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| ≪今週の書評 ≪風来 ≪読書人週間日誌 | ||
2009年 12月 04日号 |
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| ■7面 ◆エンターテインメント<12月> SF 林 哲矢 (SF書評家) ミステリー 古山裕樹(書評家) ◆連載=「活字シアター<第336回>」—「天下の公器」を信条に良書出版を貫いて90年の巻<第12回>/矢来神三 ◆連載=「田原総一朗の取材ノート」/田原総一朗/「保守リベラル党と保守右派」 ◆連載=「元気に、出版。出版、元気に。」/森 彰英/「雑誌『知性』から53年 小石原昭の編集者・プロデューサー人生(上)」
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今週の書評 |
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■3面 思想・学術 ◆古田元夫著「ドイモイの誕生—べトナムにおける改革路線の形成過程」(青木書店)/栗原浩秀(東京外国語大学教授) ◆アンドレ・コント=スポンヴィル著「精神の自由ということ」(紀伊國屋書店)/島田由紀(東京大学大学院理論学専攻博士課程在籍) ◆額田淑郎著「生命倫理委員会の合意形成—日米比較研究」(勁草書房)/皆吉淳平(芝浦工業大学・慶應義塾女子高非常勤講師) ◆高橋朋子著「中国帰国者三世四世の学校エスノグラヒー」(生活書院)/池上摩希子(早稲田大学大学院准教授) ■4面 芸術・文学◆紅野謙介著「検閲と文学—1920年代の攻防」(河出書房新社)/佐藤泉(青山学院大学教授) ◆リュドミラ・ウリツカヤ著「通訳ダニエルシュタイン 上・下」(新潮社)/加藤宗哉(作家) ◆稲川方人・瀬尾育生著「詩的間伐—対話2002-2009」(思潮社) /林恒平(詩人・恵泉女学園大学特人准教授) ◆綾目広治著「小川洋子—見えない世界をみつめて」(勉誠出版)/清水良典(文芸評論家) ■5面 文化・読物◆美濃部重克・美濃部智子著「まつろわぬものの時空—酒呑童子絵を読む」(三弥井書店)/丹羽隆昭(関西外国語大学教授) ◆大熊一夫著「精新病院を捨てたイタリア 捨てない日本」(岩波書店) /小俣和一郎(精神科医) ◆峯島正行著「荒野も歩めば径になる—ロマンの猟人・尾崎秀樹の世界」(実業之日本社)/清原康正(文芸評論家) ◆アレクサンダー・マッケンドリック著「マッケンドリックが教える映画の本当の作り方」(フィルムアート社)/野村正昭(映画評論家) |
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風来 |
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石川九楊氏による公開トーク&インタビューを前号で載録したが、「縦書き」の問題について補足しておく◆インタビューでふれたように、石川氏が『日本語とはどういう言語か』という著書の中で、美術大学の学生27名を対象に「私の人生について」という題名で縦書きと横書きの2種類の作文を書いてもらった結果が報告されているからだ ◆その時、石川氏は学生たちに縦書きと横書きとではどう違うかという質問を投げかけたが、27名全員が両者の違いに気づき、きわめて明解に感想を述べた。その感想では横書きに馴染んだ世代であるのにかかわらず、意外にも縦書きの法が書きやすいという意見が多く、こんな感想があった ◆縦書きは「文字が次々と流れるように書ける」「文がまとまりやすい」。その一方で「重い」「苦しい」「文が硬くなる」「文体が古くさくなる」という感想もあったが、横書きについて意外なほど否定的な意見が多かった ◆横書きは「箇条書きになる」「文が長くなる」「どこまでも書けそう」という意見があり、圧倒的に多かったのは「文がまとまらない」「文がしまらない」という意見だった。 |
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| 石川氏によると、<横書きの「書きやすさ」は気軽に言葉がどんどん浮かび、話が広がっていくという点に限られた>という ◆石川氏は<結論的に言えば、縦書きつまり垂直書きは文がまとまりやすく、また重いのである>と書いている。最初、非売品だった本書は後に中央公論新社で刊行された。前号掲載のプロフィールで本書の題名が『日本語は—』となっていたのは『日本語とは—』が正しい表記である。 |
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読書人日誌(9月10日~16日) |
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| <11月15日> ◆キリシタン版「金言集」発見 安土桃山から江戸時代初期にかけて、布教などの目的で印刷された「キリシタン版」と呼ばれる書籍の一つで、長崎で刊行された宗教書「金言集」が北京の国家図書館に保管されていることが14日、東京都の古書店・雄松堂の調査でわかった。(日本経済新聞) ◆検索書籍英米圏のみ 米グーグル社によるデジタル化した書籍の全文検索サービス「グーグルブックス」をめぐる集団訴訟で、グーグルや米国出版協会、米国作家協会は13日夜、修正和解案をニューヨークの連邦地裁に提出した。サービスの対象を米連邦著作権登録局への登録作品が、英国、カナダ、オーストラリアで出版された作品に限定することなどが柱で、この案で和解が成立すれば、日本への影響はほぼなくなるとみられる。(朝日新聞) |
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| <11月16日> ◆漱石 返礼の筆 文豪夏目漱石が、和歌山県新宮市出身の詩人佐藤春夫の父、豊太郎にあてた手紙四通が見つかった。同市立佐藤春夫記念館が発表した。(東京新聞) ◆「1Q84」韓国でも大人気 村上春樹の長編小説「1Q84」が韓国でも大ヒットしている。近年の日本小説人気もあって、韓国語版の発行部数は、8月末の発売から2ヵ月半で56万部を突破。1巻は9週連続で主要書店とインターネットの書店売り上げ1位を記録。(読売新聞) |
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| <11月19日> ◆良寛作示す新史料 良寛(1758~1831)の代表的な俳句とされながら、作品の自筆が残っていないため、「他人の作では」とも言われた句について、「良寛作」とする新史料を、良寛研究家の富沢信明・新潟大名誉教授(67)が発見。来年は、良寛の没後180年に当たり、話題を呼びそうだ。(読売新聞) |
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石川九楊氏による公開トーク&インタビューを前号で載録したが、「縦書き」の問題について補足しておく

