2017年10月13日号 3210号

280円(税込)

定価 280円(税込)

《特集》
平石直昭・宮村治雄・山辺春彦
一九五〇年代の丸山眞男
『丸山眞男講義録』別冊全二巻刊行を機に


戦後日本を代表する政治思想史家・丸山眞男が亡くなってから二一年が経つ。岩波書店からは『丸山眞男集』全十六巻・別巻一ならびに『丸山眞男座談』全九冊が、また東京大学出版会からは『丸山眞男講義録』全七巻が刊行されている。現代政治・社会を考えるうえで、未だに多くの視点を与えつづける丸山眞男の、一九五〇年代後半の講義録が、東京大学出版会から新たに刊行された(『丸山眞男講義録 別冊一・二』)。刊行を機に、編集委員を務められた平石直昭・宮村治雄・山辺春彦の三氏に鼎談をしてもらった。


《今週の読物》
■3面
▽映画時評・10月(伊藤洋司)
何か途方もない映画に接していると観客は確信する/ジャック・ドワイヨン「ロダン カミーユと永遠のアトリエ」

◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 311回(横尾忠則)
十六夜おッ月さーん! 国外から希望の朗報

◇連載=現代短歌むしめがね 106回(山田航)
ひきつづき私は私であるでしょう ところによりあなたをともなって/笹井宏之『てんとろり』(2011)

◇連載=漢字点心 250回(円満字二郎)
「檄」

◇連載=本の国へようこそ 88回
韓国・北朝鮮

■6面
◇連載=「映画/映画作家/映画批評」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)27回(聞き手=久保宏樹)

■7面
▽アメリカ文学・研究書特集(エッセイ=竹内勝徳)

■8面
▽短期集中連載=創刊65周年『明星』連載文芸作品をよむ 2回(阪本博志)

《今週の書評》
■4面〈学術・思想〉
▽シルヴィアーヌ・パジェス著「欲望と誤解の舞踏」(慶應義塾大学出版会)
評:高橋宏幸(たかはし・ひろゆき=演劇評論家)

▽深沢克己著「マルセイユの都市空間」(刀水書房)
評:山本光久(やまもと・みつひさ=エディター/フランス文学)

▽佐々木力著「反原子力の自然哲学」(未來社)
評:樋口騰迪(ひぐち・まさみち=音楽学者)

▽松本三之介著「「利己」と他者のはざまで」(以文社)
評:鈴木 正(すずき・ただし=思想の科学研究会員・名古屋経済大学名誉教授)
 
■5面〈文学・芸術〉
▽劉震雲著「一句頂一万句」(彩流社)
評:山口 守(やまぐち・まもる=日本大学教授・中国文学)

▽鹿島樹音著、市原順子印刻「『高慢と偏見』を読んでみる」(大阪教育図書)
評:中尾真理(なかお・まり=奈良大学名誉教授・英文学)

▽キャサリン・マンスフィールド著「不機嫌な女たち」(白水社)
評:中村邦生(なかむら・くにお=作家)

▽郭玲玲著「中島文学における「己」の探究」(菁柿堂)
評:勝又 浩(かつまた・ひろし=文芸評論家)
 
■6面〈読物・文化〉
▽小塩節著「「神」の発見」(教文館)
評:久世 了(くぜ・さとる=元明治学院学院長)

▽紀成道写真集「Touch the forest,touched by the forest.」(赤々舎)
評:タカザワケンジ(たかざわ・けんじ=写真評論家)

▽荒木陽子著「荒木陽子全愛情集」(港の人)
評:坂井希久子(さかい・きくこ=小説家)

▽寺尾紗穂著「あのころのパラオをさがして」(集英社)
評:西野智紀(にしの・ともき=書評家)

▽藤城かおる著「啞蟬坊伝」(えにし書房)
評:中野正昭(なかの・まさあき=演劇・芸能研究家)

〈書評キャンパス 大学生がススメる本〉
▽朝井リョウ著「少女は卒業しない」(集英社)
評:佐藤佳音(さとう・かのん=青山学院大学文学部日本文学科2年)


◆次号<10月20日号>予告
柄谷行人氏ロングインタビュー<『坂口安吾論』刊行を機に>
(8頁・定価280円)

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