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好評の最新号!

                                                                                              

                                                   ≪今週の書評   ≪風来読書人日誌                                       

2010年 9月3日号

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<今週の特集>

<トップ>1・2面

 ■特集=中野 雄氏インタビュー「丸山眞男の思考法」
  /『丸山眞男—人生の対話』(文藝春秋)刊行を機に~
   ◎2面=丸山眞男文庫(東京女子大学)新資料公開レポート
—「丸山眞男」関連本紙バックナンバー

  /2008年7.11日号(2746号)/佐川光晴/丸山眞男手帖の会編『丸山眞男 話文集』1を読む~

                   「丸山眞男の直面した困難—自らの被爆体験を語る~」

  /2009年8.28日号(2802号)/中野雄/丸山眞男文庫新資料の公開~
   ※まるやま・まさお氏=政治学者・思想家。 ※なかの・たけし氏=映像企業アマナ役員・音楽プロデューサー。著書に『丸山眞男—音楽の対話』(文藝春秋)など。

 

<今週の読物>

■1面
 ◆連載=新連載=離島航路/百々 武<第2回>「屋久島—樹齢7200年の縄文杉へ」
           (どど・たけし氏=写真家。 百々氏関連記事/本紙2822・2823号「ニューエイジ登場」)

 

■3面
 ◆連載=文芸同人誌評/白川正芳 (しらかわ・まさよし氏=文芸評論家)
 ◆連載=著者から読者へ/興膳 宏/著『漢語日暦』(岩波書店)—「時世にあらがう漢語づくし」
                                 (こうぜん・ひろし氏=京都大学名誉教授)
 ◆連載=フォト&アート/山田脩二著『写真集 日本旅 1961-2010』(平凡社)
                                (やまだ・しゅうじ氏=写真家、瓦師)
 ◆連載=ニュー・エイジ登場<第352回>中山英之氏「誰もが新しい仮説を想像すること」
              (なかやま・ひでゆき氏=建築家・東京藝術大学・昭和女子大学非常勤講師)
 ◆連載=文学館散歩/遠藤周作文学館(長崎市)/企画展「遠藤周作と映画」(同館:℡.0959-37-6011)
 ◆特集=詩の朗読とトークの会「裸の詩、ビートの夜」より~/8.28日開催
       /HIPSTERS CLUBギャラリー(東京・渋谷)にて(お問合わせ:03-5778-2081)

■4面
 ◆論潮<9月>/小暮修三 (こぐれ・しゅうぞう氏=東京海洋大学教員)


■5面
 ◆連載=文芸<9月>/坂上秋成 (さかがみ・しゅうせい=批評家)
 ◆新刊紹介=佐藤洋二郎著『島の文学を歩く』(書肆侃侃房=かんかんぼう)
   /本橋哲也著『思想としてのシェイクスピア—近代世界を読み解くキーワード50』(河出書房新社)


■7面
 ◆連載=活字シアター<第371回>
      ◎上州文化の育成に貢献した書店「煥乎堂」の巻<第5回>  ※「煥乎堂」サイトへ 

■8面
 ◆連載=元気に、出版。出版、元気に。/塩澤実信/出版社「めるくまーる」

          「精神世界の鉱脈を発掘するピュアな出版—『リトル・トリー』など」(しおざわ・みのぶ氏=出版評論家)

 ◆おしらせ=「週刊読書人」主催<第5回>中森明夫・宮司真司 公開トークイベント
        ☆中森明夫著『アナーキー・イン・ザ・JP』(新潮社)刊行を機に~
        /9.30日18:00より  /於:東京堂書店神田本店(東京・神保町)/要予約 /参加費用:500円 
        /お申込み:週刊読書人 ℡.03-3260-5791、Fax.03-3260-5507
 ◆受賞=第9回・小林秀雄賞、新潮ドキュメント賞 受賞作決定(財団法人新潮文芸振興会主催)
       <第9回小林秀雄賞>加藤陽子氏『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(朝日出版社)
       <第9回新潮ドキュメント賞>熊谷晋一郎氏『リハビリの夜』(医学書院)

<今週の書評>

 

著者・書名・出版社・評者

■4面 思想・学術
 ◆吉澤誠一郎著『清朝と近代世界 19世紀— シリーズ中国近現代史(1)』(岩波書店)
                               /伊東貴之(国際日本文化研究センター/総合研究大学院大学教授)
 ◆中村秀之著『瓦礫の天使たち—ベンヤミンから<映画>の見果てぬ夢へ』(せりか書房)
                                 /港 千尋(写真家・批評家・多摩美術大学教授)
 ◆ヴィクトル・ザスラフスキー著『カチンの森—ポーランド指導階級の抹殺』(みすず書房)/寺山恭介(東北大学准教授)

 

