2017年9月29日号 3208号

280円(税込)

定価 280円(税込)

《特集》
栗原耕平(エキタス)+今野晴貴(POSSE)+雨宮処凛(反貧困ネットワーク世話人)=鼎談
#最賃1500円になったら
『エキタス 生活苦しいヤツ声あげろ』(かもがわ出版)刊行を機に


「最低賃金を1500円に」、若者たちがストリートで怒りの声を上げはじめた。その名は「エキタス(AEQUITAS)」。AEQUITASとはラテン語で「正義」や「公正」を意味する。格差社会が進行し、貧困と労働問題が拡大するこの国に生きるすべての人たちの運動として、「当たり前に生きさせろ!」という怒りを社会を変える原動力として、社会的正義の実現を求めて彼らは立ち上がった。今夏、そのエキタスの発足当初からの活動を追った新刊『エキタス生活苦しいヤツ声あげろ』(かもがわ出版)が刊行された。本書の刊行を機に、エキタスの栗原耕平さん、POSSEの今野晴貴さん、反貧困ネットワーク世話人で作家・活動家の雨宮処凛さんにエキタスの活動について鼎談していただいた。 


《今週の読売》
■1面
◇連載=漢字点心 248回(円満字二郎)
◎「感」

■3面
▽著者から読者へ=「すごい古書店 変な図書館」(井上理津子)

◇連載=夜郎戯暦<九月>(安倍夜郎)
◎9月3日

◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 309回(横尾忠則)
◎真暗闇で無数の星を眺める 気さくなロッカーがアトリエに

◇連載=現代短歌むしめがね 104回(山田航)
◎わたし、踊る。わたし、配る。わたし、これからすべての質問にいいえで答える。/斉藤斎藤『渡辺のわたし』(2004)

◇連載=あの人に会いたい「田園調布秀や 女将・狩谷秀子(下)」(江原礼子)

■6面
◇連載=「映画/映画作家/映画批評」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)25回(聞き手=久保宏樹)

■7面
◇連載=American Picture Book Review 6回(堂本かおる)
◎『「よう!」「はい?」』

■8・7面
▽特集=革命家エルネスト・チェ・ゲバラ歿後半世紀(伊高浩昭/カミーロ・ゲバラ)

 革命に生き、革命の途上で亡くなったエルネスト・チェ・ゲバラは、未だ多くの人々の心を捉えて離さない。関連書の刊行が相次ぎ、また10月6日からは、TOHOシネマズ新宿他で『エルネスト』(脚本・監督=阪本順治、配給=キノフィルムズ/木下グループ)が公開される。8月27日まで、東京・恵比寿ガーデンプレイスで開催された「写真家チェ・ゲバラが見た世界」も、連日、大勢の人で賑わった。没後半世紀を迎える今、チェ・ゲバラ特集をお送りする。執筆は、ジャーナリストの伊高浩昭氏にお願いした。写真展開催に合わせて来日した、チェ・ゲバラの御子息、カミーロ・ゲバラ・マルチにも話をうかがった。

《今週の書評》
■4面〈学術・思想〉
▽本田宏著「参加と交渉の政治学」(法政大学出版局)
評:佐藤嘉幸(さとう・よしゆき=筑波大学准教授・哲学/思想史)

▽亀田俊和著「観応の擾乱」(中央公論新社)
評:谷口雄太(たにぐち・ゆうた=日本学術振興会特別研究員PD・国際日本文化研究センター・日本中世史)

▽須田努著「吉田松陰の時代」(岩波書店)
評:高橋文博(たかはし・ふみひろ=就実大学教授・倫理学・日本倫理思想史)

▽植原亮著「自然主義入門」(勁草書房)
評:小林卓也(こばやし・たくや=大阪大学人助教・哲学)
 
■5面〈文学・芸術〉
▽青来有一著「小指が燃える」(文藝春秋)
評:田中和生(たなか・かずお=文芸評論家)

▽伊藤詔子著「ディズマル・スワンプのアメリカン・ルネサンス」(音羽書房鶴見書店)
評:大串尚代(おおぐし・ひさよ=慶應義塾大学教授・アメリカ文学)

▽ロート・レープ著「ヒーロー」(西村書店)
評:寺田 操(てらだ・そう=詩人)

▽中川成美著「戦争をよむ」(岩波書店)
評:渡邊澄子(わたなべ・すみこ=文芸評論家)
 
■6面〈読物・文化〉
▽横尾忠則著「本を読むのが苦手な僕はこんなふうに本を読んできた」(光文社)
評:佐久間文子(さくま・あやこ=文芸ジャーナリスト)

▽鎌田慧著、出河雅彦(聞き手)「声なき人々の戦後史」上・下(藤原書店)
評:関千枝子(せき・ちえこ=ライター)

▽河邑厚徳著「むのたけじ 笑う101歳」(平凡社) 
評:先千尋(まっさき・ちひろ=農業・いのち輝くいばらきの会共同代表)

▽畑中章宏著「21世紀の民俗学」(KADOKAWA)
評:江川純一(えがわ・じゅんいち=東京大学大学院助教・宗教学宗教史学)

<書評キャンパス 大学生がススメる本>
▽佐野徹夜著「君は月夜に光り輝く」(KADOKAWA)
評:原 司(はら・つかさ=名古屋市立大学人文社会学部現代社会学科2年)


◆次号<10月6日号>予告
川崎修・萩原能久・出岡直也=鼎談
『アーレントと二〇世紀の経験』刊行を機に
(8頁・定価280円)

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