週刊読書人 増刊号 PONTO Vol.2 Ponto Vol.2

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★週刊読書人増刊号「Ponto」第2号 発売のお知らせ★

<2号刊行のあいさつにかえて>
Ponto(ぽんと) 「週刊読書人」の増刊号、タブロイド判。「Point」を意味するポルトガル語。
「本と人をつなぎ、時代の曲がり角と先端をみつめる」べく命名した。が、執筆陣にすら「ポンタ」とか「ホント」とか呼ばれ、なかなか浸透しない……
(などと書くとますます混乱しそうだが)、Ponto の名前が浸透しなくても、「春画研究者に、石上さんという人がいるらしい」とか、
「モスクワで緊縛フェスが行われているんだ」とか、「アイアン澤田のリアルドールすごいな」とか、何かが読者の心に残るならば、幸い、と編集部は思っている。

<編集部から今回のテーマについて>
Ponto第2号のテーマは前号に引き続き「日本の性(せい&さが)」となりました。今回の裏テーマは「欲望」。
春画やエロ本といった出版物はもちろんのこと、アダルトビデオやリアルドールまでフェティッシュも含めたエロにまつわる人間の欲望は留まるところを知りません。
しかもそれらに関する研究書も少なくない。人体の不思議から文化装置までエロを真面目に勉強し、解き明かそうとする、それも人間の欲望に他なりません。
それを突き詰めた時に現れるのは果たしてエロなのかさがなのか――。
今回は研究書や実用書を中心にした「「性」書108選」のほか、日本人の欲望の形の一つであるアダルトビデオを俎上にした対談、
日本発のフェティシズム文化「緊縛」についてや欲動の新連載も始まります。日常に潜む欲望を少しだけ炙り出しましょう。

<Ponto 編集部>
宮野正浩(みやの・まさひろ)と角南範子(すなみ・のりこ)でちまちまコツコツ編集中。
会社の冷蔵庫には「馬の鼻先に人参」とばかりに、総務がときどき缶ビールを冷やしてくれている。
デザインは引き続き、土間デザイン室主宰・中島雄太(なかじま・ゆうた)、印刷は東日印刷、制作は東日印刷Ponto チーム。
Ponto 編集の楽しさは、執筆者、デザイナー、印刷所とのやりとり。
そこに読者も交えて、ますます密な良縁を結べるようにと、3月吉日、縁結びの最強かみさま「東京大神宮」に絵馬を奉納。
「Ponto の執筆者、読者、書店、デザイナー、印刷所、すべての読書人に良縁がありますように」平成27年 弥生

★Ponto Vol.1も販売中です→詳しくはこちら

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週刊読書人 増刊号 Ponto Vol.2 ▼特集▼ 未来へ欲望する/日常の折り目

▼日本の性(せい)未来へ欲望する▼コンテンツ
◆表紙 Julie Watai
※じゅり・わたい氏=フォトグラファー。2006 年イタリアの出版社から「SAMURAI GIRL」を出版し、世界的に販売される。また海外イベントTokyo Crazy Kawaii のオフィシャルフォトグラファーを2年連続で務める。

◆連載=応需(もとめにおうじて)―春画・艶本の趣向2/石上阿希(いしがみ・あき氏= 立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。日本で初めて春画をテーマに博士号を取得。専門は近世文化史。京都在住。)
★レントゲンも内視鏡もなかった時代、人々はどのように人間の体内を知り得たのだろうか。当然ながら、その知識の多くは医学書に描かれた人体図によるものであろう。西洋、東洋の様々な医学書に…続きは本紙で


◆連載=人あるところに官能あり―クールなエロティック・ジャパン/田中雅一
(たなか・まさかず氏=京都大学人文科学研究所教授。専門は文化人類学。研究テーマはセクシュアリティ・暴力・宗教・軍隊。)
★この一年緊縛にはまっている。緊縛とは、文字通り「縄できつく縛ること」を意味する。縄は一般に麻縄が使われる。緊縛師たちは、長さを七メートルに揃えた縄を用意して、モデルの体を縛り、ときに吊りあげる…続きは本紙で
   

