2015年1月30日号 3075号

280円(税込)

定価 280円(税込)

▼特集▼
◇磯崎新×横尾忠則トークイベント載録 イソザキ的ヨコオ論 ―曖昧、アマチュア、インファンテリズム
★2014年12月16日、神戸市にある横尾忠則現代美術館で建築家・磯崎新氏と美術家・横尾忠則氏によるトークイベントが行われた。このイベントには東京・青山のワタリウム美術館で開催されていた「磯崎新 12×5=60」展(2014/8/31〜2015/1/12で終了)にあわせて行われる予定だったが、諸般の事情でなかなか実現しなかった経緯があった。しかし、ようやく神戸の地で実現。イベント当日は、平日15時からの開始にも関わらず会場は満員に。ビッグネーム二人がどんなトークをくりひろげたのか。その対談の一部を載録する。

<主なコンテンツ>
1:1960年代のニューヨークで
2:ハイ・アートをどう揺するか
3:賛成でもあり反対でもある
4:考えない人の考えを利用する
5:横尾キャラクターの不思議さ
6:温泉パワーとピラミッドパワー

※いそざき・あらた氏=建築家。建築家・丹下健三に師事。1963年に磯崎新アトリエを設立以降、世界各地で建築・都市の設計に携わり、思想、美術、文化論など建築の枠組みを超えて活躍。著書に「挽歌集」「磯崎新建築論集<全8巻>」「磯崎新の思考力」ほか多数。1931年生。
     
※よこお・ただのり氏=美術家。1972年にニューヨーク近代美術館で個展を開催後、各国のビエンナーレに出品するなど、日本国内に留まらず活躍。毎日芸術賞、紫綬褒章、小説「ぶるうらんど」では第36回泉鏡花賞など受賞、受章多数。著書に「絵画の向こう側・ぼくの内側」ほか多数。1936年生。
    

▼今週の読物▼
■1面
◆連載=写真家の記憶の抽斗<第35回>/北井一夫(きたい・かずお氏=写真家)
<渡し舟>1974年 シリーズ「村へ」 

■3面
◆連載=日常の向こう側 ぼくの内側<第176回>/横尾忠則(よこお・ただのり氏=美術家)
◎7年越、「消えた男」の運命。生(性)と死の「大涅槃」展
◆連載=『週刊コウロン』波乱短命顛末記<第79回>/水口義朗(みずぐち・よしろう氏=文芸評論家)
◎深沢七郎『風流夢譚』事件とは 61年2月、中公社長宅テロのあらまし
◆連載=漢字点心<第119回>/円満字二郎(えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)
「考」
◆連載=ニュー・エイジ登場
◎植民地研究から「文明」を考えよう
著:許時嘉『明治日本の文明言説とその変容』(日本経済評論社)

◆連載=文芸同人誌評/白川正芳(しらかわ・まさよし氏=文芸評論家)
◎連載、回を追うごとにリズム(著:大西咲子「にほぎ通信(29)」『VIKING 767号』
◎新鮮な身体感覚が躍動する俳句(著:村上栄子「東北四大祭」『船団 103号』

■5面
◆新刊=
◎著:エリザベス・ボウエン『日ざかり』(晶文社)

◎著:中島たい子『心臓異色』(光文社)


■7面
◆第100回全国図書館大会・東京大会/「東京大会が残したもの(上)」第100回全国図書館大会組織委員会 事務局長 西野一夫氏
◆受賞=
【第30回 梓会出版文化賞】
◎出版文化賞:あけび書房
◎同特別賞:高文研、原書房、
◎第30回記念特別賞:みずのわ出版
◎第11回出版梓会新聞社学芸文化賞:ミシマ社
◎第11回出版梓会新聞社特別賞:大阪大学出版会
◆連載=田原総一朗の取材ノート/田原総一朗(たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)
◎「イスラム国」の真意とは?
◆読者プレゼント!映画「くちびるに歌を」試写会
★長崎・五島の中学校を舞台に、アンジェラ・アキの「手紙〜拝啓 十五の君へ」の合唱にのせた、映画「くちびるに歌を」が2月28日(土)より全国ロードショー。その試写会に10組20名様をご招待。新垣結衣主演、三木孝浩監督、中田永一著の同名ベストセラー原作の感動作です。
ご希望の方は、住所・氏名・年齢、「試写会希望」と明記の上、ハガキ(新宿区矢来町109 読書人試写会係)またはメール(info@dokushojin.co.jp)までご応募ください。2/9(月)必着。
日時:2/16(月)18時半開場、19時開映
場所:なかのZERO大ホール
◆出版メモ=
◎著:杉山正明『海の国の記憶 五島列島 時空をこえた旅へ』『露伴の『運命』とその彼方 ユーラシアの視点から』(平凡社)
 
