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                                                                                              ≪今週の書評   ≪風来読書人日誌 

                                                                      

2010年6月4号・第2841号

2010年6月4日号

<今週の特集>

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 ■1・2面

 特集=「西部邁・長崎浩対談=“六〇年安保闘争”と樺美智子さん没後五十年」 

    (にしべ・すすむ氏=評論家。著書に『経済倫理学序説』『生まじめな戯れ』『焚書坑儒のすすめ』『昔、言葉は思想であった』など。/ながさき・ひろし氏=評論家。東北文化学園大学教授。著書に『動作の意味論』『思想としての地球』など。)
 

  ※本紙関連掲載記/3面
  ◎『樺美智子 聖少女伝説』を刊行した江刺昭子氏に聞く—
  ◎『週刊読書人』が伝えた六〇年安保闘争— <8面につづく>

 

<今週の読物>

■1面

 ◆連載=時代を創ったアーティスト<第191回>/南川三治郎/「マルセル・マッソン/フランスの画家」
                                      (みなみかわ・さんじろう氏=写真家)

■3面
 ◆特集=『樺美智子 聖少女伝説』(文藝春秋)を刊行した江刺昭子氏に聞く—
        —「真の姿を書きとめる—今だから話せること—死因をめぐる謎」

     (えさし・あきこ氏=フリーランス編集者。著書に『女のくせに 草分けの女性新聞記者たち』など。)
 ◆特集=『週刊読書人』が伝えた六〇年安保闘争—/「先駆けは吉本隆明氏—」
      —6・15の「二つの暴力」~この日、もう一つの事件があった—

      ※吉本隆明氏関連本/『吉本隆明が語る戦後55年〈1〉60年安保闘争と『試行』創刊前後』(三交社)

                                                         <8面につづく>
■4面
 ◆連載=論潮<6月>/小暮修三「<情念>の政治と<ふれあい>の実践—<沖縄>と連帯する反安保闘争をめぐって」
                                                (こぐれ・しゅうぞう氏=東京海洋大学教員)

■5面
 ◆連載=文芸<6月>/坂上秋成「足場なき文学に未来はない—現代における環境への意識の重要性」

                                          (さかがみ・しゅうせい=批評家)
 ◆新刊紹介/シェイマス・ヒーニー著・詩集『郊外線と環状線』(2006年、T・S・エリオット賞受賞、国文社刊行)
        /現代俳句協会編『21世紀俳句 パースペクティブ—現代俳句の領域』(日本エディタースクール出版部発売)

■7面
 ◆連載=文芸同人誌評/白川正芳

      ・吉田幸平編著『福沢諭吉の佩刀・甲冑と妻土岐阿錦の系譜考』

      ・松川洋子編集発行『太郎と花木』12号など。  (しらかわ・まさよし氏=文芸評論家)
■8面
 ◆連載=活字シアター<第359回>◎「天下の公器」を信条に良書出版を貫いて90年の巻<第35回>
                                        —「大修館書店の『大漢和辞典』

 ◆連載=元気に、出版。出版、元気に。/森 彰英

       —「読者の心に届く書籍づくりでロングセラーを創出する1万年堂出版のノウハウ<上>」
                                       (もり・あきひで氏=フリーライター)
 ◆連載=田原総一朗の取材ノート/田原総一朗「日米共同声明は何のために」  (たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)

 ◆催しもの=「西洋人が描いた日本特選 西洋古版アジア図・日本図 展示即売会」(6/7~18日まで)

         ◎雄松堂書店・東京本社新社屋(東京都新宿区坂町27 /開館AM9:00~PM5:00)

<今週の書評>

著者・書名・出版社・評者

■4面 思想・学術
 ◆小松美彦・香川知晶編著『メタバイオエシックスの構築—生命倫理を問いなおす』(NTT出版)/品川哲彦(関西大学教授)
 ◆櫻井義秀・中西尋子著『統一教会—日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)/島薗 進(東京大学教授)
 ◆ジャン・ヴァール著『具体的なものへ—二十世紀哲学史試論』(月曜社)/加國尚志(立命館大学教授)
 ◆マクシミリアン・リュベル著、ジョゼフ・オマリー、キース・アルゴージン編訳『マルクスへ帰れ』(こぶし書房)/的場昭弘(神奈川大学教授)

