2018年7月13日号 3247号

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対談=森 達也×初沢亜利
隣人、北朝鮮と日本の未来
初沢亜利写真集『隣人、それから。』(徳間書店)刊行を機に


 写真家の初沢亜利氏が『隣人。38度線の北』(徳間書店)を刊行したのは二〇一二年のこと。独裁政権、拉致問題と北朝鮮を「悪」とみなす偏ったマスコミ報道の中で、本書は北朝鮮に暮らす市井の人々を写真に収め話題となった。それから六年を経てこの度『隣人、それから。 38度線の北』(同)を上梓した。二〇一〇年の初訪朝から計七度。初沢氏が体験した北朝鮮とはどのような場所だったのか。そして金正日政権から金正恩政権へと移行した北朝鮮ではどのような変化が起こっているか。本書の刊行を機に、訪朝経験のある映画監督・森達也氏との対談をお願いした。 


《今週の読物》
■2面
◇連載=日常の向こう側ぼくの内側 348回(横尾忠則)
◇連載=現代短歌むしめがね 142回(山田航)
◇連載=漢字点心 286回(円満字二郎)
◇連載=読写!一枚の写真から 60回(岩尾光代)

■5面
◇連載=「映画におけるヒーローの表象」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)64回(聞き手=久保宏樹)
◇連載=〈書評キャンパス〉山本貴光・吉川浩満著「脳がわかれば心がわかるか」(柏木健太郎)

■7面
▽鳥取で、安西水丸さんの二冊を読む(柏木善祥)


《今週の書評》
■3面〈学術・思想〉
▽ギヨーム・シベルタン=ブラン著「ドゥルーズ=ガタリにおける政治と国家」(書肆心水)
 ピエール・モンテベロ著「ドゥルーズ思考のパッション」(河出書房新社)
評:松本潤一郎(まつもと・じゅんいちろう=就実大学教員・フランス現代思想)

▽佐藤麻理絵著「現代中東の難民とその生存基盤」(ナカニシヤ出版)
評:早尾貴紀(はやお・たかのり=東京経済大学准教授・社会思想史)

▽岡本充弘著「過去と歴史」(御茶の水書房)
評:茂木謙之介(もてぎ・けんのすけ=足利大学講師・日本近代文化史・表象文化論・日本近代文学)

■4面〈文学・芸術〉
▽テリー・イーグルトン著「文学という出来事」(平凡社)
評:遠藤不比人(えんどう・ふひと=成蹊大学教授・イギリス文学・文化、文化理論)

▽秋草俊一郎著「アメリカのナボコフ」(慶應義塾大学出版会)
評:鈴木哲平(すずき・てっぺい=江戸川大学准教授・英文学・仏文学・演劇・比較文学)

▽峯真依子著「奴隷の文学誌」(青弓社)
評:白川恵子(しらかわ・けいこ=同志社大学教授・アメリカ文学・文化)

■5面〈読物・文化〉
▽古川美佳著「韓国の民衆美術」(岩波書店)
評:アライ=ヒロユキ(あらい・ひろゆき=美術・文化社会批評)

▽永井義男著「不便ですてきな江戸の町」(柏書房)
評:山下柚実(やました・ゆみ=作家・五感生活研究所代表)

▽山本悠子著「パラオの心にふれて」(サンパウロ)
評:塩見弘子(しおみ・ひろこ=作家)

▽北田了介編著「教養としての経済思想」(萌書房)
評:毬谷実宏(まりや・みつひろ=ジャーナリスト)

■6面〈学術・思想〉
▽ピーター・チャップマン著「バナナのグローバル・ヒストリー」(ミネルヴァ書房)
評:小松かおり(こまつ・かおり=北海学園大学人文学部教授・生態人類学)

▽佐藤一子・千葉悦子・宮城道子編著「〈食といのち〉をひらく女性たち」(農山漁村文化協会)
評:工藤律子(くどう・りつこ=ジャーナリスト)

▽小関隆著「アイルランド革命1913―23」(岩波書店)
評:伊高浩昭(いだか・ひろあき=ジャーナリスト)

▽山眞紀子・石川照子・須藤瑞代・藤井敦子・姚毅著「女性記者・竹中繁のつないだ近代中国と日本」(研文出版)
評:鈴木将久(すずき・まさひさ=一橋大学教授・中国文学)


◆次号<7月27日号>予告
対談=奥野克巳×高野秀行
『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(亜紀書房)をめぐって
(8頁・定価280円)

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