2017年7月28日号 3200号

340円(税込)

定価 340円(税込)

《真夏の文庫大特集》
人生は楽しい方がいい――さあ、本を読むのは今だ。
森まゆみさんが文庫を買う(神田神保町/東京堂書店にて)


 夏です! 今年も猛暑、酷暑の季節が到来しました。
 そんな時期に毎年お届けしている年に一度の「文庫特集号」。出版社十五社のご協力のもと、2面から14面まで各社イチオシの文庫本を、「読者へのメッセージ」「わが社のロングセラー」「新刊・近刊ピックアップ」「売れ行き好調の10点」としてご紹介します。また1・16面ではノンフィクション作家、エッセイストの森まゆみさんが書店で文庫を買います。森さんが店頭で興味を持った23冊を紹介します。もう一度読みたいあの文庫、読みそびれていたこの文庫、新たに手に取りたい文庫がきっと見つかりますよ。

《森まゆみさんが選んだ文庫23点》
▽山本周五郎『山本周五郎戦中日記』(ハルキ文庫)
▽田山花袋『東京震災記』(河出文庫)
▽梯久美子『昭和二十年夏、女たちの戦争』(角川文庫)
▽中島京子『小さいおうち』(文春文庫)
▽竹田篤司『物語「京都学派」知識人たちの友情と葛藤』(中公文庫)
▽辰野隆『フランス革命夜話』(中公文庫)
▽吉田健一『酒肴酒』(光文社文庫)
▽河合隼雄『明恵夢を生きる』(講談社+α文庫)
▽スベトラーナ・アレクシエービッチ『チェルノブイリの祈り未来の物語』(松本妙子訳・岩波現代文庫)
▽中島義道『うるさい日本の私』(角川文庫)
▽和田茂樹編『漱石・子規往復書簡集』(岩波文庫)
▽野地秩嘉『キャンティ物語』(幻冬舎文庫)
▽椎名誠『新橋烏森口青春篇』(小学館文庫)
▽堀川惠子『永山則夫封印された鑑定記録』(講談社文庫)
▽角幡唯介『空白の五マイルチベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』(集英社文庫)
▽湯川豊『須賀敦子を読む』(集英社文庫)
▽西川美和『永い言い訳』(文春文庫)
▽井上理津子『さいごの色街飛田』(新潮文庫)
▽川口葉子『京都カフェ散歩喫茶都市をめぐる』(祥伝社黄金文庫)
▽ダフネ・デュ・モーリア『鳥デュ・モーリア傑作集』(務台夏子訳・創元推理文庫)
▽三浦しをん『神去なあなあ日常』(徳間文庫)
▽角田光代『森に眠る魚』(双葉文庫)
▽岩川隆『日本の地下人脈戦後をつくった陰の男たち』(祥伝社文庫)


《読者へのメッセージ》…2〜6面
 幅広い分野とテーマの作品をカバーする「文庫」の世界。哲学・思想の古典、文学・随筆、エッセイ、エンターテインメント小説等々、その作品世界は限りなく広がる。2面から6面では、文庫の著者・訳者の方々から「読者へのメッセージ」をいただいた。

【執筆者一覧】
赤澤竜也・稲葉稔・今村翔吾・王城夕紀・河野裕・篠綾子・鈴木英治・鈴木伸子・千野隆司・遠田潤子・七月隆文・葉室麟・藤井貞和・堀越ゆき・室積光

《わが社のロングセラー》…7〜11面
 「わが社のロングセラー」(7〜11面)では、今年も時を超えて読み継がれる名著を、各社から一点ずつあげていただきました。文庫と一口に言っても、ミステリ、時代小説、SFから、同時代史、日本人論、デカダンス文学までさまざま。著者、訳者や評論家の方々が、その魅力や誕生秘話、読みどころをご執筆くださっています。
 ロングセラーにはやはり理由があるようです。名著にまつわるもう一つの物語を、どうぞお楽しみください。

【執筆者一覧】
東えりか・池央耿・伊奈利・柏井壽・佳多山大地・末國善己・鈴木範久・瀧井朝世・嶽本野ばら・縄田一男・福嶋亮大・細谷正充・牧眞司・三田主水・若竹七海

《新刊・近刊ピックアップ》…12〜14面

《文庫クイズ》…12面

◇文庫広告索引◇
▽岩波書店…2面
▽角川書店…3面
▽角川春樹事務所…4面
▽講談社…5面
▽光文社…6面
▽集英社…7面
▽小学館…8面
▽新潮社…9面
▽中央公論新社…10面
▽徳間書店…11面
▽文藝春秋…12面
▽河出書房新社…13面
▽祥伝社…13面
▽東京創元社…14面
▽双葉社…14面


《今週の読売》
■15面
▽文芸同人誌評(白川正芳)
◎読みごたえある怪談特集――財界人文芸誌「ほほづゑ」九十三号
◎人生の出会いの感動を率直に伝える――松下陽子「第2の人生、そのよき出会い」

▽著者から読者へ・「カウボーイ・サマー」(前田将多)
◎カウボーイの仕事を通じて、「働くこと」を考える

◇連載=AmericanPictureBookReview 4回(堂本かおる)
◎『ウェン・ゴッド・メイド・ユー』

■16面
◇連載=日常の向こう側ぼくの内側 301回(横尾忠則)
◎看護師さん、てんてこまい!医力の威力。

◇連載=漢字点心 240回(円満字二郎)
◎「喱」

◇連載=現代短歌むしめがね 96回(山田航)
◎フードコートはほぼ家族連れ、この中の誰かが罪人でもかまわない/阿波野巧也「かまわない」(2017)

◇連載=「映画/映画作家/映画批評」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)17回(聞き手=久保宏樹)

<書評キャンパス 大学生がススメる本>
▽窪美澄著「よるのふくらみ」(新潮社)
評:荒川美咲(あらかわ・みさき=青山学院大学文学部日本文学科2年)


◆次号<8月4日号>予告
工藤律子・石井光太対談
「シリーズ貧困供\篷召魎望に変えるもう一つの選択肢」
(8頁・定価280円)


PICK UP ITEMピックアップ商品

もっと見る

最近チェックした商品

最近チェックした商品はまだありません。