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2012年1月6日 新年特大号(12月30日号合併)

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<第一部:今週の読物>

■1面

◆連載=彩祭流転<第24回>/下平竜矢

千葉県船橋市「天道念仏踊り」2009年 (しもひら・たつや氏=写真家)

■4面

◆論潮<1月>/古市憲寿

「日本社会に楽観的か悲観的か」
(ふるいち・のりとし氏=東京大学大学院博士課程在籍・社会学者)

■5面

◆特集=松居竜五・田村義也編『南方熊楠大事典』(勉誠出版)1月刊行

・紀田 順一郎「南方学の全貌と最新の研究結果」
  (きだ・じゅんいちろう氏=評論家)

・松居竜五「熊楠思想へのアクセスを可能に」
  (まつい・りゅうご氏=龍谷大学准教授・比較文学比較文化専攻)

・中村敦夫「―熊楠は新しい―」
  (なかむら・あつお氏=元参議院議員・俳優・作家・脚本家)

・飯沢 耕太郎「「きのこ人」、南方熊楠」
  (さとう・よしまる氏=早稲田大学講師)

■6面

◆文芸<1月>/楜沢 健

「座談小説の崩壊感覚」
(くるみさわ・けん氏=文芸評論家)

◆新刊紹介=ジュリア・エクルスシェア編

『世界の絵本・児童文学図鑑』(柊風舎)

■9面

◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第33回>/横尾忠則

「ミッキーマウスは強い」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第30回>椎根 和

(しいね・やまと氏=元ハナコ誌編集長。編集者)

◆文芸同人誌評/白川正芳

辻井まゆみ「オレンジ色バタフライ」(「創」六号)、寺沢浩一「医学史と吉村氏と私」(「吉村昭研究」16号)ほか (しらかわ・まさよし氏=文芸評論家)

◆連載=ニュー・エイジ登場<第371回>下薗詠子

「氣(木)と氣(木)をつないで」
※しもぞの・えいこ氏=写真家。19歳よりカメラマンとして活動。1998年から2010年まで足かけ13年間撮りためたポートレートを応募した『ビジュアルアーツフォトアワード2010』で大賞受賞。『きずな』(青幻舎)として発売され、第36回木村伊兵衛写真賞受賞。

◆フォト&アート/海野 弘 解説・監修

『神秘なる挿絵画家 エドマンド・デュラック』(マール社)
「高貴と退廃、繊細なデッサンと多彩な色づかいに現代でも魅了されること請け合い」

■10面

◆特集=石橋財団ブリヂストン美術館が開館60周年

三つの記念展<パリへ渡った「石橋コレクション」1962年、春><あなたに見せたい絵があります。><ドビュッシー―音楽と美術(仮称)>を開催を機に(島田紀夫氏・吉村葉子氏対談)

※しまだ・のりお氏=石橋財団ブリヂストン美術館館長、美術評論家、実践女子大学名誉教授。
 著書に『セーヌで生まれた印象派の名画』(小学館)他。

※よしむら・ようこ氏=エッセイスト、焼き菓子&サロン・ド・テ「ジョルジュ・サンド」オーナー。
 著書に『少しのお金で優雅に生きる方法』(双葉社)他。

■11面

◆連載=活字シアター<第433回>

◎仏教書出版四〇〇年の「本屋」法藏館の巻<第7回>

■12面

◆田原総一朗の取材ノート/田原総一朗

「日本の農業は強く展望も明るい」
(たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)

◆出版界=『新潮45』の三重博一編集長と『文藝春秋』の木俣正剛編集長が総合月刊誌をめぐって公開対談

(12月12日 新潮社別館にて)

◆受賞

◎第64回野間文芸賞、第33回野間文芸新人賞、第49回野間児童文芸賞 贈呈式開催
 (12月16日 東京・帝国ホテルにて)

◎第33回サントリー学芸賞 贈呈式開催
 (12月12日 東京會舘にて)

◆2月号の雑誌予告

<今週の書評>

■3面<読物・文化>

◆著:中村安希『食べる。』(集英社)

評:森枝卓士(写真家・ジャーナリスト)

◆著:サエキけんぞう『ロックとメディア社会』(新泉社)

