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2010年 2月12号・第2825号

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<今週の特集>

<トップ>

■1・2面

 ◆東浩紀氏独占インタビュー≪批評から小説の世界へ≫
—『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社)刊行を機に—
  
◎批評家・東浩紀氏が初の長篇小説を上梓した—

  

 (あずま・ひろき氏=批評家・哲学者。著書に『ゲーム的リアリズムの誕生』『キャラクターズ』など。)

 

<今週の読物>

■1面

 ◆連載=時代を創ったアーティスト<第175回>/南川三治郎/「荘司 福氏・日本画家」(みなみかわ・さんじろう氏=写真家)

 

■3面
 ◆連載=世界の本屋さん/能勢仁<第38回>バルト三国・ラトヴィア篇— (のせ・まさし氏=ノセ事務所代表)

 

 ◆文学館散歩=「さいたま文学館」(桶川市若宮1丁目)
  —さいたま文学館・収蔵品展「文学館に猫大集合」開催中(3/14まで)

 

 ◆連載=著者から読者へ/荒 このみ『マルコムX—人権への闘い』(岩波書店)
        —「不器用に闘った男の評伝」
■4面
 ◆連載=論潮<2月>/小暮修三 (こぐれ・しゅうぞう氏=東京海洋大学教員)
      —「新しい<安保闘争>構築の可能性」

■5面
 ◆連載=文芸<2月>/坂上秋成 (さかがみ・しゅうせい=批評家)
      —「技法としてのキャラクター」

■7面
 ◆連載=活字シアター<第343回>
 ◎「天下の公器」を信条に良書出版を貫いて90年の巻<第19回>—「大修館書店、『大漢和辞典』の編纂作業」
                         

■8面
 ◆田原総一朗の取材ノート/田原総一朗「この国の最も重要な課題とは」(たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)

 

 ◆イベントのお知らせ=「週刊読書人」主催「田原総一朗氏、公開トーク&インタビュー」
   『田原の眼力(めぢから)』(扶桑社新書)刊行記念
    会場:東京堂書店神田本店6階 日時:2/17日(水)~19時

    出演:田原総一朗、ゲスト:水口義朗(コラムニスト)、司会:植田康夫(本紙編集主幹)
    

 ◆読書界=今井書店グループ・永井伸和氏に聞く—
  ◎今井書店グループ、「本の学校」が第57回菊池寛賞、第3回高橋松之助記念文学・活字文化推進大賞、
    第39回野間読書推進賞・特別賞を受賞した—

 

 ◆受賞=第55回角川俳句賞、角川短歌賞贈呈式(1/22日、東京)

<今週の書評>

著者・書名・出版社・評者

■3面 芸術・文学
 ◆川端有子・こだまともこ・水間千恵・本間裕子・遠藤純著『「もの」から読み解く世界児童文学事典』(原書房)

                                          /西村醇子(白百合女子大学非常勤講師)

 ◆田口章子編『元禄上方歌舞伎復元—初代坂田藤十郎 幻の舞台』(勉誠出版)/黒石陽子(東京学芸大学教授)

 

 ■4面 思想・学術
 ◆合庭 惇著『ハイデガーとマクルーハン —技術とメディアへの問い』(せりか書房)/野家啓一(東北大学教授)

 ◆諸橋泰樹著『「戦後時代」の夕焼けの中で—ポピュリズムとルサンチマンの同時代を読む』(現代書館)

                                               /赤尾光史(明治大学非常勤教員)

 ◆福本和夫著『福本和夫著作集 第9巻—日本ルネッサンス史論』(こぶし書房)/桂島宣弘(立命館大学教授)

■5面 芸術・文学
 ◆山口 基著『三島由紀夫研究文献総覧』(出版ニュース社)/山内由紀人(文芸評論家)

 ◆山下 昇編著『メディアと文学が表象するアメリカ』(英宝社)/早瀬博範(佐賀大学教授)