◆連載=漢字点心 特別編―「嬲」/円満字二郎
(えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)
★「嬲」→音読みでは「ジョウ」と読む漢字。「男」二つの間に「女」が挟まっていることと、訓読みでは「なぶる」と読むところから、エロチックな妄想をかき立てる漢字としてひそかに人気が高い…続きは本紙で
    

◆対談=欲望、男と女―アダルトビデオと日本人/赤川学×鈴木涼美
★女性は商品写真を見て直感的に、男性は商品説明を聞いて観念的に、購入を決めることが多いとか。ところがことセックスに関しては、女性は過程と物語を求め、男性は行為さえあればいい? 男の、女の、私たちの、欲望とはいったい何なのか。今回は80年代に登場し、男性の性生活と、風俗業界を革新した、アダルトビデオの世界に迫ります。社会学者の赤川学さんと鈴木涼美さんに登場いただき、アダルトビデオを媒介に、体験談から社会学論争、欲望の所在と行方まで、幅広くお話いただきました。

<主なコンテンツ>
1:男の、女の、アダルトビデオ
2:男も、女も、性の商品化論争
3:男にも、女にも、AVのスティグマ
4:男の、女の、欲望の行方
5:男も、女も、長生きしましょう

※あかがわ・まなぶ氏=東京大学大学院人文社会系研究科准教授。専門は歴史社会学、セクシュアリティ研究など。著書に『セクシュアリティの歴史社会学』『性への自由/性からの自由 ポルノグラフィの歴史社会学』『明治の「性典」を作った男謎の医学者・千葉繁を追う』ほか。1967年生。
   

※すずき・すずみ氏=社会学者・元「日本経済新聞」記者。会社員時代に出版した『「AV女優」の社会学』は「紀伊國屋じんぶん大賞2013 読者とえらぶ人文書ベスト30」にランクインし話題に。慶應義塾大学在学中はAV女優、キャバクラ嬢など夜のオネエサンも経験。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』もある。1983年生。
 

◆目から鱗の「性」書、煩悩の108選
<目から鱗の「性」書、煩悩の108選>
★人がいるから性があり、性があるから人がいる。生物に不可欠な「性」書を紹介します。
〈こころ・からだ― 歴史・文化〉を題材にしたハウツー本から研究書まで、世には数多の「性」書あり。どれに興味を持つかはアナタの自由!
愉悦の時へと続く道しるべとしてご利用ください。手に取る者に幸福あれ。(編集部)

◆グラビア=桜下男体刺身盛り/お昼寝ターザン危機一髪!/木村了子
(きむら・りょうこ氏=画家、美術作家。東洋の美しい男性、官能美をモチーフに、日本画の伝統的な手法や、ステンドグラス作品、立体作品などを手掛ける。国内外で個展を多数行っている。)

・「桜下男体刺身盛り」2005年 白麻紙に岩絵の具 M8 号46.0 × 27.0 cm
・「お昼寝ターザン危機一髪!」 2010年 絹本着彩 42.6 × 54.5 cm

▼グループ展「像形人間 - for humans」 木村了子× 関本幸治× 藤井健仁×松山賢▼
会期:2015.3.31(火)̶ 4.19(日)
開催時間:12:00 -19:00〈月曜休廊〉
場所:みうらじろうギャラリー(東京都中央区日本橋大伝馬町2-5 石倉ビル4階) 

◆連載=おとなの遊艶地 秘宝館2―秘宝館にみる職人魂/妙木忍(みょうき・しのぶ氏=北海道大学国際本部留学生センター特任助教。専門はジェンダー研究。)
★いくつかの秘宝館にはオリジナルソングがあった。私は秘宝館の前でそれを繰り返し聴いてノートに書き取ったり音を覚えたりしていたので、もう歌えるようになっている。伊勢の秘宝館のように、CD「懐かしのCM ソング大全」に収録されているものまである…続きは本紙へ
 

