2014年10月3日号 3059号

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▼特集▼
◇鼎談=辻惟雄×高橋源一郎×橋本麻里 <ジェネラリスト、辻惟雄>
『辻惟雄集』(全6巻、岩波書店)完結を機に

★岩波書店より2013年から刊行開始された『辻惟雄集』(全6巻)がこの度完結した。これを機に、著者である日本美術史家・辻惟雄氏と、作家の高橋源一郎氏、美術ライターの橋本麻里氏で鼎談を行った。
※つじ・のぶお氏=MIHOMUSEUM館長、東京大学・多摩美術大学名誉教授・日本美術史専攻。著書に「ギョッとする江戸の絵画」「岩佐又兵衛」「奇想の江戸挿絵」「日本美術の歴史」ほか、多くの美術全集の監修などに携わる。1932年生。
   
※たかはし・げんいちろう氏=作家。著書に「さようなら、ギャングたち」でデビュー。「優雅で感傷的な日本野球」「日本文学盛衰史」「ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ」「さよならクリストファー・ロビン」「還暦からの電脳事始」ほか多数。1951年生。
     
※はしもと・まり氏=日本美術を主な領域とするライター・エディター・明治学院大学非常勤講師。著書に「日本の国宝100」「変り兜」など。1972年生。
 

▼今週の読物▼
■1面
◆連載=写真家の記憶の抽斗<第20回>/北井一夫(きたい・かずお氏=写真家)
<神田明神下の置屋>1972 シリーズ「いつか見た風景」 
■3面
◆連載=日常の向こう側 ぼくの内側<第160回>/横尾忠則(よこお・ただのり氏=美術家)
◎成城に四天老人、彼岸花 郷里の星空、宇宙の生気
◆連載=『週刊コウロン』波乱短命顛末記<第64回>/水口義朗(みずぐち・よしろう氏=文芸評論家)
◎チャタレイ夫人もサドもワイセツの時代 新鋭作家遠藤周作、伊藤整の戦い
◆連載=文芸同人誌評/白川正芳(しらかわ・まさよし氏=文芸評論家)
◎小説も俳句も活気あり(勝又由華「二十一時、ナースステーションへ」)
◎静謐と躍動を深く味わる(井上康明「ありありと露けき龍太文学碑」)
◆連載=漢字点心<第104回>/円満字二郎(えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)
「享」
◆連載=編集から読者へ/粟生田弓(あおた・ゆみ氏=ファッションブランドRIVORA Incマネジメント)
◎写真文化を次世代へ語り継ぐ
編著:粟生田弓、小林杏『1985/写真がアートになったとき』

◆文庫日和=
◎著:笹本恒子『ライカでショット!私が歩んだ道と時代』(新潮文庫)

◎著:北杜夫、斎藤由香『パパは楽しい躁うつ病』(新潮文庫)


■4面
◆連載=論調<10月>/中島一夫(なかじま・かずお氏=批評家)
◎冷戦後の不可避的な以降 朝日新聞問題と従軍慰安婦問題
◆スポットライト=
◎著:中野剛志『世界を戦争に導くグローバリズム』(集英社)


■5面
◆新刊=著:渡邊澄子『負けない女の生き方◇217の方法 明治・大正の女作家たち』(博文館新社)

◆近刊セレクト=
◎編:小倉孝誠『十九世紀フランス文学を学ぶ人のために』(世界思想社)10月上旬刊
◎著:岩崎芳生『流れ島』(鳥影社)10月上旬刊
◎著:小川糸『にじいろガーデン』(集英社)10/3刊
◎編:小峯和明『日本文学史』(吉川弘文館)10/15刊

■6面
◆連載=文芸<10月>/町口哲生(まちぐち・てつお氏=評論家・哲学専攻)
◎「偶有性」のテーマがうかがえる岡本 解けないパラドックスという古川の問題意識
◆近刊セレクト=
◎著:堀啓子『日本ミステリー小説史 黒岩涙香から松本清張へ』(中央公論新社)

◆新刊=
◎著:パトリス・ルコント、ダヴィッド・デカンヴィル『愉しみは最後に』(春風社)
◎著:大崎梢『だいじな本のみつけかた』(光文社)
◎著:吉川一義『プルーストの世界を読む』(岩波書店)

