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                                                                                              ≪今週の書評   ≪風来読書人日誌 

                                                                      

2010年6月11号・第2842号

2010年6月11日号

<今週の特集>

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 ■1・2面

 特集=「大橋鎭子氏インタビュー」

    —『「暮しの手帖」とわたし』(暮しの手帖社)刊行を機に

     (おおはし・しずこ氏=暮しの手帖社社主。著書に『すてきなあなたに』)

 ◎2面/『「暮しの手帖」とわたし』書評:椎根和氏—

    「今も常住坐臥アイデアを考え続ける社主兼編集部員」(しいね・やまと氏=元編集者)

 ◎6面/ブリヂストン美術館・新収蔵≪サーカスの舞台裏≫公開へ~

 ◎8面/俵屋宗達「松島図屏風」複製が日本へ里帰り~

 

<今週の読物>

■1面

 ◆連載=時代を創ったアーティスト<第192回>/南川三治郎/「ピエール・コルニュー/フランスの画家」
                                        (みなみかわ・さんじろう氏=写真家)
■5面
 ◆新刊紹介=今井写真事務所(自費出版)『今井康夫 写真集 俳優座養成所 卒業生たちのいま』
       ※お問合せ:今井写真事務市/℡.03-3203-9329

■6面
 ◆特集=ブリヂストン美術館(東京・京橋)「印象派はお好きですか?」展開催中(~7/25日まで)
      /特別展示—新収蔵・ロートレック≪サーカスの舞台裏≫公開へ~(6/15日から出品)

 ※招待券プレゼント(申込方法:ハガキに、住所・ご氏名・電話番号をご明記の上、「週間読書人」編集部「ブリヂストン美術館<印象派はお好きですか?>展招待券プレゼント」係まで。「週間読書人」:〒162-0805 新宿区矢来町109) ※締切:7月3日まで!
■7面
 ◆連載=活字シアター<第360回>◎「天下の公器」を信条に良書出版を貫いて90年の巻<第36回>
                                    —「大修館書店の『大漢和辞典』/語彙索引」
 ◆連載=元気に、出版。出版、元気に。

      /森 彰英「読者の心に届く書籍づくりでロングセラーを創出する1万年堂出版のノウハウ<下>」
                                          (もり・あきひで氏=フリーライター)
 ◆連載=図書館/酒川玲子「ランガナタン博士の五法則<第2回>」  (さかがわ・れいこ氏=日本図書館協会参与)

                                                         ※日本図書館協会
 ◆出版メモ=カドカワムック刊行『瀬戸内寂聴責任編集 the寂聴 米寿祝い特別号』(第10号)、
         /角川学芸出版刊行『美は乱調にあり』復刊
         /学術出版会発行・日本図書センター発売『日本人の知性』第1期全10巻

■8面
 ◆特集=俵屋宗達作「松島図屏風」複製画となり日本へ今春、里帰り~

       —作品の原画はアメリカ・スミソニアン博物館・フリーア美術館で門外不出の主要作品として所蔵されている。

        今回、綴プロジェクトにより高精細複製作品となり日本の堺市、祥雲寺へ帰って来た。

 

 ※綴プロジェクト(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)=オリジナルの貴重な文化財の劣化防止、文化財保護等のために京都文化協会とキャノンが2007年に立ち上げた。キャノンの最先端のエジタル技術で撮影・印刷、日本古来の金箔・表装などのと京都の伝統工芸の匠の技の融合により、高精細な複製作品を制作する。現在十五作品が完成。今回の「松島図屏風」は1年以上をかけて再現された。

<今週の書評>

著者・書名・出版社・評者

■3面 思想・学術
 ◆佐々木 力著『数学史』(岩波書店)/高瀬正仁(九州大学准教授)
 ◆二井二美著『留岡幸助と家庭学校—近代日本感化教育史序説』(不二出版)/長沼友兄(長谷川仏教文化研究所嘱託研究員)
 ◆上森 亮著『アイザイア・バーリン —多元主義の政治哲学』(春秋社)/濱 真一郎(同志社大学教授)
 ◆福嶋亮大著『神話が考える—ネットワーク社会の文化論』(青土社)/坂上秋成(文芸評論家)

 

■4面 芸術・文学
 ◆島村幸一著「『おもろさうし』と琉球文学」(笠間書院)/関根賢司(前静岡大学教授)
 ◆田宮虎彦著『寛永主従記(かんえいしゅうじゅうき)』(明治書院)/清原康正(文芸評論家)
 ◆芳川泰久著『村上春樹とハルキムラカミ—精神分析する作家』(ミネルヴァ書房)/中村三春(北海道大学教授)
 ◆柘植光彦著『村上春樹の秘密—ゼロからわかる作品と人生』

