2018年5月18日号 3239号

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《特集》多和田葉子氏インタビュー
沼のなかから咲く蓮の花のように
『地球にちりばめられて』(講談社)刊行を機に
〔書評=郷原佳以(2面)〕


「群像」に連載されていた多和田葉子氏の新作『地球にちりばめられて』が講談社から刊行された。留学中に自分が生まれ育った国が失くなってしまった女性が、自分と同じ言葉を話す人を探して旅をするところから始まるこの作品は、日本語で書かれていながらも、多様な言語が飛び交うさまは、まさに「ちりばめられて」いると言ってもいい。ミステリアスでもあり、ユーモラスな表情も見せてくれるこの魅力的な作品について、多和田氏にお話を伺った。   


《今週の読物》
《今週の読物》
■4・5面
▽特集=英語圏文学/研究書のススメ
日本英米文学会第90回全国大会を機に

■8面
▽追悼・植田康夫氏(立花隆)
いつか、戦後出版史を語り合えたらと

◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側 340回(横尾忠則)
エイ、ヤッとドンデン返し 狂気と破壊が絵を救う

◇連載=漢字点心 278回(円満字二郎)
「燕」

◇連載=現代短歌むしめがね 134回(山田航)
膀胱炎になってもいいからこの人の隣りを今は離れたくない/柴田瞳『月は燃え出しそうなオレンジ』(2004)

◇連載=本の国へようこそ 94回
「加古里子」

《今週の書評》
■3面〈学術・思想〉
▽ナイアル・キシテイニー著「若い読者のための経済学史」(すばる舎)
評:塚本恭章(つかもと・やすあき=愛知大学専任教員・経済学博士・社会経済学)

▽野林厚志編「肉食行為の研究」(平凡社)
評:森枝卓士(もりえだ・たかし=写真家・ジャーナリスト)

▽森一郎著「現代の危機と哲学」(放送大学教育振興会発行、NHK出版発売)
評:後藤嘉也(ごとう・よしや・北海道教育大学教授・哲学)

■6面〈文学・芸術〉
▽町田康著「湖畔の愛」(新潮社)
評:神田法子(かんだ・のりこ=ライター)

▽小谷野敦著「東十条の女」(幻戯書房)
評:馬場美佳(ばば・みか=筑波大学准教授・日本近代文学)

▽李琴峰著「独り舞」(講談社)
評:砂川秀樹(すながわ・ひでき=文化人類学者)

▽松本のぼる著「サンクトウム・コルプス」(リトル・ガリヴァー社)
評:岳 真也(がく・しんや=作家)

■7面〈読物・文化〉
▽都鳥伸也/都鳥拓也著、佐野亨編「OKINAWA1965」(七つ森書館)
評:永田浩三(ながた・こうぞう=ジャーナリスト・武蔵大学教授)

▽辻田真佐憲著「空気の検閲」(光文社)
評:竹内修司(たけうち・しゅうじ=編集者)

▽海老坂武著「戦争文化と愛国心」(みすず書房)
評:水口義朗(みずぐち・よしろう=評論家)

▽松隈章著「聴竹居 発見と再生の22年」(ぴあ)
評:白山眞理(しらやま・まり=一般財団法人日本カメラ財団調査研究部長)

〈書評キャンパス 大学生がススメる本〉
▽井波律子著「三国志演義 1〜4」(講談社)
評:五藤嵩也(ごとう・たかや=名古屋大学人文学研究科人文学専攻中国語中国文学分野専門博士前期課程2年)


◆次号<5月25日号>予告
小杉亮子×福岡安則対談
『東大闘争の語り―社会運動の予示と戦略』刊行を機に
(8頁・定価280円)

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