◆官能小説を編集する/草野頼子
(くさの・よりこ氏=双葉文庫編集長。男性以上に官能小説ジャンルに詳しく、“官能小説の女帝”の異名を持つ。)
★エロスは小説世界を構成するうえで、大切な要素のひとつです。官能小説にはレイプや近親相姦を扱うハード系と呼ばれるジャンルもありますが、双葉文庫はコンセプトを《良識ある大人の恋愛と行
為》と定め、小説としてきちんと楽しめる作品であることを意識して出版してきました…続きは本紙へ
<おすすめの官能小説>
 


▼日本の性(さが)日常の折り目▼コンテンツ
◆表紙 ブルノ・カンケ
※ブルノ・カンケ氏=フランス生まれ、東京在住。パリでレコードエンジニアとして20 年間働いた後、日本で写真を撮り始める。2011年に「ビューローデチュードジャポネーズ研究所」を設立。東京の男性会社員を被写体にした「サラリーマンプロジェクト」シリーズでは、企業社会という不思議な空間における男性性を表現。その作品を写真手帳「Salaryman Project business schedule」として発表、発売する。1964年生。

◆連載=葬のみちゆき2 <骨の人格>/奥山晶子
(おくやま・しょうこ氏=葬儀ライター、葬送の自由をすすめる会理事。著書に『葬式プランナーまどかのお弔いファイル』、『「終活」バイブル 親子で考える葬儀と墓』。『自分らしさ葬送スタイルブック』『葬式・相続で困らない今のうちガイド』に関わる。1980年生。)
★日本人は火葬場から出てきた焼骨を、箸でつまんで骨壺に入れる。他の国では見られない風習だ。そもそも、「箸でつまんで骨壺に入れる」ほど形が残っているケースが世界的に見てレアだ。…続きは本紙へ
 

◆連載=イケメンを欲望する社会 <「イケメン店員」の条件>/福博充
(ふく・ひろみつ氏=東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム」特任研究員。大学院ではジャニーズを研究テーマにし、『東大院生。僕、ジャニ男(ヲ)タです。』の著書もある。上智大学在学中は読書人でアルバイトをしていた。酔うと少々メンドクサイ性格に変化するが熟女にモテる。1982年生。)
★日経メディアマーケティング株式会社が提供している記事検索サービス「日経テレコン」で「イケメン」と検索すると、1999年にとあるテレビ番組の一コーナー名として初めてこの言葉が登場します。それから16 年たった今日、「イケメン」は誰もが口にする言葉となりましたが、…続きは本紙へ


◆<美徳か奇習か 携帯を目の敵にする車内マナー>/吉田一郎
(よしだ・いちろう氏=『HongKong Post』記者、月刊『香港通信』編集長、日刊『香港ビジネスポスト』編集長を経て、2007年から2013年までさいたま市議(3期)。主な著書に『世界飛び地大全』『消滅した国々』『国マニア』など。イギリス領だった香港に留学した際、家賃の安さに魅かれ、九龍城砦に住んだことが、住民自治を考える原点となった。住民不在の大宮市の合併に憤り、市長選に出馬以降、市政に異議を唱え続ける。1963年生)
★1990年代をまるまる海外で過ごした私が、日本に帰国して驚いたのは、電車の車内で携帯電話を使用してはいけないという「ルール」だった。…続きは本紙へ
   

