週刊読書人 増刊号 PONTO Vol.3 Ponto Vol.3

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★週刊読書人増刊号「Ponto」第3号 発売のお知らせ★

<3号刊行のあいさつにかえて>
Ponto編集部Ⓢ角南範子(すなみのりこ)は、80歳の白石かずこさんの祝結婚ライブを聴きにいきました。「明日を超え、愛を超えていきましょう」とのメッセージ、表現って自由で豊かだ! まだまだPonto(ぽんと)は遊び足りない気がしています。Ⓜ宮野正浩(みやのまさひろ)は、肉が食いたい。が固い肉を食いちぎるのが億劫な歳になってきたため、圧力鍋を買おうか迷っています。いわゆる「3号雑誌」にならないように、Pontoの編集にも圧力かけていくつもりです。デザインは、名を改めて心機一転(事務所にコーヒーメーカーも設置された)中島雄太(なかじまゆうた)デザイン室、制作・印刷は東日印刷でお届けしました。そういえば、読書人の事務所が少しきれいになりました。イベントなども行いますので、読者の皆さん、遊びにいらしてください。4号のテーマはLGBT。11月発売予定(仮)。

<編集部から今回のテーマについて>
八月は暦の上では秋のはじまりとされる。葉落月(はおちづき)の略として「葉月」となったという説も。そんなどこか物悲しい季節の到来…かと思いきや、太陽がギラギラと燃える中でPonto3号の発売です。テーマは相も変わらず「日本の性(せい&さが)」。そして裏テーマは「民俗・歴史」です。今回は対談を二本収録し、性(せい)では夜這いや盆踊りが男女の出会いのきっかけに一役かっていた事実を掘り起こし、性(さが)では弔う行事としての「お盆」が持つ意味、地域差、そして日本人の死生観に迫ります。過去を探れば新しい発見がある、まさに温故知新。そんな書籍を集めた「驚異の「性」典60選」、「日本の性(さが)」は日本人にしみついた「らしさ」を語る二本、編集部による大人の社会見学「かなまら祭」のほか前号に引き続き春画、秘宝館、日本酒、イケメン、結婚をテーマとしたアツい連載をお届けします。日常の「当たり前」をちょっと違う角度から見てみましょう。

PONTO Vol.1 <日本の性(せい/さが)>
PONTO Vol.2 <日本の性(せい/さが)> 未来へ欲望する/日常の折り目
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週刊読書人 増刊号 Ponto Vol.3 ▼特集▼ 官能イニシエーション/祈りの方程式=1÷0

▼日本の性(せい)官能イニシエーション▼コンテンツ


◆表紙 原久路

※はら・ひさじ氏=現代美術作家。1964年生。ヒラリー・クリントン専属カメラマンを務めたほか、ダライ・ラマ14世のドキュメンタリーなどを撮影。国内外で多くの個展・グループ展を行う。多くの書籍・雑誌に作品が使用されている。パートナーは現代美術作家の林ナツミ。

◆連載=応需(もとめにおうじて)―春画・艶本の趣向3/石上阿希(いしがみ・あき氏=国際日本文化研究センター特任助教。日本で初めて春画をテーマに博士号を取得。京都在住。著書に「日本の春画・艶本研究」など。1979年生。2013年にセカンドライフ上で公開した仮想春画展がこの秋、東京・銀座の永井画廊でリアル展示としてリニューアル。)
★男女性器の形をした自然石、あるいはそれを象った造形物を祀る風習は、現代にのこる性信仰の一つである。例えば、川崎・金山神社のかなまら祭や小牧・田縣神社の豊年祭では、木像の巨大な男根をのせた御輿が町を練り歩き、多くの人々が見物に集まる。これらの祭りでは五穀豊穣、子孫繁栄などが祈願され、絵馬を奉納する者・御守りを買う者が散見される…続きは本紙で