■8面
◆特集=対談 山本信太郎×育子『回想 赤坂、夜の昭和史』
★伝説のナイトクラブ「ニューラテンクォーター」。東京・赤坂の一等地に昭和34(1959)年2月11日にオープンし、「東洋一」とうたわれた、その社交場には政界、財界、芸能関係など著名人が出入りしていた。加えて、花街のひとつと数えられる赤坂。高級な繁華街として知られ、政治家が猝談瓩砲睛用してた料亭も数多くあった。往時には芸者が400人近く在籍し夜の街に花をそえていたという。
今回、この道56年の赤坂芸者、育子おねえさんと「ニューラテンクォーター」オーナーの山本信太郎氏のお二人に対談をお願いした。昨年末に没後50年を迎えた力道山、そして今年存命ならば80歳を迎える石原裕次郎など昭和の大スターとも親交の深かったお二人の貴重な思いでとは―。対談は赤坂の老舗料亭のひとつである。金龍で行った。

■9面
◆受賞=
◎第36回講談社ノンフィクション賞
著:清武英利『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社)

◎第30回講談社エッセイ賞
著:末井昭『自殺』(朝日出版社)

◎第30回講談社科学出版賞
著:大栗博司『大栗先生の超弦理論(ちょうげんりろん) 入門 九次元世界にあった究極の理論』(講談社)

◆連載=田原総一朗の取材ノート(たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)
◎一つの時代が終わったと痛感
◆ブックサロン
著:森かおる『花の地下茎(上)』(文芸社)

◆連載=活字シアター<第554回>
◎困難と闘い名著大著を刊行してきた冨山房の巻<第73回>

■8面
◆特集=青龍殿落慶と国宝「青不動明王」御開帳
★青龍殿落慶を門主に聞く
◎貴重な文化財を守り残したい―大正初期の大木造建築の同情を移築再建、「青龍殿」に

▼将軍塚青龍殿・国宝「青不動明王」御開帳▼
会期:2014年10月8日(水)〜12月23日(火・祝)
拝観時間:9時〜21時半(21時半受付終了)【夜間ライトアップ】
拝観料金:大人1000円、中・高生400円、小学生以下は父兄同伴で無料
場所:天台宗青蓮院門跡地境内(京都府京都市山科区厨子億花鳥町28)※青蓮院より、シャトルバスで15分 京都駅からタクシーで20分

青蓮院門跡「青不動明王」復元模写公開
会期:2014年10月8日(水)〜12月23日(火・祝)
拝観時間:9時〜17時半(16時半受付終了)
ライトアップ:10月24日(金)より18時〜22時(21時半受付終了)
拝観料金:日中大人500円、中・高生400円、小学生200円
夜間ライトアップ:大人500円、中・高生400円
場所:天台宗青蓮院門跡地(京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1)※地下鉄東西線「東山」下車5分、知恩院北隣

お問い合わせ:ハローダイヤル 050-5542-8600

▼今週の書評▼
■4面<学術 思想>
◆編:小杉泰、林佳世子『イスラーム 書物の歴史』(幻冬舎)
評:黒岩三恵(くろいわ・みえ氏=立教大学准教授・美学・芸術諸学専攻)


◆著:プランセスサッフォー『チュチュ』(世紀末風俗奇譚)
評:森本淳生(もりもと・あつお氏=一橋大学准教授・フランス文学専攻)

■5面<文学 芸術>
◆著:ナンシー・ヘンリー『評伝 ジョージ・エリオット』(英宝社)
評:廣野由美子(ひろの・ゆみこ氏=京都大学教授・英文学・イギリス小説専攻)

◆著:ミハイル・ブルガーコフ『ブルガーコフ戯曲集1 ゾーヤ・ペーリツのアパート 赤紫の島』『ブルガーコフ戯曲集2 アダムとイヴ 至福』(東洋書店)
評:沼野恭子(ぬまの・きょうこ氏=東京外国語大学教授・ロシア文学専攻)
 

■7面<読物 文化>
◆著:山本一生『哀しすぎるぞ、ロッパ 古川緑波日記と消えた昭和』(講談社)
評:井口隆史(いぐち・たかし氏=ノンフィクション作家)


◆著:脇明子『読む力が未来をひらく 小学生への読書支援』(岩波書店)
評:菅原幸子(すがわら・ゆきこ氏=教文館子どもの本のみせナルニア国店員)


◆著:平瀬礼太『<肖像>文化考』(春秋社)
評:峰順一(みね・じゅんいち氏=放送作家・美術評論)


◆著:林田憲明『火山島の神話 『三宅記』現代語訳とその意味するもの』(未知谷)
評:飯島吉晴(いいじま・よしはる氏=天理大学教授・民俗学専攻)

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