         (アスキー・メディアワークス発行、角川グループパブリッシング発売)/千葉一幹(文芸評論家・拓殖大学教授)

 

■5面 文化・読物
 ◆宮崎芳彦著『戦後児童文学史の未解決点』(てらいんく)/野上 暁(子ども文化評論家)
 ◆マドリン・ギンズ+荒川修作著『ヘレン・ケラーまたは荒川修作』(新書館)/松井 茂(詩人)
 ◆米沢嘉博著『戦後エロマンガ史』(青林工藝舎)/高取 英(劇作家・京都精華大学マンガ学部教授)

 

 <次週予告>

   ◎6月19日号・特集/「阿部崇・國分功一郎=対談『二〇一〇年のミシェル・フーコー』

    —『自己と他者の統治』(筑摩書房)、『カントの人間学』(新潮社)刊行を機に~
                            (8頁・定価260円/本体248円)

         ※本紙は号数の日付と発売日を同じに改め、発売しております。                 

 
風来

hurai_hyoshi.jpg 今年は「60年安保闘争」から50年ということで、前号に西部邁氏と長崎浩氏の対談「六〇年安保闘争五十年」と『樺美智子 聖少女伝説』(文藝春秋)を刊行した江刺昭子氏へのインタビュー、それに「『週刊読書人』が伝えた六〇年安保闘争」という記事を掲載した
▼その時、あわせて紹介したいと思いながら、スペースの都合で掲載できなかった本紙の記事を紹介する
▼それは、「60年安保闘争」から5年経った1965年に掲載したもので、その1つは6月14日号1・2面に掲載した作家の舟橋聖一氏と元全学連委員長の北小路敏氏の対談「〝革命の「初心」忘れるな〟」である

▼この対談は、安保闘争時に全学連主流派を指導した共産主義者同盟(ブント)を中心に学生運動を題材にした小説『エネルギイ』(文藝春秋新社)を刊行した舟橋氏と、60年安保闘争時に全学連主流派のリーダー的役割を果たした北小路氏に60年安保闘争から5年の時点で語りあってもらったものである
▼その対談で、舟橋氏はブントによる学生運動は、過去の反体制運動に比べて芸術的であったと語っている。意外な顔ぶれによるこの対談は、今読んでも示唆するものがあるが、本紙は同じ年の8月16日号で草柳大蔵氏と梶山季之氏による対談「ルポライターの見た戦後史」を掲載した
▼この中で、草柳氏が6・15事件について、学生たちを「国会構内になだれこませるような筋書きを描き、なだれこませて、声なき声の会といえども行きすぎである」という判定をマスコミに与える演出をした者がいると発言しているのが印象に残った。
読書人日誌(5月28日~6月3日)
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<5月28日>
★電書協、1万点販売 角川、秋にも新刊

 国内の主な出版社 31社でつくる日本電子書籍出版社協会(電書協、代表理事・野間省伸講 談社副社長)が、加盟社の電子書籍約1万点を、28日から発売されたアップル社の多機能端末携帯「iPad」で販売する。
 一方、角川書店も独自にiPadなどの電子書籍端末に向けて新刊や既刊のベストセラー、ライトノベル、漫画など数十点を、秋にも同時に発売することを決めた。(朝日新聞)

★ソニー・凸版など連携

 ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社は27日、電子書籍配信を手がける共同出資会社を7月に設立すると発表した。年内にサービスを始める。ソニーはすでに欧米で販売している電子書籍端末「リーダー」を年内に日本で発売することも明らかにした。(日本経済新聞)

<6月1日>

★新聞、雑誌iPadに

 ソフトバンクグループのコンテンツ配信会社「ビューン」(東京都港区)は31日、米アップルの新型携帯端末「iPad」向けに新聞や雑誌などの13社の31コンテンツが配信されるサービス「ビューン」を6月1日から始めると発表した。30日間、定額450円で閲覧できる。(毎日新聞)

<6月2日>
★「Book3」は2位

 書籍取り次ぎ大手のトーハンは2日、2010年上半期(09年12月~10年5月)のベストセラーを発表した。単行本、新書などを合わせた総合1位は「バンド1本でやせる!巻くだけダイエット」(山本千尋著、幻冬舎)。村上春樹さんの小説「1Q84 Book3」(新潮社)は2位だった。(毎日新聞)

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