評:永井純一(神戸山手大学専任講師)

◆著:杉山恵子『ジェシー・ターボックス・ビールズのアメリカ ―写真が映し出した世紀末のアメリカ』(慶應義塾大学出版会)

評:生井英孝(立教大学教授)

◆著:岩崎夏海『小説の読み方の教科書』(潮出版社)

評:吉野太喜(ライター)

■4面<学術・思想>

◆著:市田良彦・王寺賢太・小泉義之・絓秀実・長原豊『脱原発「異論」』(作品社)

評:金森 修(東京大学教授)

◆著:中島隆博『共生のプラクシス ―国家と宗教』(東京大学出版会)

評:橋爪 大三郎(東京工業大学教授)

■5面<文学・芸術>

◆著:ダニー・ラフェリエール『ハイチ震災日記 ―私のまわりのすべてが揺れる』(藤原書店)

評:塚本昌則(東京大学教授)

◆著:植松みどり『ジェイン・オースティンと「お嬢さまヒロイン」 』(朝日出版社)

評:惣谷 美智子(神戸海星女子学院大学教授)

<第二部:ワイド特集「新書のすすめ」>

■一面

◆歌人・枡野浩一さんが新書を買う

「枡野浩一さん選んだ14冊」

■二~四面

◆私のモチーフ

森田邦久『量子力学の哲学』
北村俊郎『原発推進者の無念』
ウジトモコ『デザインセンスを身につける』
石橋克彦編『原発を終らせる』
立石泰則『さよなら! 僕らのソニー』
上野千鶴子・古市憲寿『上野先生、勝手に死なれちゃ困ります』
中野剛志・柴山桂太『グローバル恐慌の真相』
片山慶隆『小村寿太郎』
薄田泣菫著/谷沢永一・山野博史編『泣菫随筆』

■五~六面

◆新書特集 書店員 竹田勇生氏・昼間 匠氏対談「現場から、リアルな新書へのニーズ」

※たけだ・ゆうき氏=紀伊國屋書店新宿南店第一課勤務。書店員歴7年。

※ひるま・たくみ氏=リブロ池袋本店マネージャー。書店員歴12年。

◆新書クイズ

■七~八面

◆近刊ピックアップ

<次週予告>1月13日号

◎辺見庸氏インタビュー<詩集『眼の海』刊行を機に>

(10頁・特価280円)

※本紙の号数と発売日は同日です。(2010年5月より)

※「読書人登場」コーナーでは、皆様からの原稿を募集しております。お気軽にご応募下さい。

<風来>

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 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の最高指導者である金正日(キムジョンイル)朝鮮労働党総書記(国防委員長)が亡くなったというニュースは、日本でも号外が出て大々的に報じられた

▼このニュースに接した時、昭和30年代末、「千里馬(チョンリマ)」という映画に感動したという思い出が唐突に甦った。その映画は、北朝鮮の発展がめざましいものであることを伝えるドキュメンタリーであったが、どういうきっかけで見たのかは覚えていない

▼現在の北朝鮮からは想像できない豊かな北朝鮮を宣伝していた。この映画の思い出に附随して、以前、あるパーティーで評論家の故・村上兵衛氏が暗い表情で、「あのルポを書いた事を反省しています」と告白したことを思い出した

▼「あのルポ」とは、村上氏と丸山邦男氏、藤島宇内氏ら3人が『中央公論』の昭和33年12月号に共同執筆した「在日朝鮮人六十万人の現実」である。このルポは、昭和33年当時、日本に在住していた60万人の朝鮮人がどのようにして日本に渡り、どんな生活をしているかを伝えていた

▼その中に南朝鮮(韓国)は「信ずべからざる窮乏にある」が、「共和国(北朝鮮)は日本に追いつき追い越そうという意気込み」を示し、「在日朝鮮人の圧倒的多数が共和国を支持している」と書かれていた

▼そして、金日成首相が33年9月8日、朝鮮民主主義人民共和国建国10周年慶祝大会で行った記念報告で「在日同胞は、最近、朝鮮民主主義人民共和国にかえりたいと希望している」と述べたと書いている。その後の現実が、どのようなものであったかは周知の事実である。

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