◎著:本橋成一『炭鉱』(現代書館)


■8面
◆アイ・ウェイ・ウェイ インタビュー(聞き手・牧陽一) <アーティストとして/民主活動家として>
★世界が最も注目するアーティストの一人である中国人アーティスト、アイ・ウェイ・ウェイ。アーティストに加え民主活動家の顔も併せ持つ彼の制作する作品には現代の中国政府、中国社会へ対する批判、問題提起をはらんでいるため、中国当局からは要注意人物とみなされ、常に監視の下に置かれている。しかし、その型にはまらない言動と行動はネットを通して世界中に発信され、中国国内でも若者たちを中心に絶大な支持を得ている。埼玉大学教授の牧陽一氏は、アイ・ウェイ・ウェイに毎年インタビューを行っている。昨年9月に行われたインタビューの模様を一部載録する。

<主なコンテンツ>
1:CCTVのオウンゴール事件
2:中国の普遍的な問題を作品に
3:アイ・ウェイ・ウェイは「厳重に監視すべき反動派」

※まき・よういち氏=埼玉大学教授・東アジア文化専攻。現代中国の文学・芸術を中心に研究。1995年8月にアイ・ウェイ・ウェイと初めて出会い、2009年以降、毎年インタビューを行っている。

▼今週の書評▼
■4面<学術 思想>
◆著:大野光明『沖縄闘争の時代1960/70 分断を乗り越える思想と実践』(人文書院)
評:田仲康博(たなか・やすひろ氏=国際基督教大学上級准教授・社会学専攻)


◆著:クリスティン・ロス『68年5月とその後 反乱の記憶・表象・現在』(航思社)
評:上野俊哉(うえの・としや氏=和光大学教員・社会学思想史専攻)


◆編:高倉浩樹、山口未花子『食と儀礼をめぐる地球の旅 先住民文化からみたシベリアとアメリカ』(東北大学出版会)
評:久保田亮(くぼた・りょう氏=大分大学准教授・文化人類学専攻)

◆編:関東大震災90周年記念行事実行委員会『関東大震災 記憶の継承―歴史・地域・運動から現在を問う』(日本経済評論社)
評:好井裕明(よしい・ひろあき氏=日本大学教授・社会学・エスノメソドロジー専攻)


■5面<文学 芸術>
◆著:アリス・マンロー『愛の深まり』(彩流社)
評:木下卓(きのした・たかし氏=愛媛大学名誉教授・英語文学専攻)


◆著:尾崎俊介『ホールデンの肖像―ペーパーバックからみるアメリカの読書文化』(新宿書房)
評:大串尚代(おおぐし・ひさよ氏=慶應義塾大学教授・アメリカ文学専攻)


◆著:上田岳弘『太陽・惑星』(新潮社)
評:海老原豊(えびはら・ゆたか氏=ライター)


◆著:渡邊澄子『気骨の作家 松田解子 百年の軌跡』(秋田魁新報社)
評:尾西康光(おにし・やすみつ氏=三重大学教授・日本近代文学専攻)


■6面<読物 文化>
◆著:酒井順子『オリーブの罠』(講談社)
評:阪本博志(さかもと・ひろし氏=宮崎公立大学准教授・社会学・出版文化論専攻)


◆著:マララ・ユスフザイ、パトリシア・マコーミック、訳:道傳愛子『マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女』(岩崎書店)
◆著:ローズマリー・マカーニー。訳:西田佳子『マララさん こんにちは: 世界でいちばん勇敢な少女へ』(西村書店)
評:増田ユリヤ(ますだ・ゆりや氏=ジャーナリスト)
 

◆著:土田昇『時間と刃物──職人と手道具との対話』(芸術新聞社)
評:南伽山秋子(なかやま・あきこ氏=書籍編集者/美術家)


◆著:サイモン・ガーフィールド『オン・ザ・マップ 地図と人類の物語』(太田出版)
評:吉野太喜(よしの・ひろき氏=ライター)

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