◆<公衆電話ボックスもないのに、スーパーウーマンにはなれません>/田中慶子
(たなか・けいこ氏=広島国際学院大学非常勤講師・立命館大学衣笠総合研究機構客員協力研究員。4月より広島修道大学教員。大学院生時代には日雇い派遣で携帯電話販売促進イベントコンパニオンとして働くなど、女性(労働者)としての憤りや悲しみを共有する研究者を目指す。著書に『どんなムチャぶりにも、いつも笑顔で?!』。タブーとされている世界がどのようなものなのか知りたくなり、確かめずにはいられない性。1983年生。)
★「すべての女性が輝く日本へ」──ラジオニュースから流れてきた言葉を、某化粧品会社が新しいシャンプーを発売するんだと勘違いしてワクワクと心躍らせたコスメマニアの私は、すぐにそれが政府の政策「すべての女性が輝く社会づくり」のキャッチコピーだと分かってガッカリした後、自分の早とちりを棚に上げて腹が立ってきた。…続きは本紙へ


◆連載=スエナガクオシアワセニ♡ 2 /ココナッツ・エミ
(ココナッツ・エミ氏=フリー編集者として某ブライダル雑誌の記事を作っている。趣味は旅とスケッチとミリタリーとマラソン。旅はコンパクトな荷物で、がモットー。服と下着を減らし、画材にあてる。世界堂は誘惑が多いため、閉店間際に訪れる。年齢非公開。)
★私が初めて人が倒れる音を聞いたのは結婚式の取材中。それは家具が倒れるといった類とは全く異なる、ジットリと質量を感じさせる音で、結構怖かった。…続きは本紙へ

◆連載=哲学者に飲ませたい日本酒2 <ピタゴラスと昇龍蓬菜>/キャミパン
(キャミパン氏=日本酒好きが高じて蔵人や杜氏を招き、東京武蔵野市、調布市、渋谷区あたりで、日本酒を楽しむ会を趣味で開催している。吉祥院神輿会に所属。今年も4月に京都の松尾大社(お酒の神様)の神輿からご奉仕が始まる。1979年生。)
★数学の授業で習う「三平方の定理」は別名「ピタゴラスの定理」と呼ばれています。ピタゴラスは「万物は数である」と考えた哲学者でした。彼はピタゴラス教団を組織し、教祖として門徒に数学や音楽などを秘儀的なカリキュラムを用いて伝授しました。…続きは本紙へ

◆欲動の理論  禝羔砲虜酩覆離鼻璽襯◆璽謄スト・アイアン澤田に聴く>/南伽山秋子
(なかやま・あきこ氏=書籍編集者、アーティスト。和情緒・江戸趣味をテーマとする写真を主に撮影しつつ、全国の美術館や民藝館を歴訪。著書に『蜜のあわれ』(文・室生犀星)、『日本縦断個性派美術館への旅』ほか。鉱物好き。ロイヤルホストも好きらしい。百合系漫画にも精通している。)
★『究極の作品を目指す』アイアン澤田が作り出すリアルドールは海外でも知られている。元々、サラリーマン生活をしていたのだがある日、会社を辞めて特殊メイクの技術を学べる学校に入学した。…続きは本紙へ
 

◆連載=あなたの中のカオス2 /歌川たいじ
(うたがわ・たいじ氏=アメーバブログ「♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です」を好評更新中。毎週月曜日、新宿3丁目のバー「タックスノット」にお勤め。著書に『じりラブ』『母さんがどんなに僕を嫌いでも』『母の形見は借金地獄』『僕は猫好きじゃない』他。3月10日のブログによれば、『ニャンダフルな猫の本100選』に『僕は猫好きじゃない』が選ばれているらしい。1966年生。)
 

◆緑さん家のサイエンス2 <触感を再現する技術、ハプティクスの可能性>/緑慎也
(みどり・しんや氏=サイエンス・ジャーナリスト。東京大学中退。共著に『山中伸弥先生に、人生とiPS 細胞について聞いてみた』、訳書に『デカルトの悪魔はなぜ笑うのか』など。大分県のサル山に通い詰めて執筆したニホンザルの評伝『消えた伝説のサル ベンツ』をポプラ社から4月に刊行予定。1976年生。)
 

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