◆連載=人あるところに官能あり―クールなエロティック・ジャパン/加来耕三
(かく・こうぞう氏=歴史家・作家。現在は大学・企業の講師を務めながら、歴史家・作家として著作活動を行なっている。テレビ・ラジオ等の番組監修、出演多数。著書に『日本武術・武道大事典』(監修)『性愛と結婚の日本史』『家康はなぜ、秀忠を後継者にしたのか』他。主な出演番組は『英雄たちの選択』(NHK BSプレミアム)、『すっぴん!』(NHK ラジオ第1)など。1958年生。)
★なぜ、婚活しても結婚できない男女が増えているのか。すべての答えは猯鮖豊瓩修里發里砲△辰拭F罎箸すれば、恋愛(性愛も含む)から結婚へと辿りつく流れそのものが、実は昭和も戦後、正しくは美智子妃(現・皇后)の登場、ご成婚のブーム以降のものであることに、大半の日本人は気がついていない。否、それ以前の男女の猯鮖豊瓩鯔叉僂靴討い襪箸いΔ戮か。…続きは本紙で
    

◆大人の社会見学 「かなまら祭」/編集部
★2015年4月5日、京急大師線川崎大師の駅前は雨にも関わらず朝から混雑している。駅からほど近い金山神社(若宮八幡宮内)で行われる「かなまら祭」当日だからである。とにかく人が多い。金山神社、別称「かなまら様」は「性と鍛冶屋の神」。毎年4月第一週に行われる祭は、江戸時代に川崎宿の飯盛女達の願掛けに端を発する。商売繁盛、子孫繁栄(子授け)、安産、縁結び、夫婦和合にご利益があるという。人をかき分けて境内に入ると男根をかたどった神輿が三基。「かなまら舟神輿」「かなまら大神輿」、そしてピンク色の男根を据えた「エリザベス神輿」が天に向かってそそり立つ。エリザベス神輿は日本最古のアマチュア女装クラブ・エリザベス会館が1984 年に寄贈したというから、既に30年の歴史を持つ。見物客は雨ニモ負ケズ神輿を取り囲み、照れながらも男根と記念撮影。神輿が町内へ練り歩く時刻が迫るほどに人が増え、金山神社周辺の熱気は高まる…続きは本紙へ
 

◆対談=真夏の夜の宴―踊る男女の下半身 盆踊りにみる日本の性/下川耿史×佐伯順子
★夏休みの一大イベント、盆踊り大会。この時期になると血が騒ぐ老若男女も多かろう。盆踊りは日本各地で死者を供養するために行われる盆行事で…というのは表向き、どうやら近代以前の日本では男女の出会いのシステムの一つとして有効だったらしい。そこで『盆踊り 乱交の民俗学』の著者・下川耿史氏と比較文化研究者の佐伯順子氏に対談をお願いした。男女の出会いに盆踊りといった祭はどのような役割を果たしていたのか――。対談をお願いした矢先のこと、靖国神社の「みたままつり」では夏の風物詩ともいえる露店の出店を禁止した。理由は喧嘩などトラブルが絶えないため、とある一方で、「みたままつり」はネット上ではナンパ祭と呼ばれているとか。男女が集うから祭があるのか、祭があるから男女が集うのか…

<主なコンテンツ>
1:ダンスと盆踊り
2:近代化と性的モラル
3:「遊女」の性と聖
4:出会いは盆踊り

※しもかわ・こうし氏=著述家・風俗史家。著書に『10代の遺書』『日本残酷写真史』『死体と戦争』『日本エロ写真史』など日本のアンタッチャブルな領域に切り込むルポなども多い。今秋には性行為の体位「四十八手」を題材にした書籍を刊行予定。1942年生。
    

※さえき・じゅんこ氏=同志社大学教授。専門は比較文化・メディア学・女性文化史。『「色」と「愛」の比較文化史』でサントリー学芸賞、山崎賞を受賞。著書に『明治〈美人〉論』『「女装と男装」の文化史』ほか多数。最新刊は男同士の絆の表象の系譜を辿る『男の絆の比較文化史 桜と少年』。1961年生。
    

◆欲動の理論◆〕鬱な少女たちあふれる病室を描くイラストレーター、こやまけんいち/南伽山秋子
★こやまけんいち氏のメディカル系かつ少女の夢物語系かつ、世界観の近さで一番しっくりくるのは、引きこもりの画家で死後、評価が高いヘンリー・ダーガーだろうか。幸せに閉じたスノードームのような世界。覗き見をする背徳感もあわせ持つ…続きは本紙へ
※なかやま・あきこ氏=書籍編集者、アーティスト。和情緒・江戸趣味をテーマとする写真を主に撮影しつつ、全国の美術館や民藝館を歴訪。著書に『蜜のあわれ』(文・室生犀星)、『日本縦断 個性派美術館への旅』ほか。


