2018年7月20日号 3248号

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対談=奥野克巳×高野秀行
「辺境」の知の運動はいま
『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(亜紀書房)刊行を機に


 文化人類学者の奥野克巳氏が『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(亜紀書房)を上梓した。ボルネオ島の狩猟採集民プナンのフィールドで調査を始めて十数年、プナンの暮らしから奥野氏が導き出した言葉は、資本主義社会の中で身動きが取れなくなった私たちの呪縛を解く。あるいは人生の根底を揺さぶる。「これは真の意味でラディカルかつ危険な本だ」と、読後の衝撃をツイートしたノンフィクション作家の高野秀行氏に、奥野氏と対談いただいた。初顔合せにも関わらず、話の尽きぬ対談となった。 


《今週の読物》
■2面
◇連載=日常の向こう側ぼくの内側 349回(横尾忠則)
◇連載=現代短歌むしめがね 143回(山田航)
◇連載=漢字点心 287回(円満字二郎)
◇連載=夜郎戯暦〈7月〉(安倍夜郎)
◇連載=ニュー・エイジ登場 421回(九螺ささら)

■6面
◇連載=「演出と自発性」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)65回(聞き手=久保宏樹)
◇連載=〈書評キャンパス〉プレヴォ著「マノン・ レスコー」(永田翔希)

■7面
◇連載=American Picture Book Review 16(堂本かおる)


《今週の書評》
■4面〈学術・思想〉
▽トマス・アクィナス著/稲垣良典総序・山本耕平監修「真理論 上・下」(平凡社)
評:山本芳久(やまもと・よしひさ=東京大学准教授・哲学・倫理学)

▽鈴木岩弓・小林隆編「柳田國男と東北大学」(東北大学出版会)
評:石井正己(いしい・まさみ=東京学芸大学教授・民俗学)

▽ジョレス・メドヴェージェフ著/佐々木洋解題・ 監修「生物学と個人崇拝」(現代思潮新社)
評:天笠啓祐 (あまがさ・けいすけ=ジャーナリスト)

■5面〈文学・芸術〉
▽五味渕典嗣著「プロパガンダの文学」(共和国)
評:佐藤 泉(さとう・いずみ=青山学院大学教授・日本近現代文学)

▽武田美保子著「身体と感情を読むイギリス小説」(春風社)
評:大谷伴子(おおたに・ともこ=東京学芸大学講師・英文学)

▽黒古一夫著「原発文学史・論」(社会評論社)
評:川村 湊(かわむら・みなと=文芸評論家)

▽押野武志・谷口基・横濱雄二・諸岡卓真編著「日本探偵小説を知る」(北海道大学出版会)
評:末國善己(すえくに・よしみ=文芸評論家)

■6面〈読物・文化〉
▽鷲田清一編「大正=歴史の踊り場とは何か」(講談社)
評:太田省一(おおた・しょういち=社会学者)

▽村山新治著、村山正実編「村山新治、上野発五時 三五分」(新宿書房)
評:高鳥 都(たかとり・みやこ=ライター)

▽寺山修司著、堀江秀史編「ロミイの代辯」(幻戯書房)
評:相馬俊樹(そうま・としき=文筆家)

▽ハン・ピルォン著「韓国 古い町の路地を歩く」(三一書房)
評:森万佑子(もり・まゆこ=東京女子大学現代教養学部専任講師・韓国歴史学)

◆次号<7月27日号>予告
2018年上半期の収穫から
<44人へのアンケート>
(10頁・定価300円)

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