バックナンバー |
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2010年 7月 2号・第2845号 |
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<今週の読物> |
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■1面 ◆連載=時代を創ったアーティスト<第195回>/南川三治郎/「マックス・アゴスティニ/フランスの画家」 —「妖怪へのまなざし—百二十年ぶりの名物講義が復活」 (きくち・のりたか氏=東洋大学教授) ■4面 ■5面 ■6面 ■7面 ・1989年初回配本~待望の完結(編集=松室三郎・菅野昭正・清水徹・阿部良雄・渡辺守章) ■8面 ■9面 ◆出版界=『東京堂百二十年史』刊行—創業120年(今年3/10日)を記念して—6月刊行・非売品 ◆出版メモ=吉川弘文館・歴史百科辞典『国史大辞典』デジタル版をジャパンナレッジで公開(7/1日より) /研究社刊行『<研究社シェイクスピア・コレクション>シリーズ(全10巻)』(訳者・大場建治史) ◆お知らせ=第4回「週刊読書人」主催イベント=「猪瀬直樹氏 公開トーク&インタビュー」/聞き手:植田康夫(本紙・編集主幹) ◆催しもの=国立西洋美術館「ナポリ・宮廷と美 カポディモンテ美術館展」(東京・上野公園、~9/26日まで) ※お問い合わせ=東京国立博物館 TEL.03-5777-8600<ハローダイヤル> |
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<今週の書評> |
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著者・書名・出版社・評者 ■4面 思想・学術 (晃洋書房)/鈴木順子(明治学院大学非常勤講師)
/緑 慎也(ラーター) |
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<次週予告> |
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◎7月9日号・特集=姜尚中氏インタビュー/初の小説作品『母—オモニ』刊行を機に— ◎東京国際ブックフェア特集 (12頁・定価300円/本体286円) |
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※本紙は号数の日付と発売日を同じに改め、発売しております。 |
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風来 |
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▼その前田氏は早逝されたが、仕事は若い研究者に受け継がれている。たとえば、前田氏は『文学テクスト入門』や『都市空間のなかの文学』(共に筑摩書房)などの著書で、テクスト論の方法を用いた都市論的アプローチによって、文学研究に新たな領域を招いたが、その業績が、前田氏亡き後、さらに深められようとしている |
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| ▼最近刊行された佐藤義雄氏(明治大学文学部教授)の『文学の風景 都市の風景—近代日本文学と東京』(蒼丘書林)は、その一つである。この著書は、<都市>のテキスト、都市空間を歩く、<引用>の織物としてのテキスト、というぐあいにⅢ部で構成されている | ||
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▼都市はそれ自体ひとつの表現主体であり、表現媒体なので、発信する都市自体の構造や表現媒体としての都市を考究することも文学研究の重要な領域にな るという認識に基き、論考を展開している。そして作家の生の軌跡としてのテキストを、作家によって生きられた空間としての都市を媒体にして読み解く |
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| ▼その結果、佐藤氏は永井荷風の『濹東綺譚』を、作品の舞台となった寺島という町の迷路の空間をキーにした探究によって、ユートピア小説であると論じてい
る |
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| ▼また中野重治の『むらぎも』は、小石川の空間が作り出す「政治性」を感受性のレベルで表出していると論じ、従来の作品評価にも影響を与える刺激的な文学テキスト論となっている。 | ||
読書人日誌(6月19日~6月24日) |
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<6月20日> 護憲を訴える「九条の会」の呼びかけ人の一人で、4月に75歳で亡くなった作家、井上ひさしさんを追悼する講演会が19日、東京都千代田区の日比谷公会堂で開かれ、約2000人が参加した。(毎日新聞) |
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<6月22日> 新潮社の青年向けマンガ誌「週刊コミックバンチ」が8月27日発売号で休刊することになった。同社によると、後継となる自社編集の月刊マンガ誌を12月にも創刊するという。(朝日新聞) |
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| ★紀伊国屋書店も参入
書店大手の紀伊国屋書店は21日、電子書籍販売事業を今年9月から始めると発表した。米アップルの新型マルチメディア端末iPad(アイパッド)や携帯電話iPhone(アイフォーン)向けに、同書店のアプリケーションを通じて文芸書などを配信する。(毎日新聞) |
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<6月23日> 電子書籍の流通促進のためのルール作りを検討してきた文部科学、経済産業、総務の3省による懇談会が22日、報告書をまとめた。国立国会図書館が出版社などと連携し、蔵書の全文検索サービスの実験を始める方針を打ち出した。(朝日新聞) |
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前田愛氏の『近代読者の成立』(岩波現代文庫)を単行本で読んだ時、音読から黙読へ読書スタイルが移行することで、明治時代の人々の意識がどのように変わったかを論じた文章に強い感銘を受けた記憶がある

