女に東京都は任せられない」と発言。

◇連載=あの人に会いたい「日本ヴォーグ社代表取締役社長・鷂与昭(下)」(江原礼子)

■8面
◇連載=「映画/映画作家/映画批評」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)16回(聞き手=久保宏樹)

■9面
▽海猫沢めろん「kids―fire.com」インタビュー
★海猫沢めろんさんの小説『キッズファイヤー・ドットコム』(講談社)が七月二十五日に発売となる。保育園待機児童問題をはじめ、依然改善されない日本の育児環境を、驚きの発想で革命する! 日本の育児は変わるのか? 本書について、海猫沢さんにお話を伺った。 

▽山崎ナオコーラ「母ではなくて、親になる」インタビュー
★山崎ナオコーラさんが、エッセイ『母ではなくて、親になる』(河出書房新社)を刊行した。赤ん坊が生まれたときから一歳まで、育児だけでなく、その時々の発見や思い、覚悟などが、研ぎ澄まされた感受性で言葉として紡がれていく。本書について、山崎さんにお話を伺った。 

■10面
◇連載=田原総一朗の取材ノート(田原総一朗)
◎安倍内閣が危険水域に入った

《今週の書評》
■3面〈学術・思想〉
▽山室信一著「アジアの思想史脈」「アジアびとの風姿」(人文書院)
評:伊東貴之(いとう・たかゆき=国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学教授・中国思想史)

▽有薗真代著「ハンセン病療養所を生きる」(世界思想社)
評:宇内一文(うない・かずふみ=常葉大学講師・教育学)

▽山本哲士著「フーコー国家論」(文化科学高等研究院)
評:内田六亜覆Δ舛澄Δ蠅紊Δ召Α疆豕大学名誉教授・社会学)
 
■7面〈文学・芸術〉
▽フィリップ・フォレスト著「シュレーディンガーの猫を追って」(河出書房新社)
評:陣野俊史(じんの・としふみ=フランス文学者)

▽岡和田晃著「世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷」(アトリエサード発行、書苑新社発売)
評:宮本道人(みやもと・どうじん=科学文化評論家)

▽朴裕河著「引揚げ文学論序説」(人文書院)
評:中沢けい(なかざわ・けい=作家)

▽神田桂一・菊池良著「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」(宝島社)
評:中村邦生(なかむら・くにお=作家)
 
■8面〈読物・文化〉
▽虎屋文庫編著「和菓子を愛した人たち」(山川出版社)
評:吉村葉子(よしむら・ようこ=エッセイスト)

▽香田芳樹著「魂深き人びと」(青灯社)
評:小黒康正(おぐろ・やすまさ=九州大学大学院人文科学研究院教授・ドイツ文学)

▽初沢克利著「浅草」(春風社)
評:諏訪春雄(すわ・はるお=学習院大学名誉教授・芸能史)

▽豊子著「豊子児童文学全集」全7巻(日本僑報社)
評:大野公賀(おおの・きみか=東洋大学教授・中国文学)

<書評キャンパス 大学生がススメる本>
▽谷川流著「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズ(KADOKAWA)
評:小角卓矢(こすみ・たくや=大正大学表現学部表現文化学科クリエイティブライティングコース4年)


◆次号<7月28日号>予告
夏の文庫大特集<森まゆみさんが神田神保町の東京堂で文庫を買う>
(16頁・特価340円)

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