2015年9月25日号 3108号

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▼特集▼
◇栗原彬・吉見俊哉対談(『ひとびとの精神史』全9巻(岩波書店)刊行開始を機に) <戦後70年の精神の歩み>
この国に生きるひとびとは何を感じ考え、行動してきたのか

  

★戦後70年、この国に生きるひとびとは何を感じ考え、行動してきたのか。100人を超える有名・無名の人物を通して描くシリーズ企画『ひとびとの精神史』全9巻(岩波書店)の刊行が7月からはじまった。編集委員は栗原彬、テッサ・モーリス―スズキ、苅谷剛彦、吉見俊哉、杉田敦の五氏。敗戦と占領を経て、60年安保、東京オリンピック、沖縄返還、バブル崩壊、そして東日本大震災と様々な出来事を経験してきた「日本」―刊行開始をきに栗原氏と吉見氏に対談をしてもらった。

<主なコンテンツ>
1:日常生活から捉え直す
2:「敗戦」と「戦後」のあいだ
3:命令・合図・誘惑・同調の言葉
4:精神史的な転換
5:小さな流れをよく見る
6:戦後の逆遠近法

※くりはら・あきら氏=立教大学名誉教授・政治社会学専攻。著書に「「存在の現れ」の政治―水俣病という思想」など。
  

※よしみ・しゅんや氏=東京大学教授・社会学・文化研究・メディア研究専攻。著書に「親米と反米―戦後日本の政治的無意識」など。1957年生。
   

▼今週の読物▼
■1面
◆連載=写真家の記憶の抽斗<第67回>/北井一夫(きたい・かずお氏=写真家)
<出産>1987年 シリーズ「フナバシストーリー」
★何処にでもあるふつうの村の人たちの普通の生活を写真に撮ろうとしてきたのだが…続きは本紙へ

■3面
◆連載=日常の向こう側 ぼくの内側<298回>/横尾忠則(よこお・ただのり氏=美術家)
◎陽明門は未完の美学、二泊三日の日光スケッチ旅

◆連載=現代短歌むしめがね<第7回>コンピュータ編/山田 航(やまだ・わたる氏=歌人)
◎すべてをせんたくします別名で保存します膝で立ってKの頭を抱えました /飯田有子『林檎貫通式』(2001)

◆連載=漢字点心<第151回>/円満字 二郎(えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)
◎醵 ※音読みで「キョ」

◆連載=著者から読者へ
◎権力によって虐げられた少数派へ寄り添う社会に/浅野健一(あさの・けんいち氏=同志社大学教授、京都地裁で地位確認訴訟中)
著:浅野健一ゼミin西宮『冤罪とジャーナリズムの危機―浅野健一ゼミin西宮報告集』(鹿砦社)


◆連載=夜郎戯暦(ヤロウザレゴヨミ)<9月>/安倍夜郎(あべ・やろう氏=漫画家)
◎<9月26日> 1968年 アウグスト・フェルディナント・メビウス没。ドイツの天文学者、数学者。メビウスの帯の発見者。

◆連載=ニューエイジ登場
◎著:住野 よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社)

※すみの・よる氏=兼業作家。大阪府在住。高校時代より執筆活動を開始。『君の膵臓を食べたい』がデビュー作。

■6面
◆新刊=
◎著:大河原 礼三『エレミヤ書の探求―預言者の思想を学ぶ』(星雲社発売)


■7面
◆連載=元気に、出版。出版、元気に(上)/森彰英(もり・あきひで氏=フリーライター)
◎創刊30周年を迎える新・都会派総合誌 「東京人」

◎出版メモ=


◆連載=ともかくスケッチ<第23回>/長友啓典(ながとも・けいすけ氏=アートディレクター)
◎由々しき問題

■8面
◆レポート=
田原総一朗×猪瀬直樹×後藤俊夫 日本文明研究所設立記念シンポジウム <戦後70年を迎えて、日本文明とは>


★学校法人都築学園グループにシンクタンク・日本文明研究所が設立され、記念のシンポジウムが、8月18日東京・渋谷の日本経済大学で開催された。パネリストは、ジャーナリストの田原総一朗、作家で同研究所所長の猪瀬直樹、日本系大学大学院教授の後藤俊夫の三氏で、「戦後70年を迎えて〜日本文明の特徴とは」をテーマに行われた。その一部を載録させていただく。日本文明研究と国内外への発信が行われていくことになる。

<主なコンテンツ>
1:日本文明とは何か
2:近江商人の「公」の概念
3:文明と文明の衝突の時代
4:柔構造「和」の伝統と欧米のロジカルな文明

▼今週の書評▼
■4面<学術 思想>
◆著:東 浩紀『開かれる国家』(KADOKAWA)
評:村上裕一(むらかみ・ゆういち氏=批評家)


◆著:柴田 優呼『“ヒロシマ・ナガサキ”被爆神話を解体する――隠蔽されてきた日米共犯関係の原点』(作品社)
評:緑慎也(みどり・しんや氏=ライター)


◆著:青井 未帆『逐条解説特定秘密保護法』(日本評論社)
評:右崎正博(うさき・まさひろ氏=獨協大学教授・憲法学専攻)


◆著:柳原 敏昭『平泉の光芒 (東北の中世史) 』(吉川弘文館)
評:櫻井彦(さくらい・よしお氏=宮内庁書陵部図書課文書研究官・日本中世史専攻)


■5面<文学 芸術>
◆著:赤川 次郎『東京零年』(集英社)
評:西上心太(にしがみ・しんた氏=文芸評論家)


◆著:ステファン グラビンスキ『動きの悪魔』(国書刊行会)
評:諏訪哲史(すわ・てつし氏=作家)


◆著:アンソニー トロロープ『アリントンの「小さな家」』(開文社出版)
評:市川薫(いちかわ・かおる氏=広島修道大学教授・英文学専攻)


◆著:フィリップ デイヴィス『ある作家の生―バーナード・マラマッド伝』(英宝社)
評:鈴木久博(すずき・ひさひろ氏=沼津工業高等専門学校教授・ユダヤ系アメリカ文学専攻)


■6面<読物 文化>
◆著:青木 冨貴子『GHQと戦った女 沢田美喜』(新潮社)
評:新井恵美子(あらい・えみこ氏=ノンフィクション作家)


◆著:大野 裕之『チャップリンとヒトラー――メディアとイメージの世界大戦』(岩波書店)
評:中垣恒太郎(なかがき・こうたろう氏=大東文化大学教授・アメリカ文化・比較文化専攻)


◆著:Isabelle Francq『わたしの土地から大地へ』(河出書房新社)
評:タカザワケンジ(たかざわ・けんじ氏=写真評論家)


◆著:ダニエル グラネ『巨大化する現代アートビジネス』(紀伊國屋書店)
評:アライ=ヒロユキ(あらい・ひろゆき氏=美術・文化社会批評)

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