■5面 芸術・文学
 ◆車谷長吉著『車谷長吉全集 全三巻』(新書館)/富岡幸一郎(文芸評論家)
 ◆野崎六助著『捕物帖の百年—歴史の光と影』(彩流社)/末國善己(文芸評論家)

 

■6面 文化・読物
 ◆ヌート・レヴェッリ著『ふたつの戦争を生きて—ファシズムの戦争とパルチザンの戦争』(岩波書店)/上村忠男(思想史家)
 ◆米山 勇監修、伊藤隆之撮影『日本近代建築大全<東日本篇><西日本篇>』(講談社)/瀬尾真志(エッセイスト)
 ◆植村八潮著『電子出版の構図—実体のない書物の行方』(印刷学会出版部)/田中 栞(編集者)
 ◆永田浩三著『NHK、鉄の沈黙はだれのために— 番組改変事件10年目の告白』(柏書房)/小中陽太郎(評論家)


 <次週予告>

   ◎9月3日号/特集 :対談 岩田正美氏・岩崎晋也氏 

          /岩田正美監「リーディングス 日本の社会福祉」全8巻(日本図書センター)刊行を機に~

            (8頁・定価260円)        ※本紙は号数の日付と発売日を同じに改め、発売しております。

 
風来

hurai_hyoshi.jpg  文藝春秋の元編集者で、現在は松江市の観光文化プロデューサーをしている高橋一清(かずきよ)氏が『季刊文科』(鳥影社)に連載している「作家魂に触れた」の第6回(49号)は、今年亡くなった井上ひさし氏について書いている
▼この回の大部分は、1990年8月8日から11月22日にかけて、井上氏と高橋氏との間に交わされたファクシミリによる文通のやりとりを再現しており、異色のドキュメントとなっている

▼高橋氏は1990年6月、「別冊文藝春秋」の編集長となり、同誌に連載中だった井上氏の『東京セブンローズ』の担当を引き継ぎ、長らく中断していたこの作品を完成させるために苦労した。その様子を手紙は生々しく伝えている

▼たとえば、1990年8月20日20時23分の井上氏の手紙の一節。<今、必死で筋立て(プロット)作業中です。午後十時から書き始めます。明日中にはぜひとも!と決心しております。三時間おきに自動的に送稿いたします。なにかありましたら、仕事部屋にお電話します>

▼これに対する同日20時50分の高橋氏の手紙。<お知らせ有難うございました。いろいろな仕事をしながら、ご送稿をお待ち申し上げます。始まりの前のおちつかぬ状態、お察し申し上げます。思い切って乗りこえて下さい。いいお仕事です。つづきを多くの読者も待っております。では、入稿を心待ちにします>

▼こんな具合に再会された連載だが、194、195、196号は戯曲執筆のため、休載となる。「遅筆堂」と自称した井上氏の仕事が、どのように行われたかを示し、作家と編集者の関係を明かす貴重な資料である。

読書人日誌<8月20日~8月26日>
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<8月20日>

★ロンドンに漱石像

 夏目漱石(1867~1916)の渡英110年を記念して18日、ロンドン南西部にある私設の「ロンドン漱石記念館」で漱石像の除幕式が行われた。(読売新聞)
<8月21日>

★森鴎外 自ら献呈文翻訳本「謎」原作者あて

 近代日本を代表する文豪、森鴎外(1862~1922年)が翻訳出版した自著に記した原作者あての献呈が、ドイツ・フランクフルトのゲーテ博物館で見つかったことが21日、分かった。(東京新聞)

<8月23日>
★中国の電子書籍に日本の出版物配信 

 出版などの企画制作を支援する「クリーク・アンド・リバー社」(東京、C&R)が、中国の電子書籍端末製造・販売大手の「漢王科技」と業務提携したことが22日、明らかになった。今秋にも、中小の出版社や個人の作品を中心に、中国で電子書籍などとして配信する計画だ。(読売新聞)

<8月24日>
★「1Q84」の着想9・11からも 村上春樹さんオスロで講演
 ノルウェー・オスロの文化施設「文学の家」で23日夜、作家の村上春樹さんが講演した。「1Q84」の物語を思いついたきっかけの一つに米9・11同時多発テロ

があったことや執筆の様子などについてジョークを交えて語り、立ち見の客ら800人が「村上ワールド」に酔いしれた。(朝日新聞)

<8月26日>
★東大版「白熱教室」
 「正義の哲学」で知られる米ハーバード大のマイケル・サンデル教授の特別講義が25日、東大・安田講堂であり、日本人学生ら約千人と、生命倫理や収入格差

をテーマに白熱した議論を交わした。(東京新聞)

★綿矢さんの単行本 同時に電子書籍発売

 作家の綿矢りささんの新刊「勝手にふるえてろ」(文藝春秋)が28日の単行本発売とほぼ同時に、電子書籍も発売されることが分かった。(毎日新聞)

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