◆驚異の「性」典60選
★性について学ぶには、「習うより慣れよ」と先人たちは言うに違いない。しかし、その先人たちの営みを知るには歴史書を紐解くしか現代人に道はない。
記紀神話より現代まで性に関する歴史・民俗の本を紹介。今回はお盆や葬送に関する本も加えてお届けします。

◆グラビア=<早志百合子 広島 2014>/宇佐美雅浩
(うさみ・まさひろ氏=写真家。広島県立美術館で開催中の「広島・長崎被爆70周年 戦争と平和典」(〜9/13まで)では、広島作品が特別展示されている。1972年生まれ。)

◆連載=おとなの遊艶地 秘宝館3―秘宝館にみる性進行と祭り/妙木忍(みょうき・しのぶ氏=北海道大学国際本部留学生センター特任助教。専門はジェンダー研究。)
★大人の遊艶地として知られる秘宝館だが、その中には、性にまつわる祭りの紹介や道祖神・金こん精せい様さまの展示など日本古来の信仰の展示もあった。これらを見学し、その後で、音響や照明、機械を多用した訪問者参加型の展示に移るパターンがしばしば見られた。例えば北海道秘宝館の「よろめきの部屋」は、静から動への境界に位置した。…続きは本紙へ
 

▼日本の性(さが)祈りの方程式=1÷0▼コンテンツ
◆表紙 古賀絵里子
※こが・えりこ氏=写真家。国内外で個展やグループ展を開催。著書・写真集に『浅草善哉』『世界のともだち・カンボジア』など。現在、京都を拠点に活動をしている。2016 年「京都国際写真祭」参加予定。

◆連載=葬のみちゆき3 <お盆にまつわるエトセトラ>/対談=奥山晶子×関沢まゆみ
★お盆は日常の中にあり、死者や霊やあの世に触れる数少ない機会です。今でも子どもの頃に経験した、迎え火や、境内で見た盆踊り、灯籠流し、蝉の声と線香の煙が、美しくも物悲しい心象風景として残っています。日本人の霊魂観、死生観と、その変化を、「お盆」から繙くべく、国立歴史民俗博物館教授で民俗学者の関沢まゆみさんと葬儀ライターの奥山晶子さんに対談をしていただきました。(編集部)

※せきざわ・まゆみ氏=国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。民俗学者。文学博士。著書に『宮座と老人の民俗』他、共編著に『民俗小事典 死と葬送』『盆行事と葬送墓制』他。1964年生。
  

※おくやま・しょうこ 葬儀ライター、葬送の自由をすすめる会理事。著書に『葬式プランナーまどかのお弔いファイル』『「終活」バイブル 親子で考える葬儀と墓』『自分らしさ葬送スタイルブック』近畿地方の周縁部では、墓地は死穢の場所とされ忌避されて、お盆にも墓参の習俗がみられない(奈良市大柳生町)他。1980年生。
 

◆日本の性(さが)<七五調と日本の性>/山田航
※やまだ・わたる氏=歌人。2008年、歌誌「かばん」入会。角川短歌賞、現代短歌評論賞を受賞。歌集に「さよならバグ・チルドレン」、2014 年には責任編集をつとめた雑誌『ぼけっと 寺町すすきのを遊ぶ/すすきのの怪談』を発行。回文もものする山田氏の名作回文は「世界を崩したいなら泣いた雫を生かせ」。1983年生。
★短歌は五七五七七で、俳句は五七五。このことすらちゃんと把握していない日本人が多すぎるが、七五調そのものは日常生活の中に当たり前に溶け込んでいる。「セブンイレブンいい気分」とか「お口クチュクチュモンダミン」とか、広告コピーにもたくさんある。そもそも七五調の起源は、文字のない時代に物語を覚えるための記憶術。だから覚えてほしい言葉は七五調になる。…続きは本紙へ
  

