2017年12月8日号 3218号

280円(税込)

定価 280円(税込)

《特集》対談=宇野維正×速水健朗
大衆音楽家、小沢健二の帰還〜光を照らす者〜
『小沢健二の帰還』(岩波書店)刊行を機に


「一人のポップ・スターが、ある時期を境に人びとの前から忽然と姿を消す。やがて、二九歳から四八歳になった彼は、大きな歓声の中で華々しく復活を遂げることになる(はじめにより)」。十九年前、日本の音楽シーンの最も華やかな場所から姿を消し、二〇一七年その最前線に「帰還」した小沢健二。「空白の時代」の活動や思索、表現について、音楽作品や文章、知られざる資料まで丹念に読み説き、その足跡を追った、宇野維正著『小沢健二の帰還』。本書の刊行を機に、著者とライター・編集者の速水健朗氏に対談をお願いした。無数の点を美しい線にして見せてくれた本書、対談でその線はよりしなやかなものになった。 

《今週の読物》
《今週の読物》
■3面
▽映画時評〈12月〉(伊藤洋司)
人物の顔の素晴らしさ、艶めかしい眺め/ワン・ビン『苦い銭』

◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 319回(横尾忠則)
猫の前で煙草を喫う三島さんは猫に対する礼節が欠如している

◇連載=現代短歌むしめがね 114回(山田航)
総務課の田中は夢をつかみ次第戻る予定となっております/辻井竜一『遊泳前夜の歌』(2013)

◇連載=漢字点心 258回(円満字二郎)
「獒」

◇本の国へようこそ 90回〈クリスマス〉

■4面
▽論潮・12月(面 一也)
”#死にたい” 日本の国策、収容所への道

■5面
▽文芸・12月(馬場美佳・福島勲)
ショッピングモールで文学を ふくだももこ「ブルーハーツを聴いた夜、きみとキスしてさようなら」

■6面
◇連載=「映画/映画作家/映画批評」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)35回(聞き手=久保宏樹)

■7面
▽全集・講座シリーズ(エッセイ=坂手洋二)


《今週の書評》
■4面〈学術・思想〉
▽佐滝剛弘著「登録有形文化財」(勁草書房)
評:松隈 章(まつくま・あきら=一般社団法人聴竹居倶楽部代表理事)

▽グレアム・ハーマン著「四方対象」(人文書院)
評:上野俊哉(うえの・としや=和光大学教授・社会思想史)
 
■5面〈文学・芸術〉
▽ウラジーミル・ナボコフ著「ナボコフ・コレクション」全5巻(新潮社)
評:秋草俊一郎(あきくさ・しゅんいちろう=日本大学准教授・比較文学)

▽ダニエル・デフォー著「ペストの記憶」(研究社)
評:林 直樹(はやし・なおき=尾道市立大学准教授・経済学史・社会思想史)
 
■6面〈読物・文化〉
▽余華著「中国では書けない中国の話」(河出書房新社)
評:山口 守(やまぐち・まもる=日本大学教授・中国文学)

▽松本猛著「いわさきちひろ」(講談社)
評:野上 暁(のがみ・あきら=子ども文化評論家)

▽木村太郎著「カラヴァッジョを読む」(三元社)
評:宮下規久朗(みやした・きくろう=神戸大学教授・美術史)

▽ジョヴァンニ・ボッカッチョ著/瀬谷幸男訳「名婦列伝」(論創社)
評:伊藤亜紀(いとう・あき=国際基督教大学教授・服飾史)

〈書評キャンパス 大学生がススメる本〉
▽今村むつみ著「ことばと思考」(岩波書店)
評:佐羽内皓子(さばない・ひろこ=立教大学法学部政治学科3年)


◆次号<12月15日号>予告
<2017年の収穫>41人へのアンケート!
(8頁・定価280円)

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