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2011年 5月6日号(4月29日合併号)

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今週の読物

■1面

◆連載=「離島航路」<第34回>/百々 武

「福岡県 玄海島 2005年」 (どど・たけし氏=写真家)

■3面

◆連載=「絵画の向こう側 ぼくの内側」<第2回>/横尾忠則

「夢の中の記憶」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=「著者から読者へ」

上垣外憲一著『古代日本 謎の四世紀』(学生社)

(かみがいと・けんいち氏=大手前大学総合文化学部教授)

◆連載=「ニュー・エイジ登場」<第365回>/米田夕歌里

「書くことと生きること」 (よねだ・ゆかり氏=小説家)

◆連載=「文芸同人誌評」/白川正芳

(しらかわ・まさよし氏=文芸評論家)

◆連載=「フォト&アート」/俳文学者・久富哲雄

著『写真で歩く奥の細道』(三省堂)

■4面

◆論潮=<5月>小谷野敦

(こやの・とん氏=作家・比較文学者)

■5面

◆文芸=<5月>田中弥生

(たなか・やよい氏=文芸評論家)

◆新刊紹介

日本ウィリアム・フォークナー協会編集

『フォークナー 第13号:特集・フォークナーとミステリー』(松柏社)

東 直己/坂口安吾著

『坂口安吾盗難事件by東 直己&坂口安吾探偵小説集by坂口安吾』(柏艪舎)

■6面

◆子どもの本特集=土屋智子さんに聞く「子どもの本 どう選べばいい?」

◎女子パウロ会

内田麟太郎文 梅田俊作絵『みんな かわいい』

T・レイビー文 F・エンダースビ絵『わけっこしよう』


◎玉川大学出版部

公文みどり作『おくりもの』

谷川俊太郎・文 和田誠・絵『ともだち』


◎西村書店

デュプラ文・絵 博多かおる訳『地球のかたちを哲学する』

ロッサーニ文 モナコ絵 結城昌子監訳『ゴッホ ―風がはこんだ色彩』

サワ文 スレイヴィン絵 宮木陽子/小谷正子訳『本と図書館の歴史』


◎徳間書店

A・リンドグレーン文 I・ヴィークランド絵 石井登志子訳『ぼくもおにいちゃんになりたいな』

シド・フライシュマン作 野沢佳織訳『<天才フレディ>と幽霊の旅』

荻原規子作 佐竹美保絵『風神秘抄()』


◎小峰書店

C・コーウェル作 相良倫子・陶浪亜希共訳『樹海の決戦 ヒックとドラゴン⑧』


◎晶文社

斎藤慎一郎作『星雲ミカの小さな冒険 全2巻』


◎めるくまーる

ガース・サンデム編著 颯あきら訳 小野純一画『ふつうの子にできるすごいこと』


◎松柏社

ジュリアン・ジャーマン作 ふなとよし子訳『9番教室のなぞ』

ライマン・フランク・ボーム 宮本菜穂子訳 巽孝之解説『オズのふしぎな魔法使い』


◎青幻舎

コチャエ=編集・デザイン『kokeshi book 伝統こけしのデザイン』

牧野四子吉著 酒井道雄=解説『原色 生きもの百科』


◎大空社

解説・矢崎節夫他『金子みすゞ童謡集『繭と墓』』

川戸道昭・榊原貴教編著『図説 絵本・挿絵大事典 全3巻』

編集委員会編『図説 児童文学翻訳大事典 全4巻』


◎翰林書房

三宅興子・香曽我部秀幸編『大正期の絵本・絵雑誌の研究』


(つちや・ともこ氏=元教文館子どもの本のみせナルニア国店長)

■7面

◆連載=「活字シアター」<第402回>

◎上州文化の育成に貢献した書店「煥乎堂」の巻<第36回>

◆多木浩二氏追悼「視線の政治学の豊穣 -生きている多木浩二」

三浦雅士(みうら・まさし氏=評論家)

■8面

◆特集「アンフォルメルとは何か?―20世紀フランス絵画の挑戦」展を語る/新畑泰秀

(しんばた・やすひで氏=石橋財団ブリヂストン美術館学芸課長)

今週の書評

■4面 学術・思想

◆著:廣瀬浩司『後期フーコー』(青土社)

評:阿部祟(青山学院大学准教授)

◆著:ピーター・ヒース『評伝オーロビンド』(インスクリプト)

評:丸川哲史(明治大学准教授)

◆著:伊藤聡『中世天照大神信仰の研究』(法藏館)

評:松本郁代(横浜市立大学学術院准教授)

■5面 文学・芸術

◆著:エンリーケ・ビラ=マタス『ポータブル文学小史』(平凡社)

評:鈴村和成(文芸評論家、フランス文学者)

◆著:G・マクドナルドほか、編集・解説:ウェルズ恵子『狼女物語』(工作舎)

評:風間賢二(翻訳家、幻想文学研究家)

■6面 読物・文化

◆著:鬼海弘雄『アナトリア』(クレヴィス)

評:鈴木一誌(ブック・デザイン)

◆著:武藤洋二『天職の運命』(みすず書房)

評:細見和之(大阪府立大学教授)

◆著:李建志『松田優作と七人の作家たち』(弦書房)

評:野村正昭(映画評論家)

<風来>

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 『週刊金曜日』4月15日号が「電力会社に群がる原発文化人の罪」という特集を行ない、原発推進派だった文化人の人名リストと、佐高信氏による「原発文化人25人への論告求刑」や「原発文化人25人への緊急アンケート」を掲載している 

  ▼アンケートでは、回答した人と無回答だった人がいたが、無回答者は、原発の必要性についての責任ある論理を持ちあわせていないか、都合の悪いことにはダンマリを決めこもうと考えたのだろう 

  ▼この特集を読んで、昭和48年に産業能率短期大学出版部から刊行された『扇谷正造対談集 あしたはあしたの風が吹く』に収録された対談を紹介したくなった。当時、通産大臣で元原子力委員長の中曽根康弘氏と扇谷氏との対談である 

  ▼この中で中曽根氏が「原子力の安全性にたいする権威を確立することは新型転換炉をつくる以上に重要な時代にはいっているんで、その方面に金をつかわないといけないと思っているんですね」と語り、扇谷氏が、「少し荒療法したらどうかという説もありますね」と応じている 

  ▼そして「日本人の発想は水耕農民的発想」で「田の水路をかえようと思っても一人が反対すれば変更できない」から、真夏に電力不足が生じても「原子力発電所、反対ならつくらんでもいいですよ、ということにする」というのはどうかと、扇谷氏は提案したのである 

  ▼扇谷氏のこの提案に対して、中曽根氏は「私どももその荒療法は、ちらっと考えないことはないんですが、それはいけないことだと思うのです」と語っていた。しかし、その後は「荒療法」が実行され、今につながっている。

次週予告

◎5月13日号/泉麻人・山田五郎 対談「考現学を考える」(8頁・定価260円)

※本紙の号数と発売日は同日です。(2010年5月より)

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