◆<丁寧が過剰だと失礼になることをバカ丁寧な貴方はご存知か>/武田砂鉄
(たけだ・さてつ氏=ライター。某出版社で時事問題・ノンフィクション等の本の編集に携わり、2014年フリーに。2015年初単著『紋切型社会』を上梓。ペンネームの「砂鉄」は砂場で砂鉄をとるのは楽しいが、とったあといつまでも磁石にこびりついて面倒、そういうしつこい原稿を目指したところから。1982年生。)
★定点観測しているのだが、飲食店の厨房で誰かが食器を割ってしまった後にスタッフ一丸となって叫ぶ「失礼しましたー」という声は、年々大きくなっている。時として、その「ガッシャーン」よりも大きい。謝る声が割れた音よりも大きいということは、彼らは「大きな音を出してしまったこと」に対して謝っているわけではないようだ。突発的に音を生じさせてしまったことに対する謝罪ならば、その音を受けて一斉に連呼される謝罪もまた、私にとっては十分に突発的で煩わしい。…続きは本紙へ


◆連載=スエナガクオシアワセニ♡ 3 /ココナッツ・エミ
(ココナッツ・エミ氏=フリー編集者として某ブライダル雑誌の記事を作っている。趣味は旅とスケッチとミリタリーとマラソン。旅はコンパクトな荷物で、がモットー。服と下着を減らし、画材にあてる。世界堂は誘惑が多いため、閉店間際に訪れる。年齢非公開。)
★私が初めて人が倒れる音を聞いたのは結婚式の取材中。それは家具が倒れるといった類とは全く異なる、ジットリと質量を感じさせる音で、結構怖かった。…続きは本紙へ

◆連載=哲学者に飲ませたい日本酒3 <デカルトと萩の鶴>/キャミパン
(キャミパン氏=日本酒好きが高じて蔵人や杜氏を招き、東京武蔵野市、調布市、渋谷区あたりで、日本酒を楽しむ会を趣味で開催している。吉祥院神輿会に所属。今年も4月に京都の松尾大社(お酒の神様)の神輿からご奉仕が始まる。1979年生。)
★哲学者の言葉で広く知られたものの1つにデカルトの「我思う、ゆえに我在り」があります。これは「方法的懐疑」と称される、あらゆるものを疑い続けた末に到達した言明で、彼の哲学の出発点となったものです。デカルトは、現実は夢かもしれないと疑念を抱き、老獪で有能な悪霊が自分を欺く危険性を考え、さらには道を歩く人が実は衣服を纏ったロボットではないかと疑いの目を向け、ただただ明晰判明であるものを求めました。…続きは本紙へ

◆連載=イケメンを欲望する社会2 <「イケメン」は褒め言葉?>/福博充
(ふく・ひろみつ氏=東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「多文化共生・統合人間学プログラム」特任研究員。大学院ではジャニーズを研究テーマにし、『東大院生。僕、ジャニ男(ヲ)タです。』の著書もある。上智大学在学中は読書人でアルバイトをしていた。酔うと少々メンドクサイ性格に変化するが熟女にモテる。1982年生。)
★第1回で取り上げた「イケメン店員」。まるで「イケメン」という言葉を当たり前のことばのように使ってしまいましたが、そもそも「イケメン」とはどう定義すればいいのでしょうか? …続きは本紙へ


◆連載=あなたの中のカオス3 /歌川たいじ
(うたがわ・たいじ氏=アメーバブログ「♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です」を好評更新中。毎週月曜日、新宿3丁目のバー「タックスノット」にお勤め。著書に『じりラブ』『母さんがどんなに僕を嫌いでも』『母の形見は借金地獄』『僕は猫好きじゃない』他。3月10日のブログによれば、『ニャンダフルな猫の本100選』に『僕は猫好きじゃない』が選ばれているらしい。1966年生。)
 

◆緑さん家のサイエンス3 <人間とジュウシマツのモテる条件>/緑慎也
(みどり・しんや氏=サイエンス・ジャーナリスト。東京大学中退。共著に『山中伸弥先生に、人生とiPS 細胞について聞いてみた』、訳書に『デカルトの悪魔はなぜ笑うのか』など。大分県のサル山に通い詰めて執筆したニホンザルの評伝『消えた伝説のサル ベンツ』をポプラ社から4月に刊行予定。1976年生。)
 

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