2017年11月24日号 3216号

280円(税込)

定価 280円(税込)

《特集》対談=望月衣塑子×永田浩三
誰も聞かないなら私が聞く
望月衣塑子著『新聞記者』(角川新書)刊行を機に


『新聞記者』の著者・望月衣塑子氏が官邸での定例会見に彗星のごとく現れたのは二〇一七年六月六日のこと。「東京新聞、望月です」と名乗り、次々と菅官房長官に質問をするその姿はメディアやインターネット上で良くも悪くも脚光を浴びることになる。望月氏がなぜ官邸会見に出席するようになったのか――、これまでの歩みをつづった『新聞記者』の刊行を機に、元NHKディレクター・プロデューサーで現在は武蔵大学教授を務める永田浩三氏との対談をお願いした。 

《今週の読物》
■3面
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 317回(横尾忠則)
日常の意識はタテ前、夢の中の意識はホン音。

◇連載=夜郎戯暦〈十一月〉(安倍夜郎)
11月13日――1972年 木村拓哉(歌手・俳優・元SMAP)生誕、1991年 宮沢りえのヌード写真集『Santa Fe』発売。150万部のベストセラーに

◇連載=現代短歌むしめがね 112回(山田航)
久方のアメリカ人のはじめにしベースボールは見れど飽かぬかも/正岡子規『竹乃里歌』(1898)

◇連載=漢字点心 256回(円満字二郎)
「鑷」

◇連載=あの人に会いたい「料理研究家・谷島せい子さん(下)」最終回(江原礼子)

■6面
◇連載=「映画/映画作家/映画批評」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)33回(聞き手=久保宏樹)

■7面
◇連載=American Picture Book Review 8回(堂本かおる)
『この小さな大統領』

▽金子遊×森達也トークイベントレポート『ドキュメンタリー映画術』刊行記念
 一〇月三十一日、ジュンク堂書店池袋本店で、金子遊氏(批評家・映像作家)の『ドキュメンタリー映画術』(論創社)刊行を記念して、森達也氏(映画監督・作家)とのトークイベントが行われた。その一部を、レポートする。

■8面
《特集》森栄喜・長島有里枝トークイベント載録
森栄喜『Family Regained』をめぐって

血液を思わせるような鮮烈な赤い色に染まる家族写真の中に、写真家自身が入り込むことで、普遍的なものと思われていることへの揺らぎを生み出すような、森栄喜氏の新作『FamilyRegained』の発表と、同名写真集の刊行(ナナロク社・A4横・スリーブ付・92頁・4500円、12月20日刊行予定)を機に、森氏と長島有里枝氏(恵比寿写真美術館にて11月26日まで「長島有里枝 そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。」が開催中)のトークイベントが恵比寿のナディッフ アパートで10月19日に行われた。この模様を載録する。 


《今週の書評》
■4面〈学術・思想〉
▽ナオミ・クライン著「これがすべてを変える」上・下(岩波書店)
評:塚原東吾(つかはら・とうご=神戸大学・科学史)

▽京谷啓徳著「凱旋門と活人画の風俗史」(講談社)
評:木下直之(きのした・なおゆき=東京大学教授・美術史)

▽岩間優希著「PANA通信社と戦後日本」(人文書院)
評:田仲康博(たなか・やすひろ=国際基督教大学教授・社会学)
 
■5面〈文学・芸術〉
▽山口雅也編著「奇想天外復刻版アンソロジー」「奇想天外21世紀版アンソロジー」(ともに南雲堂)
評:長山靖生(ながやま・やすお=文芸評論家)

▽都甲幸治著「今を生きる人のための世界文学案内」(立冬舎発行、リットーミュージック発売)
評:長岡真吾(ながおか・しんご=福岡女子大学教授・アメリカ文学)

▽飯間浩明著「小説の言葉尻をとらえてみた」(光文社)
評:真銅正宏(しんどう・まさひろ=追手門学院大学教授・日本近現代文学)
 
■6面〈読物・文化〉
▽柏木博著「視覚の生命力」(岩波書店)
評:布施英利(ふせ・ひでと=美術批評家)

▽信原幸弘編「心の哲学」(新曜社)
評:井原 裕(いはら・ひろし=精神科医・獨協医科大学埼玉医療センターこころの診療科教授)

▽ビル・エモット著「「西洋」の終わり」(日本経済新聞出版社)
評:新谷 卓(あらや・たかし=立教大学兼任講師・政治学)

▽澤田隆治著「私説大阪テレビコメディ史」(筑摩書房)
評:近藤正高(こんどう・まさたか=ライター)

〈書評キャンパス 大学生がススメる本〉
▽鈴木正枝著『そこに月があったということに』(書肆子午線)
評:滝田岳臣(たきた・たけおみ=明治大学文学部文学科文芸メディア専攻2年)


◆次号<12月1日号>予告
ヘイドン・ホワイト『メタヒストリー』刊行を機に
成田龍一・岩崎稔・橋爪大輝鼎談
(8頁・定価280円)

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