■6面 文化・読物
 ◆岩切正介著『男たちの仕事場—近代ロンドンのコーヒーハウス』(法政大学出版局)

                                      /髙橋哲雄(甲南大学・大阪商業大学名誉教授)

 ◆上原善広著『日本の路地を旅する』(文藝春秋)/高澤秀次(批評家)

 ◆マークス寿子著『総崩れのイギリス それでも踏ん張るイギリス人』(草思社)/立石弘道(日本大学教授)

 ◆松田 聡著『フィガロの結婚— モーツァルトの演劇的世界』(ありな書房)/長野順子(神戸大学教授)

 

 <次週予告/2月19日号>

  ◎対談=立松和平・黒古一夫  (1月8日対談)
    「『立松和平全小説』刊行を機に—」 (8頁・定価260円)

 
風来

hurai_hyoshi.jpg  テレビ朝日系列で、月曜日から金曜日まで、午後の時間帯で放送されている「徹子の部屋」が2月2日で35年目に入った。この番組は、黒柳徹子さん司会のトーク番組で、毎日、芸能界を中心にさまざまなゲストが出演する

▼第1回の放送が1976年2月1日で、最初のゲストが先頃亡くなった森繁久弥氏であった。以来、延べ約9300人が出演した。中には1人のゲストが数回出演しているので、延べ人数はもう少し減るが、それでも凄い人数である

▼産経新聞1月31日付によると、<番組は生放送ではないが、編集をしない方針を貫き、「言ったことがそのまま伝わる」とゲストの信頼も厚い>そうだ。放送されたものの一部が、朝日新聞社から2巻本で刊行されている▼第1巻には森繁久弥、羽仁進、沢村貞子、萩本欽一、淀川長治、杉村春子、勝新太郎、先代の中村勘三郎、三国連太郎、越路吹雪さんらとの対話が収められ、第1回のゲストである森繁さんの話は、こんなぐあいに始まっている

▼<森繁 ごめんください。黒柳さんのお部屋でございますか。/徹子 どうぞ。黒柳でございます。/森繁<すまして>あなた、お手伝いさんですか(笑)>。気軽な語りから核心へと入り、9000人以上が出演したこの番組は、動く映像による人物データベースともなっている

▼そのため、大物の芸人が亡くなった時に、過去の録画を放送することがあり、活字の追悼記事では伝えられない生前の人柄を教えてくれる。黒柳さんは「区切りよく、50年目まで頑張りたい」(産経)と言うが、達成出来れば、ギネスものの記録となるだろう。

 
読書人日誌(1月23日~29日)
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<1月25日>
◆出版販売2兆円割れ

 2009年の出版物の推定販売額が1989年以来維持していた2兆円を21年ぶりに割り込んだことが、25日、出版科学研究所の調べで分かった。
 書籍と雑誌を合わせた推定販売額は前年比4・1%減の1兆9356億円。書籍は村上春樹著『1Q84』のヒットはあったものの、ミリオンセラーは2点にとどまり、推定販売額は同4・4%減の8492億円、部数も同4・5%減の約7億1781万冊にとどまった。
 また、雑誌の販売額は同3・9%減の1兆864億円と、12年連続のマイナス。販売部数は同6・9%減と14年連続の減少となり、落ち込みも過去最大となった。雑誌休刊は189点と過去2番目に多く、創刊点数の135点を大幅に上回った。(読売新聞)

 

<1月26日>
◆「中原中也」商標登録却下

 山口市が申請していた「中原中也」の商標登録出願について、特許庁は25日までに却下を通知した。併せて、東京の貸金業者が高杉晋作ら3人の名前を商標登録したことに対し、山口県萩市が行った異議申し立てを認め、登録を取り消した。両方とも、歴史上の人物名を商業利用する動きに歯止めをかける狙いで手続きしており、「目的は達せられた」と歓迎している。(毎日新聞) 

 

 

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