2015年2月6日号 3076号

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▼特集▼
◇蓮實重彦・伊藤洋司対談 <映画を「人類」から取り戻すために>
アンドレ・バザンからドゥルーズに受け継がれたもの、ゴダール「古典的なデクパージュ」への回帰とその実践

★世界の映画評に多大な影響を与えた『カイエ・デュ・シネマ』。その実質的な編集長だったアンドレ・バザンの遺した映画批評集(『映画とは何か』全2巻・岩波文庫)の新訳がまもなく刊行される。再び日本シネフィルの注目がバザンに集まるひとつの機運になるのだろうか。20代の頃よりバザンの批評にリアルタイムで触れ、時にその批評のあり方に反発も表明してきた映画評論家の蓮實重彦氏と、本紙映画時評を担当する中央大学教授・伊藤洋司氏に対談をしてもらった。

<主なコンテンツ>
1:ヒッチコック/フォード
2:『シネマ機 ̄親哀ぅ瓠璽検

3:フィルム的現実を見よ
4:普遍的な「人類」の視点
5:「偽なるものの力能」
6:フィクション論

※はすみ・しげひこ氏=仏文学者・映画評論家。元東大総長。著書に「夏目漱石論」、「監督 小津安二郎」など。
    
※いとう・ようじ氏=中央大学教授。


▼今週の読物▼
■1面
◆連載=写真家の記憶の抽斗<第36回>/北井一夫(きたい・かずお氏=写真家)
<雪の中で>1974年 シリーズ「村へ」 

■3面
◆連載=日常の向こう側 ぼくの内側<第177回>/横尾忠則(よこお・ただのり氏=美術家)
◎深々と初雪、真白なキャンバスに天啓を待つ…
◆連載=『週刊コウロン』波乱短命顛末記<第80回>/水口義朗(みずぐち・よしろう氏=文芸評論家)
◎仏「シャルリー・エブド」紙襲撃テロ 61年の「風流奇譚」事件の恐怖は消えず
◆連載=漢字点心<第120回>/円満字二郎(えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)
「諷」※「フウ」
◆連載=映画時評<2月>/伊藤洋司(いとう・ようじ氏=中央大学教授・フランス文学専攻)
◎世界の劇場性を追求する遺作 アラン・レネ「愛して飲んで歌って」
▼愛して飲んで歌って▼
2015年2月14日(土)より岩波ホールにてバレンタイン・ロードショー
◆連載=本の国へようこそ<第56回>/選書:銀座教文館 子どもの本のみせナルニア国・菅原幸子氏
★住んでいる場所が違えば、暮らし方も当然違います。別の土地で生きる人たちと比べてみたら、自分が当たり前だと思っている習慣や考え方も、少し変わるかもしれません。この世界には色々な生き方があることを教えてくれる、その土地の暮らしや空気を感じられる本を紹介します。
◎著:片野田斉『中国』(偕成社)

◎著:興安『アローハンと羊―モンゴルの雲の物語』(こぐま社)

◎著:安井清子『ラオス 山の村に図書館ができた』(福音館書店)

◎著:カークパトリック・ヒル『アラスカの小さな家族 バラードクリークのボー』(講談社)


■4面
◆連載=論潮<2月>/羽根次郎(はね・じろう氏=明治大学専任講師・現代中国論専攻)
◎「自由」から「貧困」へ テロの連鎖をどう断ち切るのか

■5面
◆連載=文芸<2月>/倉本さおり(くらもと・さおり氏=ライター)
◎「文学的なるもの」とは 批評家を試す試金石となる又吉直樹「火花」
◆新刊=
◎著:池澤夏樹『現代世界の十大小説』(NHK出版)

◆近刊=
◎著:ユン・チアン『西太后秘録 近代中国の創始者 上・下』(講談社)
 
◎著:ゲルトルート・コルマル『沈黙するものたちの言葉』(近代文芸社)


■6面
◆新刊=
◎著:最相葉月『れるられる』(岩波書店)


