2018年5月11日号 3238号

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《特集》島薗進・香川知晶・小松美彦鼎談
人文知は科学技術の暴走を止められるか
『〈いのち〉はいかに語りうるか?』刊行を機に


香川知晶・斎藤光・小松美彦・島薗進・安藤泰至・轟孝夫・大庭健・山極壽一著『〈いのち〉はいかに語りうるか?』が学術会議叢書の24巻目として刊行された。「生命科学の急速な発展によって〈いのち〉に対する考え方や取り扱い方を変えねばならなくなりそうな現代、人文知の立場からその課題について語りつくした討論のまとめ」となる書であると、山極氏は「発刊に寄せて」で述べている。刊行を機に、島薗・香川・小松の三氏に鼎談をしてもらった。   


《今週の読物》
《今週の読物》
■3面
▽映画時評・5月(伊藤洋司)
虚構の醍醐味に真正面から触れる/ホン・サンス「夜の浜辺でひとり」

▽著者から読者へ「ゲイカップルのワークライフバランス」(神谷悠介)
分かち合いから見えてくる仕事と家族

◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 339回(横尾忠則)
美術は如何に生きるかが問題/GWはドリーム・ウィーク。

◇連載=現代短歌むしめがね 133回(山田航)
牛糞のこびりつきたるてのひらを洗へば北を指す生命線/時田則雄『北方論』(1982)

◇連載=漢字点心 277回(円満字二郎)
「卍」

◇連載=手塚治虫―深夜の独り言 最終回(中村一彦)
先生の背中を流す

■4面
▽論潮・5月(綿野恵太)
人民と国民のできちゃった結婚 集団的自衛権と戦後民主主義

■5面
▽文芸・5月(坂口周)
心身の不調和に悶える年少者たち 身体的な違和感の感覚をテーマに読み繋ぐ

■6面
◇連載=「ヴィスコンティ」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)55回(聞き手=久保宏樹)

■7面
▽東日本部落解放研究所編『東日本の部落史機Ν供Ν掘戮鮓譴襦米B靖介・斎藤洋一・吉田勉)

昨年末、現代書館から東日本部落解放研究所編『東日本の部落史機Ν供Ν掘戮刊行された。東日本の部落の歴史と文化の全容を明らかにした初めての論集について、執筆者を代表して藤沢靖介、斎藤洋一、吉田勉の三氏に本書の読みどころや刊行の意義などを語っていただいた。 

■8面
《特集》お天気対談 円満字二郎×荒木健太郎
雨かんむりと雲にまつわるエトセトラ

「あの雪の日」「あのとき雨が降らなければ…」など、天気にまつわる思い出は誰にもあるのではないだろうか。その美しさが救いになることもあれば、恐ろしい災害をもたらすこともある「空」。本紙連載「漢字点心」でもおなじみの円満字二郎氏と、雲研究者の荒木健太郎氏に、それぞれの著書――漢字の成り立ちと古文献から天気について思索した『雨かんむり漢字読本』と、楽しい雲科学の『雲を愛する技術』――を中心に据えた、お天気対談をお願いした。


《今週の書評》
■4面〈学術・思想〉
▽E・コンツェ/N・フライ/P・ヘイズ/M・ツィンマーマン著「ドイツ外務省〈過去と罪〉」(えにし書房)
評:芝 健介(しば・けんすけ=東京女子大学名誉教授・ドイツ現代史)

▽西垣通著「AI原論」(講談社)
評:永田 希(ながた・のぞみ=書評家)

■5面〈文学・芸術〉
▽武末祐子著「グロテスク・美のイメージ」(春風社)
評:小澤京子(おざわ・きょうこ=和洋女子大学准教授、都市・建築論、イメージ分析、ファッション論)

▽中村稔著「高村光太郎論」(青土社)
評:岡本勝人(おかもと・かつひと=詩人・文芸評論家)

■6面〈読物・文化〉
▽トム・マレー著、藤本国彦日本版監修「ザ・ビートルズ写真集 マッド・デイ・アウト」(ヤマハミュージックエンタテインメント)
評:田家秀樹(たけ・ひでき=音楽評論家)

▽鶴岡真弓著「ケルトの想像力」(青土社)
評:畑中章宏(はたなか・あきひろ=編集者・作家)

▽大園享司著「生き物はどのように土にかえるのか」(ベレ出版)
評:白鳥 敬(しらとり・けい=サイエンスライター)

▽松原仁著「AIに心は宿るのか」(集英社インターナショナル:発行、集英社:発売)
評:吉野太喜(よしの・ひろき=ライター)

〈書評キャンパス 大学生がススメる本〉
▽モーリス・ドリュオン作「みどりのゆび」(岩波書店)
評:田畑果奈実(たばた・かなみ=大阪樟蔭女子大学学芸学部国文学科4年生)


◆次号<5月18日号>予告
多和田葉子インタビュー
『地球にちりばめられて』刊行を機に
(8頁・定価280円)

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