2018年2月9日号 3226号

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《特集》柴田元幸氏インタビュー
小説の良さを伝える翻訳
『ハックルベリー・フィンの冒けん』(研究社)刊行を機に


多くの人が子どもの頃に読んだことがあるだろうマーク・トウェインの名作が、柴田元幸氏の翻訳で『ハックルベリー・フィンの冒けん』として研究社から刊行された。これまで何度も訳されてきたものとはまた一味違う柴田訳版『ハック・フィン』は、かつての読者から新たな読者にまで好評を持って迎えられ、すでに版を重ねているという。この刊行を機に、柴田氏に作品の魅力について、そして翻訳についてお話を伺った。

《今週の読物》
■3面
▽映画時評〈2月〉(伊藤洋司)
冨永昌敬「素敵なダイナマイトスキャンダル」

◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 327回(横尾忠則)
夢の男曰く、不幸とは幸福を降参させること

◇連載=漢字点心 265回(円満字二郎)
「昌」

◇連載=現代短歌むしめがね 121回(山田 航)
未来が僕を問いつめる警察のシャツの色した空の真下で/岡野大嗣『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』(2017)

■6面
◇連載=「ヌーヴェルヴァーグ/ラングロワ/バザン」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)43回(聞き手=久保宏樹)

■7面
鼎談=渡辺和子×深澤英隆×細田あや子
ESODが導く宗教史学の新地平
渡辺和子著『エサルハドン王位継承誓約文書』(リトン)刊行を機に

東洋英和女学院大学・大学院教授の渡辺和子氏による長年の研究の末、昨年刊行された『エサルハドン王位継承誓約文書』(リトン)。紀元前672年に記され、当時の文化や宗教観など様々な情報を読み取ることができる貴重な文書の総譜翻字等収録した本書刊行を機に、渡辺氏、一橋大学教授・深澤英隆氏、新潟大学教授・細田あや子氏による鼎談を行なった。 

■8面
▽西加奈子『おまじない』試読会レポート

《今週の書評》
■4面〈学術・思想〉
▽柄谷行人著「柄谷行人書評集」(読書人)
評:中島一夫(なかじま・かずお=批評家)

▽ノエル・キャロル著「批評について」(勁草書房)
評:松本潤一郎(まつもと・じゅんいちろう=就実大学教員・フランス文学・思想)

▽ヴォルフガング・シュトレーク著「資本主義はどう終わるのか」(河出書房新社)
評:沖 公祐(おき・こうすけ=香川大学教授・経済理論専攻)

■5面〈文学・芸術〉
▽柳美里著「飼う人」(文藝春秋)
評:山眞紀子(やまさき・まきこ=日本大学教授・日本近現代文学)

▽西法太郎著「死の貌」(論創社)
評:三輪太郎(みわ・たろう=文芸批評家)

▽新保邦寛著「短篇小説の生成」(ひつじ書房)
評:加藤禎行(かとう・よしゆき=山口県立大学准教授・日本近代文学)

▽福島行一著「大佛次郎」(ミネルヴァ書房)
評:清原康正(きよはら・やすまさ=文芸評論家)

■6面〈読物・文化〉
▽大西美智子著「大西巨人と六十五年」(光文社)
評:田代ゆき(たしろ・ゆき=文学館嘱託員)

▽野中涼著「読みくらべ世界民話考」(松柏社)
評:久保華誉(くぼ・かよ=日本民話の会外国民話研究会会員)

▽林千勝著「近衛文麿」(ワック)
評:新谷 卓(あらや・たかし=立教大学兼任講師・近現代政治史)

▽ウェルナー・ヒンク著「ウィーン・フィルコンサートマスターの楽屋から」(アルテスパブリッシング)
評:鷲野彰子(わしの・あきこ=ピアニスト・福岡県立大学准教授)

〈書評キャンパス 大学生がススメる本〉
▽佐藤愛子著「九十歳。何がめでたい」(小学館)
評:覚野新菜(かくの・にいな=大阪成蹊大学環境デザイン学科テキスタイル・ファッションデザインコース4年)


◆次号<2月16日号>予告
<西部邁さん追悼>
田原総一朗・猪瀬直樹対談
(8頁・定価280円)

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