■7面
◆第100回全国図書館大会・東京大会/「東京大会が残したもの(中)」第100回全国図書館大会組織委員会 事務局長 西野一夫氏
◆受賞=
【第34回山川菊栄賞(最終回)】
◎著:平井和子『日本占領とジェンダー―米軍・売買春と日本女性たち』(有志舎)

◎著:塚原久美『中絶技術とリプロダクティヴ・ライツ―フェミニスト倫理の視点から』(勁草書房)

◆連載=ともかくスケッチ<第7回>/長友啓典(ながとも・けいすけ氏=アート・ディレクター)
◎「○×▲□○!!」
◆トピック・催し物・勉強会情報はこちらから!
◆ブックサロン=
◎著:シルバー・ラブクマ『泣きぼくろの記憶』(文芸社)


■8面
◆知花くららインタビュー <『くららと言葉』刊行を機に>


★ミス・ユニバース2006世界大会で総合2位を獲得し、現在は小学館『Domani』の表紙専属モデルを務める知花くららさん。CMやテレビ番組への出演で活躍する一方で、2007年には国連世界食糧計画(WFP)のオフィシャルサポーターに就任する。そこでの活動が認められ、一昨年12月からは国連WFP日本大使としてアフリカなどで現地視察を行い、途上国の現状を伝える役割も果たしている。そうした経験を通して出会った人たち、自らの生まれ故郷である沖縄に住む家族、あるいは学生時代の恩師・友人から受け取った言葉の数々。知花さんの人生の岐路において多大な影響を及ぼし、今も記憶に強く刻み込まれた「55の言葉」。それにまつわる話を綴った、自身初の書き下ろしエッセイ集となる『くららと言葉』(講談社)が上梓された。刊行を機に、知花くららさんにお話を伺った。

<主なコンテンツ>
1:国連WFPの活動
2:表情や風景まで含めて
3:体験を赤裸々に告白
4:できることをひとつずつ

※ちばな・くらら氏=『Domani』(小学館)表紙専属モデル。レギュラー番組としてはBS12『グローバル・ビジョン』、BSジャパン『テレビ日経おとなのOFF』、TBS『& happy』、JFN『知花くららのPrecious Life』などに出演。その他多数の番組・CMにも出演中。国連WFP日本大使としてアフリカなどで現地視察を行い、日本国内で積極的に現地の声を伝える活動を行っている。今年の目標は「お芝居に挑戦すること」。また短歌を近年はじめたことから、いずれは「歌集を出版すること」もひとつの目標にしている。上智大学文学部教育学科卒。1982年沖縄生まれ。

▼今週の書評▼
■4面<学術 思想>
◆編:秋富克哉、古荘真敬、森一郎、安部浩『ハイデガー読本』(法政大学出版局)
評:村田純一(むらた・じゅんいち氏=立正大学教授・現象学・科学哲学専攻)


◆著:フェリックス・ガタリ『リトルネロ』(みすず書房)
評:鈴木創士(すずき・そうし氏=仏文学者・作家)


■5面<文学 芸術>
◆著:阿部和重、伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト』(文藝春秋)
評:神山修一(こうやま・しゅういち氏=作家・評論家)


◆著:ウォルター マップ『宮廷人の閑話―中世ラテン綺譚集』(論創社)
評:横山安由美(よこやま・あゆみ氏=フェリス女学院大学教授・フランス文学専攻)


■6面<読物 文化>
◆著:山中恒『靖国の子 教科書・子どもの本にみる靖国神社』(大月書店)
評:野上暁(のがみ・あきら氏=子ども文化評論家)


◆編:イギリス文化事典編集委員会『イギリス文化事典 』(丸善出版)
評:石原孝哉(いしはら・こうさい氏=駒澤大学名誉教授・英米文学専攻)


◆著:田中友子『ビリービンとロシア絵本の黄金時代』(東京美術)
評:亀山郁夫(かめやま・いくお氏=名古屋外国語大学学長・ロシア文化・ロシア文学専攻)


◆著:梅澤幸平『図書館からの贈り物』(発行:日外アソシエーツ、発売:紀伊國屋書店)
評:堀渡(ほり・わたる氏=元国分寺市立本多図書館長)

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