■5面 芸術・文学
 ◆岡本かの子著、外村彰編『撩亂の牡丹—かの子未刊随筆集』(菁柿堂)/原 裕子(岡本かの子研究者)
 ◆谷川俊太郎+和合亮一著『にほんごの話』(青土社)/井坂洋子(詩人)

■6面 文化・読物
 ◆佐高 信著『平民宰相 原敬伝説』(角川学芸出版発行、角川グループパブリッシング発売)/川田 稔(名古屋大学大学院教授)
 ◆饗庭孝男、伊藤哲夫、加藤雅彦、小宮正安、西原稔、檜山哲彦、平田達治著

          『ウィーン — 多民族文化のフ−ガ』(大修館書店)/戸口日出夫(中央大学教授)
 ◆梅原 猛著『葬られた王朝—古代出雲の謎を解く』(新潮社)/三浦佑之(立正大学教授)
 ◆末盛千枝子著『人生に大切なことはすべて絵本から教わった』(現代企画室)/森下みさ子(白百合女子大学准教授)

■7面 思想・学術
 ◆穴見 明著『スウェーデンの構造改革—ポスト・フォード主義の地域政策』(未來社)/渡辺博明(大阪府立大学准教授)
 ◆岩野卓司著『ジョルジュ・バタイユ—神秘経験をめぐる思想の限界と新たな可能性』(水声社)

         /福島 勲(東京大学大学院人文社会系研究科助教)
 ◆レイモンド・ウィリアムズ著『モダニズムの政治学— 新順応主義者たちへの対抗』(九州大学出版会)/近藤康裕(東洋大学講師)

 

 <次週予告>

   ◎6月11日号・特集/「大橋鎭子氏インタビュー」        

    『「暮しの手帖」とわたし』(暮しの手帖社)刊行を機に—書評:椎根和氏
                            (8頁・定価260円/本体248円)

         ※本紙は号数の日付と発売日を同じに改め、発売しております。                 

 
風来

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読書人日誌(5月21日~5月27日)
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<5月21日>
★電子書籍に京極小説

 講談社は二十日、人気作家京極夏彦さんの新刊小説「死ねばいいのに」(同社刊)を、新型マルチメディア端末「iPad(アイパッド)」などに向けた電子書籍としても配信・販売すると発表した。(東京新聞)

<5月22日>

★著作権の新規定「写り込み」OK

 他人の著作物を許可なしで利用できる範囲を定める著作権法の新規定を巡り、文化審議会の著作権分科会は21日、法制問題小委員会が提出した「中間まとめ」を了承した。新規定ができれば、著作物のネット関連の新サービスの開発がしやすくなるなど、著作物を利用する側の便利さが広がる見通し。(朝日新聞)

★RPG仕立て 小学教科書

 ゲーム会社大手のバンダイナムコゲームス(BNG)がプロデュースした小学校の教科書が文部科学相の検定に合格し、来春から学校現場で使われることになった。「教育事業に進出し、子どもたちを楽しませるノウハウを生かしたい」と老舗の出版社・学校図書に持ちかけ、共同制作した。ロールプレイングゲーム(RPG)のような物語仕立てで問題を出題するなど、異色の内容だ。(朝日新聞)

<5月23日>
★遠藤周作 未発表ノート80ページ

 作家遠藤周作(1923~96)の未発表とみられる小説の送稿が、長崎市東出津町の遠藤周作文学館で確認された。「われら此處より遠きものへ」と題され、B5判のノート80ページにわたって青いも字が並ぶ。同館は遠藤の日記をもとに、「海と毒薬」が出版された1958年ごろに執筆されたと特定。22日からノートと日記の公開を始めた。草稿に解説などを加えて刊行し、同館で販売する予定。(朝日新聞)

<5月26日>
★「死後100年出すな」自伝ついに刊行

 「トム・ソーヤーの冒険」などで知られる米国を代表する作家、マーク・トウェイン(1835~1910)が生前に残していた自伝が今年11月から刊行されることになった。出版元の米カリフォルニア大出版会が発表した。「少なくとも死後100年は世に出さぬよう」という本人の遺志を守り、5千ページにわたる手稿が同大バークリー校で大事に保管されてきた。(朝日新聞)

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